テキストと朗読2
白いねこのかわい いねこです。
朗読リレーは読み手としてばかりでなく、「書く」というチャンスもくれました。
以前も書きましたが、今世紀最大の勇気を振り絞って読み手として立候補した際、ど
この馬の骨高わからん、実は猫なんだけど・・の私に、今井先生がTwitter上で「オ
リジナルで」という回答を下さいました。
Noteで掲載されていた「正調膝枕」をはじめ、数々の面白げな外伝たちは一部のレジ
ェンド様たちの聖域で、私のような猫畜生は自分でなんか作れという意味だと思い、
かなり焦りました。
いやー、どうしようかどうしようか(冷や汗)
私はお話なんて書いたことないぞ!!
そこで苦肉の策でよくわからん二次創作を書いた。
先生は原作でという意味で「オリジナル」とおっしゃったのに、いきなり誰にもささ
らないような、他の二次創作とは明らかに毛色の違う作品をぶち込んできた変な動物
にドン引きしたことと思います(汗)
その後直接お話しする機会をいただき、私のスーパー勘違いが発覚。
「膝枕がでてくればなんでもいいです。」というお言葉に救われました。
私もクラハあらしではない事をわかっていただけてぼっとしました。
その後も先生方の広いお心に胡坐をかいて、アニメネタを書いたところ、アニメの声
まねをやっているプロの方が脚色して読んでくれました。
自分のヘボい作品をプロの方が読んでくださるなんて何たるサプライズ、何たる感動
!
とても楽しく聴かせていただきました。
所で、私もアニメ好きなので、書いている時はアニメキャラや声優さんのボイスをイ
メージして書いていました。
でもいったん人の手に渡ると、その人がとらえるイメージが自分とは違うのに驚かさ
れました。
声まねの方もアニメ好き。だから○○に出てくるキャラの○○のイメージと説明して
もらうと、お互いツーカー。
いやー、こっちのアプローチもありじゃん!?
特にお上手なお二人だったので、これはこれで新たな世界観を見せていただきました
。
私のような猫風情が何を言うかとせせら笑われそうですが、自分の作品を他メディア
化される作家ってこんな気持ちなのかなと思いました。
素人でも、好きな小説やコミックが映画やアニメになるとき、俳優や声優のイメージ
がぴったりだとか違うとか言いたいこと言う感覚と似ているのでしょうか。
会社が自宅待機になって1年以上。
このままでは「在宅寝たきり盲人」がただのネタではなくなってしまいそうだったの
で、何か自発的にアウトプットしなければとNoteを始めました。
画像もないし、目を引くようなレイアウトとかもわからないし、誰かに読んでもらう
というよりは、自分の脳トレのつもりでした。
それまでは面倒くさいので、文章を書くと言ったら、会社に提出する言語名良意味不
明な文章くらい。
それが会話の行き違いから、期せずして新しい扉が開いてしまった。
どんな時でも、なんとなくでも前に進もうとすれば、謎の化学変化が起きたりする事
があるもんなのですね。