つれづれ…なるままに。56。
タイトルのとおり、日々の思い付く事や、思い出話を、つらつらと書いている日記です。
今日は調整のための休みです。
年間の雇用時間が決まっているので、年度末に向けて時間調整をしないと、ボランティアで働くことになるので、
それは嫌なので休みます。
私はボランティアという言葉が、日本では間違った方向にむかっている事が心配です。
ボランティアは「時間的に余裕のある人がやってもいいし、やらなくてもいい」という立場でやることと、考えています。
以前、海外在住経験のあるボランティア仲間の方が「海外は教会が主催したボランティアなんかが多い」といったお話を聞きました。日本では、そうはいかないのでしょうが。
実は
私は学校図書館ボランティアから、仕事にしたんです。
ボランティア時代に「ここまでボランティアでやるの?」と疑問に感じて、相談した方に「司書資格を取ったほうがいいわよ」とアドバイスを受けて、資格を取り、今に至ります。
薄給ですが、仕事です。
当時は、
正直「お金も貰えないのに、ここまでやるのって…なんか嫌だな」と思ったのが本音です。
ボランティアは「奉仕活動」です。
時間とお金に余裕があれば「奉仕活動」は良いことだと思います。
ですが、授業単位の代わりにとか、半ば強制的に「奉仕活動」させられるのは、違うと思うし、少し怖いです。
あと、ボランティア活動を「やってやっる」というドヤ顔する人が多いこと。
ボランティアしたことも、してる人達と一緒に仕事をしたこともありますが。
「~してあげてるのに」
「いいと思ってやっているのに」
「好きにやっているんだから」
…なんというか。
押し付けがましく、自分が「わざわざ時間を使ってやっているのに」と主張すること事態、もうボランティアじゃなくなってます。
ボランティアってなに?
というところまで、考えを見直したほうがいい時期が、きたような気がします。
あと「有償ボランティア」という謎の言葉が、非正規雇用と変わりがない、という実態もある学校図書館業界です。
何とかしなくちゃいけないと思うんですけどね。
業界が複雑なので、難しい問題です。
行政と民間企業と無償教育が絡んで、こんがらがっています。だから「ボランティア」という言葉が、便利に使われるのかもしれません。
ここの桜並木は綺麗なんですが、まだまだ先になりそうな寒さです。
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