波形ニストによる厳選チャートポイント【考察編】5/31〜6/4
ごきげんよう。
とある猫だ。
では早速先週のポイントをおさらいしていく。
あくまで個人的な目線による解説だからな。
まだ【ケーススタディ編】を見てなかったら、是非そちらから目を通して、自分の頭で考察してから続きを読むのだ。
読んだり聞いたりして折角学んだものを、ただ垂れ流してしまうのは非常に勿体無い。
自分の頭で考える。
これが出来ない限り、相場で生き抜く事は不可能だと思って良い。
では本題へ。
ドル円今週のポイント
①について。
順を追って説明すると、赤矢印で示した底値圏109.35あたりのライン。
ここを2点サポートで切り上げて黒線イメージの逆三尊を形成。ここで注目が逆三尊を決定付けた上昇起点の大陽線。この起点に赤ラインを引いた。
結果としてこの時点での黒線イメージ逆三尊はWトップを伴って下落。赤ラインも割れた。
赤ラインを割れた段階で次に考えること。
それは黒線イメージ逆三尊が否定されて安値更新→下落トレンド継続パターン。
それから、安値が守られて(ココで言う[守られた]はヒゲ抜けしてもok)ピンクのイメージでいう逆三尊を形成して反転パターン。
結局安値は守られて反発。
この時に既にピンクの逆三尊イメージが出来ているかどうか??
3回アタックで安値更新出来ない、ジリジリと安値を切り上げながら反発。となると安値更新を狙ったショーターは諦めるのも無理がない。
といった理屈だ。
欲を言えば3回目で一瞬でも安値更新を見せてくれたら更に買いやすいポイントだった。
続いて5分足。
より細かいトリガーについての解説だ。
見ての通り、3点目で反発上昇してからミニ三尊を形成して一旦下落。
その下落で安値更新できず、節目到達からの反発。
ネックラインを上に潜るカタチからネックラインに対するN字ロング、というイメージなら多少理解もしやすいかなと。
①については以上だ。
次に②について。
先程の5分足にの解説を読んだなら、何故ココでロングするかについては説明不要だろう。
109.70で一旦Mトップつけて下落してから再トライ、ミニ三尊で下げるも差し込みとなり否定ロング。
という事だな。
雇用統計後の下落については、結果次第という事もありココを天辺からショートするのは難しいと思ったから割愛させて頂く。
仮に雇用統計がなく110円超えてもズル下げしてく展開なら110円の下のストップを狙うイメージでショート出来たかもしれない。
ユーロドル今週のポイント
①について。
先週の下落が差し込みとなり変形逆三尊を形成。
この赤イメージで形成した逆三尊は
通称【テスラ】と呼ばれている。
(もちろん嘘)
テスラ型の特徴はやや難易度が高く、逆三尊だと見込んでロングしても差し込みがただのストップ狩りで、その後レンジ継続みたいな展開にもなりやすい。
なので右肩から上の節目までをサクッと抜くようなイメージでのロングになるかな。
②について。
コチラについても実は100点満点のポイントではない。まあそれを求め過ぎても機会損失による余計なストレス負荷をかけてしまう事になるからな。
では何故満点ポイントでは無いのか?
それは、赤矢印での達成とエントリー時のRRの悪さだ。
達成により売りの決済が入ると売りのボリュームが薄くなる。
それに加えてポイントからの新規買いも入るので結果的に下げづらくなる。
ココで言うベストな形は青矢印のイメージで示したように未達の状態でなるべくレジスタンスに引きつけた状態でMa群を抜け潜ってグランビルパターンを形成するイメージだ。
するとレジスタンスからショート保有してる売り圧力は残ったままの状態で、テスラ右肩のロングの損切りも相まって走りやすくなる。
という理屈だ。
ユーロオージー今週のポイント
要はこのレジスタンスが引けてるかどうか??
それが全てだ。笑
上図のように見ると、もはや説明不要だと思えるだろう。
しかしながらココは雇用統計のタイミングなので慎重さは必要だったかもしれない。
雇用統計など大きく動きそうな時は1分〜5分足まで落として見ることが多い。
今回のような値動きでは初動を捕らえないと入るタイミングが掴めない。
話は戻るが、まずレジスタンスに対して黒Wでのサポートが破られている。
この段階でレジスタンス潜りの形になるので再びサポート→レジスタンスに切り替わるかも?
というイメージでその後を観察する。
すると、青矢印でレジレジされてるのが分かるので、直近の値動きから赤矢印のようなイメージだとショートしやすいかなと思っていた。
実際はそうはならずにそのまま下落していったので直近安値に対するN字でエントリーする結果になった。
解説は以上だ。
自分が考えた答えと相違はあったか??
相違があって当たり前だ。
自分が間違ってると思ってはいけない。
自分のトレードに取り入れるべきものは取り入れれば良いし、余計なものは除外すれば良い。
そうやって自分だけのトレードが完成するのだ。
そこを是非肝に銘じて今後も検証に励んでくれたら幸いだ。
ではまた会おう♪
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