つれづれ…なるままに。197。
【学校図書館と図書委員会】
学校では、委員会活動があります。
放送委員会と図書委員会は、なぜか人気があるようです。(または、少しめんどくさいタイプが集まります。)
図書委員会の魅力(だと思っている)のひとつに
『ピッ』ができる!(バーコードリーダーが使える)と思っているようです。
しかし、うちの学校では、私がほぼ毎日いるので
『ピッ』はやらせません!
過去にいろいろ大変なこともあり、なかなかうまく対処できないのが現実です。
そこでモチベーション落ちるタイプもいますが、最近は「できない」という情報が浸透したらしく、そこに不満はないようです。
今はどちらかというと、
堂々と、図書室にいられる!という魅力が大きいようです。
なかなか、図書室に来られない、高学年の本好きが「委員会の仕事だから~」といって休み時間にたむろっています。私を含めてですが。
何が流行ってるか?というような話から、先生や家族の愚痴まで…いろいろお喋りしています。
いいのか?そんな委員会で?
いいんです。
年に一度くらいのイベントのために、みんながワチャワチャやったり、新しい本はどんなのがいい?とか話したり、あれが面白かった、良かったなど…ゆったりのびのびしています。
少しオタクの集まりに似ています。
そんなにコアじゃないけど、イベントの準備をしたり、得意分野を活かしたりして楽しんでいます。
ただし。
図書館員としての注意は最初に厳しくします。
・友達や他の人の借りている本については誰にも話さない(個人情報流出の心配や守秘義務についてです。)
・言葉使いは丁寧に、低学年が困らないように(ボランティア精神と品位を保つため)
ぐらいです。
図書委員会は、基本真面目に取り組むタイプが多く、わりと楽しく仲良くやっています。
ただ、その舵取りをやるのが
学校司書なんです。結果として。
「こんなことやりたーい」と言い出しても
(段取りとか考えていない)となると
「じゃあ、いつまでにこれやって、当日は誰が何をやる」というところまでは小学生には無理なので…結局、現場の私が半分は仕切ります。いや、ほとんどの時もあります。
最終的になんとかなれば、いいんです。
結果オーライということで。
なかなか、学校司書が毎日いないと、子どもたちだけで貸出し・返却をしなくてはならない場合もありますが。
うちは、委員たちには毎日『書架整備』をしてもらっています。あとは簡単な栞を作ったりしてます。
委員会は、のんびり楽しければ良いと思っています。
小学校の良い経験となれば、ひとつ大人になったような気持ちにもなるのではないかと、私としては考えています。