波形ニストによる厳選チャートポイント解説(8/23〜27)
ごきげんよう。
とある猫だ。
今週もお疲れ様。
え??
先週の利益、今週全部ぶっ飛ばしたって??
だから言ったじゃない。
クソレンジだって。爆
まず認識しておきたいのは、先週の値幅だ。
大きく動いた翌週は基本的にレンジになる事が多い。
拡散と収縮は相場のエネルギーを把握する為には見ておかなくてはならないポイントだ。
今週は金曜日のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演がメインイベントだったが、それまでの波形と講演直後の展開。
これは是非目に焼き付けてほしい。
いや指標トレードしろって言ってる訳じゃない。
市場の織り込みと心理を読み解く。
そこから今後の波形をイメージする。
ファンダはチャートに織り込まれるから気にしない。
それはそれでok。
でも市場心理の織り込みを把握出来れば、その織り込みを背景にトレードの根拠にも出来る。
良いポイントでIN出来たのに、テクニカルだけでやってると指標時にヒゲで刈られてから大きく順行したり急な値動きの変化によって対応がどうしても遅れる。
その後ろ盾としてファンダ分析は威力を発揮する。
まあこの辺は人それぞれ、また気が向いたらnoteにでも書き残すつもりだ。
結局今週はジャクソンまでグズグスすると読んで、週末まで殆どトレードしていない。笑
もちろんチャートは毎日見てるが。
テクニカルだけで判断するなら26日のポンド円は良かったかもしれないね。
でも指標前だったし、イベント直前って事もあってやってもやらんでも。。といった印象。笑
ちなみに俺はノートレード。
8/26 ポンド円
この後、アフガンの自爆テロ報道なんかで地政学リスクが高まり、ややリスクオフ展開に。
月〜木はこんな感じ。
先々週大きく動きすぎた反動と、イベント直前って事でどうしても硬直してしまう流れだった。
そして本命の金曜日。
8/27(金)のトレード
この日は前日アフガン自爆テロ報道なんかで、ややリスクオフ展開になっていた。
それに加えてテーパリング前倒し織り込みが相場を支配していたので、NY明け東京なら売りスキャできる環境ではあったと思う。
織り込みをトレードに活用する時は、
①事前の織り込みにテクニカル根拠を加えて、そのまま織り込み方向のトレンドに乗っかる方法
②織り込みからの事実売り(事実買い)にテクニカル根拠を加えたトレンド転換を狙う方法
この2種類がある。
その環境下で朝にトレードするなら①だ。
リスクオフ環境から豪指標で少し上げてくれたら売り叩きのセットアップ完了。
という意味合いでのプランツイートだった。
実際は東京オープンと同時に売り込まれてしまって、売りのエネルギーが指標前に拡散されてしまう事になった。おまけに日経も27500円を瞬間割れて反発してしまったのでココでのショート戦略は見送り。
そしていよいよ本命のジャクソンへ。
(リスク回避が云々言うときながらw)
ユーロオージー
4時間足
綺麗な上昇トレンドを形成。
黄色分のBOXレンジ幅を達成後、それなりに強い下落を伴ってレジサポラインに到達。
ここからレジサポ転換するのか?しないのか?
といった環境。
30分足
勢いのある下落を伴ってのリトレース。
レンジを一段上抜けてからのリトレースカウントとしては1stになるので、レジサポ水平ライン+黒矢印波の50%重合なので1回目はやはり止められやすい。
(赤楕円ポイント)
因みにFIBは上昇の最安値ではなく、敢えて下のBOX下限から引いている。
15分足
レジサポ転換ラインで止められて(赤楕円)、しばらく揉んだ後、反発上昇した。
ロンガー的心理からすれば、50%折り返しで再度高値をトライしに行く流れを想定してたに違いない。
でも反発で耐えたポイントから三尊を形成。
その折り返しN字にてショート。
1.6214S→1.6130C
+84pips
50%ラインビタで止まってるのも、SLを刈られやすい流れの典型となる。
過去ツイートだが、参考まで。
↓↓
この説明があればしっくり来るかな??
まあそういう事だ。笑
イベント直前だから無理にしなくても良いんだけど、個人的にハト派のパウエルさんだから講演後はリスクオンに傾くと読んだ。
リスクオンに傾くとオセアニア通貨が買われやすくなる事からユーロオージーは下げに転じやすい。
という背景もあって保有したまま突入した。
ドルが絡まない通貨ペアというのもあって、こういうイベント時に値動きが極端に振れにくい、というのも理由の1つだ。
ココでポジションを保有したままイベントに突入する際の注意点。
経験上、ヒゲ+スプレッドで必ずと言って良いほど直近の高値安値を付けてから反転するから、微益が出たからと損切りを建値に置き直したりすると、ポジションが無くなってから順行という悲惨な結末になりかねない。
この辺も性格によって設定はまちまちだが、イベント時は経験上かなり高い確率で建値を引っ掛けてから大きく反転する。
覚えておいて損はない。
もちろん、いつも以上に値動きが荒れるのが事前に分かってる場合はロットはいつもの半分以下がオススメ。
それなら建値に移さなくても損失は抑えられよう。
ユーロオージーの解説は以上だ。
ドル円
4時間足
安値を切り上げながら、ジワリジワリとドル高進行。
やはりテーパリングを織り込むとこういうチャートになってくる。
講演直前まで連銀総裁のタカ派発言が相次ぎドル高展開になってはいたが、パウエルさんが仮に同じ論調でテーパリングについて強気の言及があったとしても、市場心理的にはサプライズがない。そこにこそ活路がある。
直前までどんな感じで市場が織り込んで来るかはチェックしていたが、やはりテーパリング前倒しに強気な連銀総裁発言もあったりでドル高展開だったので、やはりそうなるとドル安狙いの方に優位性があると考えた。
チャート上の矢印はそれを踏まえてのイメージだった。
もう少し上にぶっ飛んで欲しかった所たが。笑
5分足
やはりもっと盛大に上抜いてから急落して欲しかった。
110円という節目を下に抜けたので、ヒゲで戻った所でショートエントリー。
ドル円↓のリスクオンなので、下向きにはあまり勢いは無く朝起きてもTP刺さらずだったので手動で決済。
110.02S→109.82C
+20pips
ドル円に関しては上値も重くなると予想して、半分のポジションは持ち越した。
このイベントに関しては、あの有名な羊飼い氏も同じ見解だったようだ。
ココにも書いてある通り、適当な予想ではないんだよな。直前までの市場織り込みを加味した上で高い確率で起こり得るチャート形成をイメージする。
指標トレードをただのギャンブルと罵る奴がいるが、ある程度は予測可能なのだ。
それを可能にするのがファンダ分析。
後はそうなった時に仕掛けるのみだ。
GOLD
5分足
ファンダ分析はドル円記載の通り。
パウエル講演後はリスクオンのドル安に傾くと読んでの決め打ち。
ヒゲ安値抜けからの戻しで飛び乗り。
このトレードはファンダの後ろ盾と経験値、あと瞬発力が必須となるトレードなので初心者にはお勧めしない。爆
こういう相場ではテクニカルはあまり通用しないから、どうしても根拠が欲しいなら1分足で攻めるか、テクニカル派ならトレードしないか、の2択だろう。
1991L→1808C
+170pips
うーん。
流石GOLD。笑
ゴル専がいるのも納得だ。
正直、ココはロット抑えながら1800付近でもL連打しまくってたので細かいpips計算は除外する。爆
コアポジションだけの公開だ。
今思ってもよくあそこでポジション持てたなと感心している。
これが噂の【昇龍拳】。
あまり週跨ぎで持ち越したくないので0:00に決済してしまったが、ココから更に100pips以上上昇するとは...
今週のtotal
3戦3勝
+274pips
(追撃分や微益分は除外)
やらない時はやらない。
動きのある時だけ狙う。
ヒットアンドアウェイが出来ればもっとメンタルも安定してくる筈だ。
今週マイナスで落ち込んでる人は、気持ちをしっかり切り替えて次のチャンスに備えるのだ。
夏枯れ相場が明けて本格的な流れに期待したいね。
それでは今回は以上だ。
1日だけのトレードなのに何故こんなに毎回長文になるのだ??爆
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