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育休明けのモヤモヤ、本当にやりたいこと迷子、徹底的な自己分析をプロに協力してもらって人生のビジョンを明確にするまでのお話し【ポジウィル体験談】

産休・育休が明け、2年ぶりの職場復帰。
時短という制限の中、なかなか仕事に貢献できていない。私がいてもいなくても大して変わらない状況。そのことに罪悪感も感じるし、求められないことに不安も感じる。

自分には何ができるんだっけ?
どうすれば頑張れるんだっけ?

自己肯定感はだだ下がり、ライフステージの変化とともに人生の優先順位の変化も相まって、やりたいこと迷子…

自分の人生どうしていきたいんだっけ?

モヤモヤしているのが嫌で、何に向かっていけばいいのか人生の指針を決めてしまいたい思いで、意を決してポジウィルトレーニングに申し込み、前向きに、明確なビジョンを持てるに至るまでのお話を書きます。

ライフステージの変化とともに同じように悩む人がいれば、何か参考になれば嬉しいです。


育休明けの心のモヤモヤ

新卒から育休期間も含めたら7年間在籍する現職。
産休前は自分がプレゼンした企画で新規事業立上げ~運営まで携わり、仕事に全振りでがむしゃらにやっていました。

やりがいもあったし、貴重な経験をさせてもらっている自覚もあった。周りの人にも恵まれてたくさん助けてもらい、本当に苦しいときもその人たちへの恩義でもうひと踏ん張りしてきた。

子どもが生まれても働く気はあったものの、「以前と同じようにできるのか?」とはずっと考えていました。仕事は続けていきたいけど以前までのような仕事全振りはできない。私自身が子どもに寄り添う「心と時間の余裕」を確保していたい。

なんとなくモヤモヤを抱えたまま、とはいえ、これまで在籍していたやりやすさと、時短などの制度もあることから、ひとまずは現職に復帰することに。

てっきり以前までの部署で同じ上司の元に戻ると思っていましたが、以前とは違う、けれどもまた新規事業開発の部署で復職。
上司も同僚もほどんど初めての方ですが、仕事内容は興味深く、新しいことができるのはワクワクしていました。

新規事業の初期企画段階にはあるあるかと思いますが、実際にはなかなか企画がまとまらず、なかなかGOが出ない足踏みの日々。

上司や同僚はそれぞれの得意分野やこれまでの経験から、様々な案や意見を出すけれど、私は2年間のブランクもあり私の中の情報は2年以上前のものになっていて何も意見を出せない。私には新規事業立上げの経験が1ケースあるだけで、何かの専門性を持っているわけではない。
キャリア・経験ともに積み重ねてきた周りの方々に私から言えるようなアイディアはない。

何も貢献できていないことを自分でも自覚する中
1人の上司からは「何もやってない」と詰められる。もう1人の上司からは「そのうち忙しくなるから今は焦らなくていいよ」と言われる。
後者の上司の対応はありがたかったですが、この二者の対応が違うのもフラストレーションでした。(合わせといてくれ。)

職場の居心地の悪さを感じながら「じゃあ自分には何ができるんだっけ」と考えてみるもののの

とにかくがむしゃらにやってたことじゃない?
めげずにはいつくばってたことじゃない?
全国行脚して現場視察してたことじゃない?
でも今子育てしながらそのスタンスはとれなくない…?

子育てとの両立を図りたくて仕事にブレーキをかけながら、だけど貢献できてないことが後ろめたくて…

今の自分には何ができて、何がしたくて、限られた時間のなかでどうしていいかわからず、ただただ自己肯定感が下がっていく。

そんなときインスタグラムでフォローしていたワーママアカウントの発信でポジウィルの無料相談を知りました。

思い起こせば新卒の就活の時から自己分析が苦手だった私。
形ばかりの自己分析をやってみても

◆掘りきれた感覚がない
◆どこか辻褄が合わないところがでる
(人間ってそんなもの?二面性もあるってこと?と思ってた)
◆言語化できない
(してもどっかで聞いたような表面的な聞こえの良い単語たち)

これまでずっと自分でできなかったんだ
このまま1人で自己分析しても無理だ。
1回プロに徹底的に掘り起こしてもらおう!!

そんな気持ちで無料相談 から、即決で有料のポジウィルトレーニングに申し込みしました。

ポジウィルトレーニングを受けて得たこと

トレーニング期間は1ヶ月で計5回の面談。
決して安くはない金額を払っているので、1回1時間ほどの面談を無駄にしたくない、120%意味のあるものにしたいと思い、毎回面談前の宿題ワークには結構時間をかけて取り組みました。
 
ワークを通して自分の過去や思いを書き出してみたり、トレーナーの方と毎回お話しする中で、大きく以下の3つのことが得られたと思っています。

①自分の中の妨害者である「優等生」に気付いた
②自分の実績(できること)を細分化して認めることができた
③自分の人生のミッション(なにがしたいか)を明文化できた

1つずつ詳細を書いていきます。

①自分の中の妨害者である「優等生」に気付いた

過去の校内活動や部活、大学でのサークル活動、社会人になってから仕事に関する自分の振る舞いなど、自身の過去をお話しするなかで、私の中に私を邪魔する「優等生」がいることに気付きました。
 
特に幼い時は、勉強もスポーツもできた(と思っていたのは自分だけかもしれませんが笑)、人前で仕切る場面が多かった、周囲からの期待を感じて答えたい気持ちもあった、そして、なんだかんだ答えてきたような気がする。
 
そんな中でいつしか自分の中には
結局は結果、結果が出なかったときは自分の努力が足りなかっただけ
◆結果が出れば、過程の無茶はおおむね許される
◆結果を求めて周囲に厳しくするには、まず自分に厳しくあるべき

という自分に対するストイックな"こうあるべき"像が出来上がっていました
 
一方で、「人からの期待に応えたい、相手の期待に"正解"したい」という気持ちから
これが相手の期待に沿っていないアクションだったらどうしよう
◆検討違いなことをしていたらどうしよう
と、不安がり臆病な自分もいました。
 
この臆病さは、特に社会人になってからの方が強く感じていた気がします。学生時代はまだ、周りと過ごす時間も長く、自然と日常的に腹を割って話す時間もあり、相手の背景とか考え方とか温度感とか無意識に感じ取れていたかもしれません。
 
しかし、社会人になると、必要な場面場面でのコミュニケーションに限られてきてより「これで相手にとっての正解になってるかな?」と不安を抱くことが多かったように思います。
 
この「優等生」の思考を緩めるため、トレーナーの方と2つのデイリーワークに取り組みました。
 
トレーニング1:妨害者ワーク
「優等生」によりネガティブに感じる出来事があれば書き出し、じゃあどう考えればネガティブに思わないのか、と考える思考トレーニングをしました。
 
◆上司が意図した内容に沿っているか不安でメール送るのに30分かかった
⇒相手はそんなの気にしてないし、万が一間違ってたら教えてくれるからさっさと送っちゃえ
 
◆話をかき回すどうしても馬が合わないタイプの人がいると会議をうまく進められない
⇒どうしても会わない人は存在するし、人は変えられない。自分でうまく回そうとしなくても、そういう人ともうまくやれるタイプの人がいるから、その人を間にかませてコミュニケーションをとる
 
書き出してみると「相手はどうも思ってないからとりあえずやってしまえ」か、「それはどうしようもないし自分が無理する必要ないから頼れる人に頼ろう」みたいな感じで、だいたいが考えすぎて臆病になってるか、自分で何とかしないといけないと思っている系でした。
 
俯瞰して見ると小さいことですが、ギュッと時間を寄せ集めると「こうありたいのにできない自分」に悩む時間が結構あり、この事実を認識して、達観した視点で見つめ直すだで無駄に悩んだり、引きずったりする時間が減り、だいぶネガティブのダメージを受けづらくなりました。
 
トレーニング2:3×3ポジティブ日記
「結局は結果」という思考や、勝手に描く「あるべき像」により、私の中では「達成した or しなかった」「0 or 100」で自分を評価する癖がありました。
 
特に新規事業開発の仕事に携わる時間が長かったのですが、結局事業を立上げられなければ未達成。この考えだと、事業立上げをするその日まで毎日何もできていないという自己評価になっていました。
 
そこでもう1つのワーク「3×3ポジティブ日記」に取り組みました。

1.今日の感謝
2.うまくいったこと
3.人の役に立ったこと

これら3つ項目に対してそれぞれ3つずつ合計9つ、毎日1日を振り返って書き出すというものでした。

このタイプのポジティブ思考ワークは聞いたことがありましたが、正直自分はポジティブ人間なので必要ないと思っていました。(前述までの内容でポジティブに見えないかもしれませんが、ベースはポジティブ楽観的人間です。笑)
 
毎日、小さなことでもいいからできたことを書き出す。

◆日程調整メールのやりとりを先方とした
◆資料作成して上司に確認してもらった など
 
そうすることで「あ、1日何もしなかったわけではないな」と自覚することができ、いかにこれまで自分が自分に厳しいジャッジをしていたのか、0か100でしか評価できていなかったのか、に気付きました。
 
人の思考の癖はすぐ変えられるものではないと言いますが、これら2つのワークで私の中に染み付いた「優等生」を少しずつ緩め始めることに成功したのです 。

②自分の実績(できること)を細分化して認めることができた

「優等生」の思考ゆえ、結局自分でやったわけではないことは自分の成果ではないと、思うところがありました。
 
過去の新規事業立上げでは、新規事業の企画~立上げ、運営に至るまで本当に全部やりました。
 
ただし、本当に多くの社内外の方に協力してもらい、若手の女の子が何か這つくばって頑張っているから助けてやるかと、たくさんの方に助けてもらい、そのおかげで成し遂げることができたと思っています。
 
だから、私ができたことは「とにかくがむしゃらに頑張った」こと。あとは、なんだかんだみんなが助けてくれた、という自己評価になっていたのです。
 
「いや、回りの協力を得られた理由があるはずだ」と、トレーナーの方はここの掘り下げに注目してくれました。(これが本当に自分ひとりでは思考停止で苦手でした…!)
 
なんで協力を得ることができたのか

⇒情熱を持って企画の意図や実現したい顧客価値を語れたから

⇒語れるに至るまでに、日本全国に自分で足を運び、参考施設を自分の目でみて回ったから

⇒お客様にとってよいサービスを再現性もって実現させるためにデータを集め、採寸できるものは測り、実際に自分でサービスを体験してきて感じたことがあったから

⇒この経験を持って誰よりもこのことについては語れるという思いがあり社内外の人と何度も折衝を重ねたから

⇒相手が納得・共感できる意見を語れれば賛同してくれる人も増え、また、納得感が足りなければ改めて考えて再度折衝をしたから

⇒折衝相手と衝突して炎上しかけたことも多々あったけど、情報をリンクさせておいた上司が緩衝材として入ってくれたから

⇒お店のオープンに工事が間に合わないかもしれないときも、どうしてもこの日までに開けたいとずっと相談してきたことから、どうしたら工期を縮められるか施工会社の方が案を出してくれたから…
 
思い起こせば不器用ながらも、かなり社内外の人と連絡・コミュニケーションを取って、面談と面談の間も先方に直電して温度感を確認して、足りない材料を用意しておくようにして、そんな進め方をしていました。
 
上司にメンタル◎(二重丸)と評価を受けたこともありますが笑
めげずに、根気強くコミュニケーションを取って周囲に協力してもらいながら、目標に向かって最善策を模索して進めていくこと、が私の強みです。
 
トレーナーの方とお話しするまでは「とにかくがむしゃらなこと」程度の認識でした。トレーナーの方とお話しさせていただくことで、ここまで掘り下げて言葉にすることができました。

③自分の人生のミッション(なにがしたいか)を明文化できた

最後に、自分が最もはっきりさせたかったどこに向かって走り続ければいいのか「人生の指針」です。
 
これまで話してきた自身の過去の経験や、モチベーションを感じる瞬間、自分はどうありたいか、家族とはどう生きていきたいか…
 
仕事と子育てと両立したいから50:50にしたいと考えていたけど、違う、仕事はセーブしたいんじゃなくて、アクセルを踏んでも子育てできる環境にいたいんだ、と気づき

また、初めは話してしていなかった希望年収の話も。お金の話まで含めて本当に自分はどうしたいかを考え、トレーナーの方と話しました。

面談まで待ちきれず、一旦自分の中で出し切った言葉をチャットで送ったこともありました。

とことん話して 、それってこうゆうことですか?いや、そうではなくてこうゆうこと、であればこっちの言葉の方が近いですか?
そんな会話をしてブラッシュアップされた
私のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)がこちらです!

Mission(何に命を使うか)
◆人の価値観や可能性が広がるようなきっかけを共創する

Vision(目指したい未来)
◆自分らしい生き方を選べる世界

Value(大切にしたい価値観・行動指針)
◆ワクワク、好奇心を追い続ける
 (まだ知らないこと、やったことないこと)
◆コミュニケーションを絶やさない
◆やってみて考える、後悔は残さない
◆自分の言葉で熱く語れる人間である
 (そのためにも本物を自分の目で観る)

自分の実績・強みの細分化に続き、自分がこの先の人生何がしたいのか、これもまた1人で言語化できずにいたので、初めて芯を食ったMVVに自分でも感動しています。

これからの私

ポジウィルトレーニング受ける前は、ベースポジティブ人間だと思っていた私ですが、タイミング的に自己肯定感・自己効力感だだ下がりの時期で、救いを求めてポジウィルトレーニングに申し込みました。

実はトレーニングが始まる前は、これまで整理できなかった人生を1ヶ月でまとめられるのか?と、思っていました。

実際にはトレーナーの方に1か月間寄り添っていただき、見事にあれだけ苦手であった自己分析・MVVの言語化を芯の食った納得のいく言葉ですることができ、私の人生について筋が通った1本の論文をまとめられたようなイメージです。

自分の理解が深まり、目指す先がはっきりとして、今は未来が明るく開けた感覚です!

あとは、行動するのみ。
理想の生き方に向かって行動します!