見えなくても助けてもらえばいいじゃん
先日以下のような本が紹介されていた。
新刊なので、まだ点訳も音訳もされていないので当然未読である。
「盲目とは、単に視覚がないということ、それ以上でもそれ以下でもない」|じんぶ
ん堂
https://book.asahi.com/jinbun/article/14378276
『ハーバード大学法科大学院初の盲ろう女子学生の自叙伝で、エイブリズムに対して
障碍者の権利を守る弁護士女性の著書である。
その紹介文に「障害者は人に助けを求めるエキスパート」とあったがモブ盲人かわい
にはそれは、チート障碍者の異能力としか思えないのである。
概して人は頑張っている人には助力を惜しまない。
SNSでもこの人はがんばっているからフォローしようとか、クラウドファンディング
に協力しようと思う。
手を貸す方も手を貸すことによって相手の努力や目標に到達するための一助になった
ことにカタルシスを得ることができる。
助力を受ける側も助けてもらう事によって目標に近づけるのでお互いウィンウィンな
のである。
ろう盲の弁護士さんの場合はこちらのケース。
自分も頑張るけど、周りのみんな彼女のために頑張ってくれる。
でも、ほとんどの障碍者は、ただ、いろいろできないだけの普通の人たちである。
それに、障害の有無とは関係なく、人とうまくコミュニケーションを取れる人とそう
でない人がいる。
正直私はどこまで何を誰に頼んだらいいか最適解がわからない。
同じことを頼んでも、いやな顔しないでやってくれる人とそうでない人がいる。
「頼んでくれればいいのに」の具体的な範囲がわからない。
基本的には有料のヘルパーさんにお願いすることにはしているが、ヘルパーさんは時
間が決まっているし頼んでいい事と頼んではいけない事が決まっている。
直接姓名に関わらない。電気の交換とか植木の水やりとかは頼んではいけない項目だ
。
このように細かく、やってもらっていい事悪い事が厳密に決まった背景は、ヘルパー
さんに何でもかんでもやってもらおうとするモンスターユーザーがいたからみたいで
ある。
いや、それより何より、、読んでもいないのに文句つけるなよ、自分!!
ハーベンさん、ごめんなさい。
朗読図書ができたら絶対読むから。
そして、やさぐれ盲人かわいにも、人に助けを求めるエキスパートへの一歩を踏み出
す勇気を下さい。