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わたSHE祭 After Story 〜新たなキャリアに挑戦する私たち〜


女性のためのライフ&キャリアスクールSHElikesでは、シーメイト(SHElikesの会員)同士がイベントを通して親交を深められるコミュニティを設けています。2022年1月に自主企画イベント「わたSHE祭(わたシーさい)」を開催しました。実行委員(広報noteチーム)として活動したazさんと私が、仲間たちのその後をレポートする自主企画です。


2022年1月に開催した自主企画イベント「わたSHE祭(わたシーさい)」で共同代表を務めたらみさんと実行委員を務めたはるなさん。
現在は、転職や副業をして、新たな環境でご活躍されています。わたSHE祭を経てどんな心境の変化があったのか。新たな一歩を踏み出したお2人にお話を伺いました!

インタビューした仲間

らみさん
2020年10月SHElikes入会。マルシー(マルチクリエイターコース)卒。2021年8月に開催された自主企画イベント「し〜めいと縁日」に続き、わたSHE祭の共同代表を務める。本業の福祉職に加えて、福祉のコミュニティのイベント企画にも携わる。

はるなさん
2021年3月SHElikes入会。わたSHE祭では総合企画チームとして、企画や当日の司会進行を担当。本職のショールームの受付のほかに、ブライダル業界を目指す学生支援プログラムのTAとしての顔を持つ。

(左)はるなさん(右)らみさん

「わたSHE祭」が得意に気づくきっかけに


ー1月に開催された「わたSHE際」を経て、何か変化がありましたか?

はるな:「わたSHE祭」の総合企画を通して、リーダーとして引っ張るより、周りをフォローする方が好きだし、向いているなということに気づきました。

「わたSHE祭」の実行委員として参加したのも、コミュニティプランナーのリベンジが根底にありました。リーダーとサポーターどちらの役割が合っているのか。答え合わせができたのは、本当にいい経験になったと思っています。

ーサポートする側のどんなところが自分に合ってると感じましたか?

はるな:気持ちやスキルです。リマインドをはじめとしたスケジュール管理が好きだし、得意なのかなとイベントを通して気づいたんです。たとえば、裏方としてzoomを繋いだときにブレイクアウトルームを分けたり……。

もちろんCPの経験も活きた部分もあります。今回の「わたSHE祭」の実行委員の経験が自分の得意なことを知るきっかけになりました

ーらみさんは企画から携わって、ご自身の考えや行動に変化はありましたか?

らみ:「し〜めいと縁日」と「わたSHE祭」では共同代表を担っていましたが、実際は裏で動いていることが多かったです。はるなさんと同じく、私もスケジュール管理や連絡をとることが得意だと思いました。一方でファシリはあんまり得意じゃないと改めて思いました。

「わたしらしい」キャリアへ踏み出す


ー「わたSHE祭」を終えて、お二人とも新しい仕事を始められていると伺いました。

らみ:3月中は新しい職場で非正規雇用のような形で働きました。前職はもともと1年働いたらやめると決めていました。

福祉の仕事って何年間か働きつづけると、キャリアアップになる資格の要件を満たしていくんです。資格の要件を満たしたくて、3月まで絶対に続けようと思っていました。マルシーをはじめとしていろいろな道を模索して、福祉に戻りました。めちゃくちゃ働き方自体は変わったかなと思っています。


ーはるなさんはいかがでしょうか?

はるな:仕事を変えたというより、増やしたっていう感じです。副業でアシスタント職をはじめました。

元々はショールームの受付が本業でした。入社時から受付の仕事は「いつまでもずっと続けられる仕事じゃないな」と思っていました。今の年齢ならできるかもしれないけれど、5年後10年後にできる仕事ではないと感じました。

「わたSHE祭」でサポートが得意だと気づいたので、自分の得意を仕事に掛け合わせたいなと考えるようになったんです。

ーアシスタント職について、詳しく教えてください!

ウェディング系の企業のアシスタント職に就きました。学生の頃からウェディング業界にすごく興味がありました。実は新卒でウェディング系の会社に入って、ホテルのレストランで働いていたんです。ウエディング業界から一度は離れたものの、また戻りたいなと思っていました。

転職や副業での軸は、自分の興味や関心


ーSHEではデザイナーやライター、マーケターを目指す方が多い中、お二人は自分の道を歩まれている印象を受けました。仕事に変化が生じる状況で、葛藤や不安はありませんでしたか?

はるな:葛藤とか不安とかは正直ありませんでした。本業の休みの時間に副業を充てて、休みが減るので体力的には大丈夫かなとは思ってました。

派遣社員なので正社員ほど安定してないし、福利厚生も豊富じゃない。ひとつの会社からしか給料がもらえないことに不安を感じていました。「若いうちに興味がある業界で吸収しておこう!」「今がチャンスだな!」と勢いで始めました

ー変化に前向きで、ポジティブですね!

はるな:実際は身体はラクではないんです。ですが最近は仕事をしていて、楽しいと感じることが増えました!やりたいことやっているときはそうでないときと気持ちが違うなと実感しています。

ーらみさんは、葛藤や不安はありましたか?

らみ:はるなさんとは反対に、葛藤とか不安の中で転職活動をしていました。結局、福祉業界で働き続ける決意をしました。自分がどうなりたいのかをずっと考えて過ごしていました

ーらみさんがもう一度福祉の会社で働こうと思ったきっかけは何だったのですか?

らみ:福祉の仕事に興味があると再認識できたことが大きいと思います。自己分析をしたりやみえさんの1on1サービスを利用したり、たくさんの人に話を聞いてもらいました。

もともと「福祉系の仕事に携わりたい」という思いがありましたが、福祉ではない会社やさまざまな職種の選考を受けていました。手当たり次第にマーケ職、営業職など20社ぐらい受けましたね。

「これでいいのかな?」「本当に?」って迷いがあると受からないんですよね。書類選考や1次面接すら受からない状況が続いていました。

そんな状況で出会ったのが現在働いている会社です。企業理念をみて「ここであれば福祉の仕事とちゃんと向き合える」と思いました。

ー新しいお仕事を選ぶ際の決め手があったら教えてください。

はるな:ウェディング業界全体の状況が把握できる会社を選びました。どこかの結婚式場で働くよりも、業界全体を見渡すことができる会社に行きたいと思っていたからです。

らみ:決め手は3つあります。まず、夜勤がない日中の福祉の仕事がいいなと考えていました。いままで夜勤や三交代の仕事をして、体力的にしんどさを感じていました。ビジョンが共感できるかも重要でした。これらに加えて、副業OKかどうかも重視して求人を見ていました。

共通する想いは、「働きたい」業界づくり


ーこれから挑戦したいこと、興味あることがあればぜひ教えてください!

はるな:「サービス業界で働きたい」と思う人を増やしたいです。サービス業界で働く人のマインドの向上やサービス業界のブラックなイメージを変えられたらいいなと思います。

「四大出てるのに、レストランで働いてるんだね」と以前の職場の人に言われたことがあって。私としては、「好きなことして何が悪いの?」と思ったんです。

やりたいことは他にもたくさんあります。キッチンカーをしたり、「親孝行」をテーマにしたサービスを展開したりしたいと考えています。

らみ:私もはるなさんと同じく、業界の人の働き方にはずっと疑問に思っています。これからもっと人口は減るけど、高齢者や福祉のサービスを利用していく人が増えていくことが予想されます。

「働きたい」と思ってもらえるような、福祉業界をつくっていきたいとずっと思っています。福祉系コミュニティでは、福祉業界の環境づくりに携わっているので、引き続き続けていきたいです。

挑戦することが次のキャリアにつながる

ーキャリアに悩んでいる方に向けて、最後に一言お願いします!

らみ:私もめっちゃキャリアに悩んでいます。これからもっと悩む時がくると思うんですけど、自分のやりたいことに挑戦し続けていきたいです

マルシーまで受けてなんなのですが、デザイナーにはならないと決めています。ライターにもなれないと思う。SHEはやりたいことを突き詰めるきっかけになる場所だから、何でもいいと思うんです。

「SHEに入ったから●●にならなきゃならない」って、私も思ったことがあります。そこから考えて、福祉の道を選ぶ決断をしました。デザイナーになるとか、大きなキャリアステージの変化を経てアワードに出るとか、それだけが大事なことではないと思います。

はるな:自分の得意分野を見つけようと思って、わたSHE祭の実行委員やCPにも立候補しました。意外と苦手な部分がハッキリと見えたなと感じています。

やってみないと得意なのか苦手なのかも分からなかったです。自分の得意なことや苦手なことが分かったおかげで、今の仕事につながっています。

わたSHE祭の実行委員やCPに立候補するときは、「私がやっていいのかな?」とすごい思いました。だけど、やっぱりやってよかったって思っています。迷ったらやる方が後悔がないと思います!

ーらみさん、はるなさん気持ちが前向きになれるお話をありがとうございました!


インタビュー:あず&にゃこ
文字起こし:あず
編集:にゃこ


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