つれづれ…なるままに。255。
【学校図書館と図書館だより】
毎月、図書館だよりを出しています。
たまに、驚かれることがありますが、以前いた自治体では、児童(生徒)向けと教員向けと毎月ふたつ出していたので、今は楽なほうです。
毎月となるとネタに困るときもあります。
内容は
・お知らせ→夏休み、冬休み期間の特別貸出の開始日や冊数。返却のお知らせなど。
・本の紹介→新刊が入ったときや、季節や行事などにあわせて、学年にも考慮して3冊から5冊くらい。これはオリジナルで書きます。
・図書委員会からのお知らせ→イベントなど。
・図書館や本についてのミニ情報
これぐらいの内容です。
『図書館や本のミニ情報』は、例えば分類についてザックリ「こんなふうに分かれてます」
ぐらいで充分です。
あと、講演会へ行った時「これは使える!」と思ったものを簡単にまとめます。
(いろいろ不都合もあるので具体的な固有名詞はあまり出しません。また困った時ぐらいにしか書きません…)
図書館系の雑誌などから(出典は明記して)もできますが…やはりいろいろな面で気を付けます。
あと、クイズなどは多摩都立図書館の資料をお借りして(許諾はとりました)使ったり、オリジナルでクイズを作ったりして載せることもあります。
外部に出す広報資料ですから、必ず管理職の決裁は通します。これは大事です。
あと、保護者も読むことを前提にして、片寄らないような配慮もします。
(極端に絵本ばかり紹介したり、また逆も問題アリです)
案外、なんとか内容は埋まります。
イラストは、私は手書きです。変なところから拝借すると、後々…面倒なことにもなりかねません。しかし、何もないのも寂しいものです。
オリジナルか、図書委員会の企画で描いてもらったりします。
図書館だよりは、確かに面倒な仕事に感じる人も多いようですが、テーマを決めてしまえば良いのです。
あと、自分がいる図書館にどんな本があるか?どんな特集が組めるか?など、わずかに空いた時間などにザッと考えてメモをとっておくと良いでしょう。
いつか、役に立ちます。
自分の図書館の本は、なるべく読んでおくことも大事です。絵本から分類ごとに「なかなか動かないなあ」という本がわかります。
いい本なのに!
そんなとき、図書館だよりで宣伝すると良いです。
配られた図書館だよりを持ちながら
「この本、どこにありますか?」
と、子どもがやってきたら(心の中で)
「やったね!」
と、叫んでいます!嬉しい瞬間です。
コツコツと積み重ねる仕事のひとつですが重要な仕事でもあります。
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