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波形ニストによる厳選チャートポイント解説(9/6〜9/10)


ごきげんよう。
とある猫だ。


今週もお疲れ様。


すっかり秋だ。
朝晩は涼しくなった。
一年で1番好きな季節は?
と聞かれたら即答で「秋」と答える。

なんだろう。
秋は気候的要素も勿論あるが、この季節は段違いに集中力の高まりを感じる。

より苦行が捗る事だろう。笑

さて。


今週は注目度の高かったRBA政策金利、ECB政策金利の週を迎えてそれなりにボラタイルな展開だったと言える。

中でもドル中心にドルが急に強くなったり、弱くなったり。中々に振り回されやすい環境だった。

特にドル円はもう殆ど上だろという展開から急落だもんな。日経爆上げなのにダウ死んでるもんな?
皆生きてるか??笑

今週も全トレード公開すると10000文字では収まらないので厳選チャートで解説するぞ。


ユーロオージーチャートポイント解説


4時間足

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環境的には上昇トレンドからリトレースが大きく入り下落基調の中で、レンジ下限にタッチして週明けを迎えた感じだ。

ブレイクしてからのタッチカウントは今回が3rdとなる。


30分足

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先ほど見た4時間足での3rdカウントの中に、更に細かい波形形成にて青矢印で3回反発を見せている。


つまり3-3。
(※ポコニカルでいうディナポリの話ではない)


基本的には3という数字には敏感になっておくべきだ。

なぜ三尊が三尊と呼ばれるのか??

考えた事はあるだろうか??
四尊じゃ駄目なのか??
五尊があっても良くないか?
なんで皆こぞって三尊なんだよ…

それは3には意味があるからなんだよ。

1と2があって初めてラインが引ける。
そのラインに次にタッチするのは3になるよな。
だから3は何かしら反応がある場合が多い。

逆に4以降はブレイク警戒レベルになる。
これはテストに出るぞ。覚えておくよくに。


で、その3-3で迎えるのがRBA政策金利だ。
オージー系変動率NO.1指標。

これは期待が高まるよな。

ココからは少しファンダメンタルズの話になるが、今回の政策金利ではテーパリング実施の有無が焦点であった。




もともとRBAはカナダに次いでテーパリングの早期実施に向けて動いていた。
となれば8月のオージー買いの流れも納得がいく。

直近の織り込みがテーパリング実施なら、当日テーパリング実施してもオージーの上昇は一時的。
と考える方が腑に落ちる。
これがSell the Fact(噂で買って事実で売る)の考え方だ。

もっとも前日ぐらいのギリギリ直前になって世界的なデルタ株拡大懸念により、今回のテーパリング見送りも議論されるという意見もあったのだが。

こればっかりは直前までどう織り込むか?を経験として身体に擦り込ませる以外に方法はない。


話を戻そう。

テーパリング期待によりオージーが買われるという事はユーロオージーで言えば下落方向に織り込んでるという事になる。

その織り込みのSell the Factによって、下に突っ込んでもその動きは一時的で反発するだろうと予測出来るのだ。
(オージー買いでユーロオージーは下がるから話がややこしいなw)


その後ろ盾がありつつ、3-3であれば反発の根拠としては悪くはないだろう。
このポイントでのヒゲはキャッチ出来るよ。


1.5930L→1.6040C +110pips


利確は左側の下落起点。
丁度右肩ラインにあたるポイントでの決済。


続いてECB政策金利での値動き。
今度はユーロに注目。

同じくテーパリング議論の有無が焦点。



15分足

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先週のユーロ高はやはりテーパリングの織り込みも含まれていると見ていたので高いユーロは売りで攻めたいと考えていた。
これは前述のSell the Factと同じ考え方。

ユーロオージーは独特な通貨ペアで値動きの特性も他のメジャー通貨とは異なる。

その為ECB政策金利において敢えてこの通貨ペアを選ぶ必要性はないのだが、一応指標で叩かれた結果となったので上のチャートで言うと、発表以降Wの折り返しを否定してるのでネックラインまでの空間を狙うショートはアリかなと思う。


ユーロドルチャートポイント解説


1時間足

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先週の引けの感じから今週はECB政策金利まではジリ高推移と見ていて、ECBが頂点になるようなチャートイメージでいたが、発表までに既にある一定下落してしまっていた。

ユーロドルにおいては指標があったにもかかわらず小動きに終始したのはこの直近の下落があったからであろうと推測される。


15分足

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とはいえ、短期下落波動からジリジリと戻す中での発表につき1度は売りやすいかなと見ていて、据え置きを確認した後、すぐショートエントリー。笑

ラガルドさんの発言なんかもありつつ乱高下していたが、下に決着が付きそうな所で建値に損切りを移動させて就寝。

起きたらポジションは無くなっていた。

1.1837S→建値決済


その翌日、もう一段上昇の流れを作っておきながら高値更新失敗の形になったので、ショート再エントリー。

このところ他通貨に比べてユーロが弱かったのも根拠の1つだが、この日は無性に強かった印象…爆。


このポジションはとりあえず週持ち越してみたが、どうなる事やら。


ユーロ円チャートポイント解説


日足

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三尊つけてからのネックラインリトレース。
下の節目には到達してるので、レンジ上限見極めチャレンジ。

そこで見せるダブルトップ。


15分足

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レンジ上限(赤ライン)、ココは日足レベルの三尊ネックラインにもなる。
ダブルトップからスラストで割と大きめの下落。

そこからディセトラ形成。
本当の事言うと、このディセトラをそのまま下抜けするのではなく一旦上に振ってから逝って欲しかったのだが。

そのまま行ってしまうと追えないので折り返しN字で何とか拾っていくしか無いような流れだな。

その後ECB政策金利においてはキッチリと下落した。
ユーロドルでなくコチラが正解だったようだ。

翌日ディセトラブレイクの起点まで戻ってきたポイントはディセトラ付近で買っていたロンガーの逃げ決済も入る事からレジスタンスになりやすい。

ココの戻り売りは入りやすいだろう。


今回の解説は以上だ。

ドル中心で動き出すとドル円の難易度はやはり上がる印象。ドル円↓でもドルスト↑みたいな値動きになるからクロス円はやり辛さがあったように思う。


ドル円が明日以降↓に向かうようなら方向性が合うのでリスクオフ展開に拍車は掛かりそう。

仮想通貨、米株ともに少し調整色が強まってきた印象だから調子乗ってると痛い目見るかもしれないな。

金曜日のNYダウの引けを見る限り、少し大きめの調整には警戒したいところだ。


では今回もココまで見てくれて感謝するぞ。
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ではまた会おう♪

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