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20-21 前半戦 振り返り

どうも、前回から垢変をしたぬーこです。
これから何回かに分けて前半戦の各々の寸評をしながら今後に向けての展望に繋げていきたいと思います。今回はGK,DFの選手を見ていきます。基本的には印象論なので意見の一致不一致があるのはご了承ください。


まず、GK

ロリス

あんまり言うことがないですね。昨シーズン怪我から帰ってきてからストッパーとして益々磨きがかかって、一点物のピンチを救う超反応セーブや、バス停めをするにあたって対応することが多くなるであろうミドルシュートにも落ち着いて対処するなど、申し分ないセービング能力を発揮しています。ハイラインの後ろをカバーしてたポチェの頃に比べて前に出なくなったことにより非常に息が長い選手になるのかなと思ってます。後半もチームを後ろから引っ張ってくれることでしょう。

ハート ガッザ二ーガ
今夏、控えGKとして加入したハードですが、現状ガッザニーガを置いて2番手に位置しています。キーパーとしての能力でガッザニーガより優れていると言うよりかはメンタリティ的な意味合いが多いのという印象をもっているサポが多いのではないでしょうか。個人的には引いて守った時の安定度はガッザ二ーガよりハートの方があると思われます。もちろんハートも不意に撃たれるミドルは得意ではない印象を受けた。一方ガッザ二ーガですが、こちらは昨シーズンを見る限り難しいシュートは止めても…っていうイメージがあるため、バス停めには向いてないと感じました。とはいえ、昨シーズンの気を吐くプレーには感じるものがあったので、もう一度彼に活躍する場があればと思います。


続いて 最終ライン

ダイアー
モウリーニョスパーズにおけるバス停めサッカーにとって欠かせないピースとなっているのがダイアーです。正対した1体1では無類の強さを発揮し、放り込んだようなクロスに対して何度も弾き返す姿が印象に残りました。ただ、縦横に関わらず背後を取られやすいのが弱点として挙げられます。 縦に関してはがっちりブロックを引くという対策がなされているのでなるべく正対するような場面を作れていますが、サイドが抉られた時にダイアーの背後で合わせられて失点という形が記憶に新しいと思うのでそこを「チームとして」どう改善していくかが後半戦の期待でしょうか。あとは安易なパスミスはマジでやめてくれ。でもダイアゴナルのロングフィードは狙って欲しい。

アルデルヴァイレルト

トビーは前半戦の前半こそダイアーと双璧を成してましたが、シーズンが進むにつれ出場機会が減っている印象です。ただ、能力的に序列を下げたのではなく相手のFW陣の兼ね合いによって使い分けた結果としての現状だと思われます。例えば、こう言っちゃなんですが、前線に脳筋が多いウルブスに当たる時は同じくフィジカルで優位性をもつサンチェスを対峙させたほうが守備タスクを全うできる、といった感じです。一方、動き出しで脅威となるレスター、リヴァプールなどとあたる時はトビーの方が使われる、という想像をしています。

サンチェス

前半戦こそベンチを温めることが多かったサンチェス。最近でははっきりと守備タスクを与えられて出ている印象があります。身体能力が高く、対人は強いのですが脇が甘かったりよく外につられてその背後が取られやすかったり(これに関しては戦術的について行く、行かないがあるので本人だけの責任ではない)など崩しのポイントとして狙われやすい印象です。この特徴を上手く利用するならやはり3バックの右で広い守備範囲を担うのが個人的はいいのかなと思います。

ロドン

今のところカップ戦が、主戦場となっているロドン。チェルシー戦、ブレイズ戦ではスタメンに抜擢されるなどリーグに関してはちょっとずつ慣らしていっている印象です。まだサンプルが少なく、善し悪しが判断できかねますが、今のところブロックやタックルを見ている限り、バス停めをする上で悪目立ちするような弱点はなさそうです。彼の戦術的パーソナリティとしてドライブができるCBなのですが、持ち上がった後にこれまたパスミスがあるのが気になります。これからもうちょっと見ていきたいです。

タンガンガ

昨シーズン、マネを圧倒したことにより1v1の強さを知らしめたタンガンガ。
怪我により、今季ほとんどプレーを見ていませんが。後半の巻き返しに期待したいです。

デイヴィス

4バックの左SBとしてはレギロンの後塵を拝していますが、3CBの時の左ハーフバックとしては強烈なパーソナリティを発揮しています。ディフェンダーとしては身体能力で劣っているが粘り強く食らいていくのが彼の特徴です。攻撃時には鋭い楔や効果的なオーバラップを見せるなど、賢いプレーが光りますがたまに大きなミスをするのが気になります。また、ブレイズ戦のようなハーフバックのオーバーラップは後ろが重くなりがちな3バックを活性化させる良いオプションだと感じたので3バックはこれからももっと見ていきたいです。

レギロン

今夏、レアル・マドリードから加入したレギロン。個人的には長期的には獲得するプランがあったのかもしれないが今季とる予定はなかったのかな?という選手です。というのも、モウリーニョが夏のどっかの会見でセセニョンを使っていくよって言うコメントをしてたのが引っかかりました。PSMも3バックが多くWBとしての起用が増えるのではないかとみていました。これは後述のドハーティにも言えることなんですが。レギロン本人に話を戻して、持ち前のトップスピードを攻守に活かし攻撃時には内外問わず駆け上がっていき、「合わせるクロス」を上げ、守備時はマッチアップした相手の縦方向への突破を無効化してくれます。たまにボールを持っている時にスピードが制御できていないのか、ミスタッチが多い印象を受けました。ポテンシャルは間違いなく高いので後半も期待したいです。

オーリエ

オーリエはドハーティの加入によって、競争意識からかプレーの精度が向上し今のところスタメンの座を貰えているように感じました。オーリエの良さは単独でも高い身体能力を活かして大外でも1人戦えるところにあると思います。また、フィジカルが先行しているイメージが着いていますが何気にトリッキーなこともできるので右サイドからの崩しにおいては案外重要な選手かもしれません。また、サイドバックの選手にしては得点パターンが豊富ですね。しかし軽率なプレー、ファールが多くそのファールから失点という流れが何回かあったのでそこら辺はどうにかしてくれって感じですね。

ドハーティ


今夏ウルブスから加入しました。前述(レギロン)の通り3バック化する上での補強になったと見ているので、4バックだとオーリエが序列で前をいき、結局オーリエもWBがこなせるのでここのところ出番が少ないかなっていうイメージです。さらにサイドバックカウントされたタンガンガが4バックの時には競争相手になるのでかなり熾烈なポジション争いになっています。そんなドハーティの特徴はなんと言ってもランニングです、大外から斜めにえぐっていくランニングは相手の守備を混乱させファイナルサードでは同じようにゴールを狙う動きをします。オーリエとはまた違った方法で相手ゴールを襲います。こちらは全くタイプの異なる2人なのでフィットしてからの使い分けが楽しみです。

今回はここまでにしておきます。次回はMFからやっていきます。自由気ままに書いていくのでお待ちください。

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