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波形ニストによる厳選チャートポイント解説(9/27〜10/1)


ごきげんよう。
とある猫だ。


今週もお疲れ様。


上にも下にもそれなりにボラがあってデイトレ勢としては嬉しい限りだ。

国内情勢としては、岸田総理爆誕!!


なんだが、日経まるでヤル気なし。

無難な選択をしたというか日本人の国民性というか。
河野さんがあそこまで党内で嫌われてるとは思わなかったよ。


コロナが収束に向かって緩和バブルも弾けそうな昨今。
これまでのイージー相場は終焉を迎えた。

バブル崩壊で今すぐ暴落か??
と聞かれたらまだ分からないが落ちた時に拾えるキャッシュは残しておきたい所だ。


それでは早速解説に入る。

今回はポンド円、オージードル。


ポンド円チャートポイント解説


2時間足

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ザッと見た感じレンジ。
下値付近では逆三尊やWボトムなど典型的な底入れサインとなっているが、上値を叩かれそのサインを否定する形になっている。


教科書的な買いサイン売りサインの否定。


これは通常のサインより強力なシグナルになる可能性が高い。


30分足

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まずは直近の逆三尊を否定する黄色枠スラスト下落。
この下落の意味する所は大きい。

逆三尊の右肩となる青ゾーンを下抜けてヨコヨコ推移となるならやはり欧州初動では継続パターンとなる。


そして上図チャートで示した時間帯にも注目してほしい。


相場の値動きは時間割で管理されている。


これは俺の持論だが、間違いなく機能してるのが分かるな??


ちなみに9/29 16:00〜以降の下落はチャンスなんだが、個人的にはタイミングが取りづらくここではユーロ円のショートを選択した。


ユーロ円 9/29 16:00〜 5分足

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ポンド円と比べると、攻防の境界となる青ゾーンを跨いでの三尊の右肩に当たるポイントとなり、より判断がし易かった。

三尊の右肩落ちと欧州初動のタイミングが重なり、この下落は上手く乗ることが出来た。


奇しくもこの日は総裁選で岸田総理爆誕のタイミングであった。
高市さん以外なら大きく円売りに傾く可能性は低く、むしろセルザファクト的な下落に繋がりやすいだろうという根拠もあった。


話をポンド円に戻そう。


今週のチャンスポイントとしては、

9/29 16:00〜以降
9/30 0:00〜以降

がBIGチャンスとなる訳だが、この9/30の0:00〜という時間もポンド円にとっては非常に大きい意味を持つ。

それは月末のロンドンFIXだ。

特にポンドは月末のロンドンFIXにかけて買われやすい傾向が顕著である。
(もちろん絶対ではなく、昔に比べると傾向が弱まりつつあるが)


ロンドンFIXによる戦略は下から買い持ちしてロンドンFIX前に利確する。というのが基本とはなるが、今週に関しては地合いが売りに優位に働いていた為、ロンドンFIX後はそのトレンドに収束する可能性が高かった。


0:00〜以降は大きく売られ東京時間も下落が継続した。

この流れも欧州で底打ちとなりそこから反転。
これはエネルギー収束の法則で、ディベースにおける値動きは市場毎に帳尻合わせが行われるという理屈で説明は出来る。


ポンド円の解説は以上だ。
チャートの形状二の次で時間帯が重要な週だったように個人的には思っている。



オージードルチャートポイント解説


2時間足

画像4


オージードルについては、ポイントとなる0.72250のサポートを割れるBの下落が今週の狙い目となった訳だが、ここで手前のAの下落スラストとBの心理的な違いを考えてみよう。


まずAの下落について。


直近の環境は誰がどう見たって上昇トレンドだ。
という事は場がロングに寄ってるという事になる。

そこでMトップをつけて急落。
これは俗に【猫耳トップ】と呼ばれるものだ。


猫耳の右肩を形成する際に、最後の短期ロンガーによる押し目買いが捕まる。

と共に、下落を見て中期長期のロンガーの手仕舞い売りが入る。

すると、短期のロングの損切りも重なってトレンド転換に繋がる。という図式だ。

ココはトレンド転換の初動となる位置だというのが分かる。


一方でBのスラストは??

ココまでの説明で既に分かりだろうが、Bの位置は2時間足ベースの環境においては下落トレンドの終盤であるのだ。


Bの直前に形成された0.72250サポートでのトリプルボトム。
これによってA以降のショートの清算(買い戻し)はある一定入ると思われる。

尚且つここはA手前の上昇の起点でもあるから、ここで新規の買いも入りやすいだろう。

で、トリプルボトム後は一旦0.7315あたりまで反発する。

この反発を見てようやく新規のロングを検討するプレーヤーもいるはずだ。
そのプレーヤーの損切りはどこだろうか??


0.72250の下か、0.7200の下だろうという事が想像できる。


0.72250で形成されたトリプルボトムのように、サポートが揃いすぎた安値というのは逆に損切りポイントが明確になる為、狙われやすい。


今度はA以降のショートをトリプルボトムで清算せずに保有してた場合の心情を考える。


自分がショートを上から持っていてトリプルボトム後の反発中もずっと保有したままだったら??
を想像してみるのだ。


『はよ下げろよ』


て皆思うはず。笑


もちろんサポートブレイクで次の安値目処8/20の0.7105あたりが意識されだすのだが、ストップ刈った後またレンジに戻る事でショートの清算がより入りやすい状況になった、と言えるだろう。


ちなみに今後のイメージとしては下の通り。


画像5


Bの下げを見てショートしたプレーヤーは捕まってショートカバーが発生した。
もう既に短期売りは消化されたのかもしれない。

今後は攻防の注目ポイントとして、
高値0.7315付近
安値0.7200以下
を見つつ波形の形成の流れを注視する感じになりそう。


一旦反発してはいるものの、まだ下落余地は残されているので、基本的には上限からの売りをメインに、上限からの売りがジワジワ焼かれる展開ならもう一段の上昇の可能性も視野に入れつつ…といったイメージ。


オージードル解説は以上だ。


今回はチャートポイントというよりは、寧ろ時間帯によるプレーヤーの変化だとかスラストの発生位置による心理の違いなんかを言語化してみた。


伝わる部分とそうでない部分がある事は分かっているが、波形の形成には必ず何かしらの意味がある。
自分で考察してみて、そこからあれこれと検証していくのを強くお勧めする。

ある人がこう言ったから「あ〜なるほど」。

ただそれで終わってたら何の進歩も望めないし、成る程と思った事を自分なりに仮説を立てて色々やってみるからこそ初めて自分の確固たる手法が完成するのではないか??



今回も長文に付き合わせてすまってすまない。
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ではまた会おう♪

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