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つれづれ…なるままに。157。

【学校図書館の細かいtechnique】

☆バーコードラベル装備・ブックコート装備をしている学校図書館の場合です。

クラス団体貸出しをするとき、子どもが間違えて、必要な本を返してしまう!ということが起こります。
まだ、使っている子どもがいたりすると「ない!ない!」と大騒ぎです。

それを防ぐために、特別なラベルを貼ります。

団体貸出しは、できれば纏めて返却をお願いしています。
その単元が、完全に終わるまで貸出し状態にします。
しかし、誰かがうっかり返してしまう。
それを防ぐため、Excelで、いくつかのラベルを作っておきます。

例えば
「この本はクラスでよんでください」
→これは、授業ように使います。

「この本はとしょしつでよんでください」
→新着本を一定期間、貸し出さないで、皆が「こういう本が新しく来たんだ」と知ってもらうためです。展示をして、中を見てもらうために貼っておきます。
「図工室」「家庭科室」
→専科の先生が利用する場合、クラブなどで使うときに必要になります。
「学級文庫」
→バーコードラベルを隠すために、除籍した本をクラスに渡すときに貼ります。

などなど…。

背ラベルに貼るものも、特に「別置」の場合は
「宮沢賢治」
「レオ=レオニ」
「まんが」

などなど…。

これは、Excelでひな型を作っておけば、いろいろ使えて便利です。

でも…


「どうやって貼るの?」
「はがすとき面倒くさいじゃない」
「貼ることが、大変」

となります。
はい、細かいテクニックのひとつです。

ラベルをラベルタイプのブッカー、普通のブッカーでも良いですが、1ヶ所だけ角を三角に折り込みます。
その状態でバーコードラベルの上に、隠すように貼ります。

はがすときは、三角に折り込みをした部分つまみ、引っ張りながらはがします。
ブックコートをした本に限りますが、キレイにはがせます。
気持ちいいので、はがす作業は子どもたちに手伝ってもらいます。
「ベリッ」といい感じの音が楽しく、子どもたちが、やりたがる仕事です。

貼る作業は、先生が「いつまでに欲しい」と言われて、時間に余裕があれば、休み時間の間にできます。
だいたい10分あれば、20冊はいけます。


そのためにラベルは常備しておきます。

いろいろは、必要ないのですが『うっかり貸出し・返却』を防ぐため、こんな工夫はいかがでしょうか?

あっという間にアジサイの季節です。
雨の日は、学校図書館は…賑わっていますか?

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