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つれづれ…なるままに。90。
学校図書館で働いている私の「学校図書館の地味な仕事」について、少し、書いてみようかと思います。
学校図書館とは、みなさんが「図書室」という場所です。「学校図書館法」というのもあります。図書室は、場所を意味しています。家庭科室、理科室、図工室などと同じように、地図上では「図書室」です。
学校図書館は、機能を伴う場所です。専門の司書がいて、貸出し・返却処理のほか、調べものの検索、本の修理、季節にあわせた展示など、仕事は、ほぼひとりで行います(ボランティアさんがいるところも多いとは思いますが)
さて、地味な仕事①(図書館システムがある場合前提です)
名簿チェック…これは、まず前年度の転入生の仮バーコードナンバーを除籍します。
これをしないと、次学年に上がったときに、改めて割り当てられるバーコードナンバーとダブってしまい、現在の学年に残るので除籍作業をします。
新年度、新しいクラスごとの名簿がシステムに入ったら、プリントアウトして誤字脱字のチェック。正式な漢字表記が難しい場合や、読み方が不明な場合もあり、ひとつひとつ見ながら直せるものは修正して、不明は担任に確認してもらうためチェックを入れます。
ハッキリといって地味です。
ぶつぶつ…呟きながらのチェックです。
濁音が濁音じゃないかまで確認します。
一旦、クラス担任に回して回収して、また修正です。
4月1日?以降に転入した場合は名簿に上がらない。でも出席番号の間に入っていると、後半の全部をずらします。
地味です。でも、これをちゃんとやらないと新学期が始まりません。
あと、名前を呼び間違えると、子どもは怒ります。はい!何度か経験しました。ごめんなさい!
そりゃ、そうですよね。
大事な自分の名前を、間違えられなら不愉快です。わかります。
でも、かなり微妙なお名前が多いんです。
「う」が入るか入らないか、「ん」が入るか入らないか…などなどです。
名簿チェックは、まず最初で大事な作業です。
地味ですが。
私はといえば、なんかすごい、積ん読状態です。