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波形ニストによる厳選チャートポイント解説(8/30〜9/3)


ごきげんよう。
とある猫だ。


今週もお疲れ様。

終わってみればそれなりに激動の週になった。
雇用統計週という事で様子見ムードが強いと踏んでいたがADP雇用統計がネガティヴサプライズ、その後ドル安に拍車が掛かるなかでの菅総理総裁選不出馬サプライズ。 

からの雇用統計サプライズ悪化。

菅総理不出馬で日経爆上げを見た時は悲しい気持ちだったが、見方を少し変えてみると政権交代まで危ぶまれていた与党にとってはベストなタイミングだったとも考えられなくはない。

次なる注目は新総裁。
とりあえず日経はまだ少し上がりそうだ。


今週はユーロオージー、ポンドドルに焦点を当てて解説する。


ユーロオージーチャート解説


4時間足

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先週末の赤ゾーンブレイクで下目線が濃厚となった。
なぜ下なのかは前回のnoteにも記載したが、2番底を伴っての上昇を否定してブレイクに至ったから。


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こうなると次は赤ゾーンがレジスタンスになりやすい。
何故ならそこにロンガーの残骸がいるから。


なぜロンガーの残骸がいたら、止められやすいのか?
建値に戻ってきたら、取り敢えず逃げたい心理が働く。ロンガーが逃げたいから売り決済、そこに新規の売りも重なるから。


このようにチャート形成には必ず心理的な根拠が存在し、それによって動く。
この波形形成=ドラマをチャートを見ながら想像し次へ繋げるのがチャート分析だ。
(※個人の主観です)


では続き。
 

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ココで一旦レジスタンスされるんだが、その後中々下げきれずに推移する。
こうなると今度は新規のショートがストレスを抱える展開になる。
こういう流れになったら、そのラインですぐ売るのではなく上方向への差し込みを待つ。


すると、その後上へ突っ込んで戻す値動き=差し込みが発生(⭕️ポイント)。
そこで一旦ショートした。


ココでのショートは普段あまり見ない東京時間であった事、横軸展開的にまだ本流のタイミングではないと思ったから直近の安値で利確した。 


1.6175S→1.6035C +40pips

横軸展開というのは下図でいうと円弧の距離感を指す。

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グレーの部分が仮に見えないものとして考えると、距離感が足りない為、ココでのショートは少しタイミングが早いという事が分かるはずだ。


直近安値少しオーバーシュートした所で反発し、仕掛けのポイントまで戻ってきた。
やはり利確は正解だった。
(まあ損切り建値に置かなきゃこの後200pipsほど落ちるのだが、それはまた別の話。タラレバ不要)


この反発で止められたポイントはゾーン張り付きからの上差し込みで仮にロングした人は捕まるポイントだから先程の理屈でレジスタンスになりやすい。

という事で無事にココで頭打ち。

再度安値トライでブレイク。
ココなら距離感的にもokだよな。
(ココのブレイクは乗れてない)

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黄色サポートがそろそろヤバそうな雰囲気で3回目の反発が失敗に終わったポイントはブレイクエントリー可能となるが、ココでも時間帯が微妙なので見てても入れなかったかもしれないが。

で、そのブレイク安値に対する一段下のレジサポ転換狙い。レジスタンス目安は1.6126ライン。
ココまで戻ればまた売れる。
と思ったが、中々戻って来ない…。

ギリギリヒゲ安値には到達してる事から、やや売りバイアス強めにタッチでINしてしまった。
個人的にはあまり宜しくないトレード。

1.6110S→1.6078C +32pips

今週のベストオブ糞トレード認定。笑

エントリーに妥協があったせいで握力が弱すぎた。
想定のラインまでリトレースしなかった場合の対処は常に難しい。


根っこでエントリー出来てたのに、綺麗な下落を取れなかったのは悔やまれる展開。


一応、赤ラインでのショート1発目以降の再トライ時に仕掛ける事が出来たか?を検証。


5分足

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うーん。
まあNYの良いタイミングではあるが、そこで値が走る訳でもなく、ズルズル下げ展開となればマイルール的には見送りでok。


全てに無理矢理根拠を探す必要はない。
ポイントは良くても、そこで自分の型が発動されるかどうか?は別問題であり、発動がなかった場合は自分のタイミングでは無かったと諦めることも肝心。


この後の下げはリスクリワードの観点から見送っていたが悔しいの一言に尽きる展開。


ユーロオージー解説は以上。


続いてポンドドル。


ポンドドルチャート解説


1時間足

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下落トレンドで大底を付けてから先週はレンジ推移となった。ここで重要なゾーンは1.3760-70。
大きな下落の戻り高値であり、同時に逆三尊のネックラインにもなる。

今週始まった所でWTからの下落否定によるゾーンブレイクロングも可能。一応上のレジスタンスまでは到達。
後述するが距離感はまだ足りていない。


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やや上値張り付きの状態で迎える8/31の高値。
その上ブレイクを否定した23:00確定陰線。
(黄色枠ローソク足)
コレが攻防の重要起点となる。

何故か??

この足を見て売りに転じたプレーヤーが多数いる筈だからだ。ゾーンを上に抜いて差し込んでからの下落。
良い売りポイントだと思われる。
この陰線以降はロンガーを引っ掛けてるからショートに優位性が生じる。

ココで下げに転じたが下げ圧力は弱く、翌日の欧州タイムに再びゾーンへのリトレースが入った。

ココで打ち落とされればショートの展開ではあったが、下げ切れなかった。


注目して欲しいのは、16:00〜に形成された連続十時線。
本来なら下向きMaに絡めてグランビルでズドンでもおかしくないポイント。
そこで下げきれないのだ。

しかもこの十時線。
よくよく見てみると18:00足が僅かに前回安値をヒゲで下抜いてるのが分かる。
2本十時を3本目で下抜いた瞬間に売りで入ったプレーヤーは捕まる。


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この十時線の並びから、逆に高値を超えてくるようなら売りの損切りがあり高値が軽そうだと踏んだが、ちょうどADP雇用統計のタイミングだったので結果的には飛び乗りエントリーとなった。

1.3772L→1.3840C +68pips

直近の高値はこの時は超えれず、翌日に再度下に潜っては来たが、この短期調整下落は1.3766あたりで止まる。

要するに、昨日ココで売ったプレーヤーが捕まるポイントなんだよ。
だから逃げの買い戻しでサポートされやすくなる。
原理は一緒だ。

この折り返しでのN字ロングは大いにアリ。

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利確はMAXで1.3780だったが、手前に勢いのある下落の起点があったのでそこに指値を置いて後は放置。

上図のように距離感をとると、上へのブレイクのタイミングも掴みやすいはずだ。


意識される高値1.3780では一旦叩かれてどうなるか?
という感じで今週を終えた。


ポンドドルは以上。


他にも日経スケベ売り失敗だの、指標トレード云々だのあるが、言語化が難しいので割愛。爆


今回は以上だ。
何故チャートがそう動くのか?
理由は必ず存在する。

心理の軌跡を辿っていけば自ずと次なる流れが見えてくるようになる。

あとは練習と経験あるのみだ。
共に成長しようぞ。

ではまた会おう♪
最後に応援の❤︎宜しくな。

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