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【4.5弾環境】赤紫ルフィ【新リーダーを使いたい】

お久しぶりです。

今回はアルティメットデッキ"三船長"集結にて登場した新リーダー「モンキー・D・ルフィ」のデッキについて記事を書かせていただきます。

発売間もない発展途上のデッキであり、月末には第5弾『新時代の主役』の発売により環境が大きく変化することとなりますがこのリーダーの特徴を理解することの一助となれば幸いです。



リーダーの特徴

リーダーの特徴をおさらいしておきます。
「モンキー・D・ルフィ」の特徴は大きく分けて2つ、

パワー6000のリーダーであること。

赤紫の混色リーダーであること。

です。


この特徴を踏まえてリーダーを活かすには何をしたら良いでしょうか。

「ユースタス・キッド」や「エドワード・ニューゲート」でパワーを上げて耐久する?

それであればライフが6枚ありリソースの多いリーダー「エドワード・ニューゲート」を使用したほうが理にかなっています。

リーダー効果と紫のドン加速を活かして大型キャラクターを活躍させる?

それであれば「鬼ヶ島」がサーチ可能になり凄まじい速度でドンが増やせるようになった青紫「カイドウ」が存在します。


ではこのルフィだけが持つ特徴とは何でしょうか?

それはアクティブで1ドン追加されることにより10ドンターン以降はドン消費カードと合わせて11ドン使用できることです。


効果でパワーを上げることやドンをアクティブにすることで実質10ドン以上を使用するリーダーは多数存在しますがドンを消費さえすればなんの制約も無く自由に使えるドンを獲得できるのはこのリーダーが唯一無二です。

11ドン使用してキャラクターを展開したり、11ドンで11000パワーをプラスしたり、アクティブで追加された1ドンでカウンターを構えたり相手よりも1ドン分強い動きをすることが可能です。


1ドン分強い動きができるということは+1000分要求値が上昇しているといことであり1ターン経過すれば相手への要求値を+1枚。2ターン経過すれば+2枚となり初期ライフの少なさ取り返すことができます。

以降は使用したドンの総量という相手が絶対に追いつくことのできない結果を積み上げていく素のパワーが6000ある恐ろしいリーダーとしてその覇気で相手を圧倒することが可能です。


筆者の調整と研究では11ドン使用することを意識して構築、プレイをすることが最も強い「モンキー・D・ルフィ」の運用方法であると結論付けました。


白ひげvs赤髪

採用される大型キャラクターで「エドワード・ニューゲート」と「シャンクス」はよく比較されます。

守備的な動きをするとリーダー白ひげの方が優先されるためより攻撃的な「シャンクス」の方がデッキに合っているように思います。

しかしここで意識したいのが11ドンを使用するといことです。

どちらも9コストのキャラクターであるためまだ10ドンに到達していません。

「シャンクス」も強力なキャラクターですが返しに手痛い反撃を貰うと結果的に11ドン使用できるターンが減ってしまいます。

安全に10ドンに到達するために「エドワード・ニューゲート」を優先したほうが良いでしょう。


「シャンクス」と比較すべきなのは10コスト「モンキー・D・ルフィ」。

どちらも大型の速攻キャラクターですが11ドンを使用するには「ユースタス・キッド」との併用が必要となります。

「ユースタス・キッド」がいる状況ではブロックを抑制できる「モンキー・D・ルフィ」が強く、そうでなければ「シャンクス」が安定します。好みの範疇かと考えます。


ドン加速カードの優先順位

このデッキのドン加速は大型キャラクターを早く登場させたいからではなく、相手の攻撃の手が緩いうちに安全に11ドン使用できる状態に到達するために採用されています。

そんなドン加速カードにも複数種類が存在しなかでも最も強いのが「雷鳴八卦」です。

本来カウンターとして捨てるだけであった手札でドンを増やすことができるこのカードは実質的な手札消費がないうえに最軽量。

トリガーでもドンを加速することができ終盤でも4000カウンターであるため複数引いたとしても腐ることがありません。

調整段階ではこのカードに加え「鼻空想砲」を採用した構築を用いてゾロや白ひげ相手に無双していましたが重大な欠点が見つかります。

それは2ドンアクティブでターンを返すと相手が途端に攻撃してくれなくなったっという点。

タネが分かると単純なもので実際にドンを加速することが有効なターンはわずかであるためそのターンを我慢されるだけで解決されてしまいました。

また環境にはレベッカといったリーダーに序盤攻撃してこないデッキも存在するため採用を見送る事になりました。


次によく採用されていると感じるのが「ジャンバール」と「ミス・オールサンデー」の5コスト組です。

先攻3ターン目にドンを加速すれば次のターンは9ドンとなり「エドワード・ニューゲート」を登場させることができます。

本体サイズも5000あり登場後はアタッカーとしての活躍が期待できます。

しかしこれらのカードには重大な欠点があります。

それはトリガーでドン加速しないという点です。

ドンを加速さえすればウィンコンディションへ安全に到達できるので初手に引けなかった場合を考えドン加速枠のカードにはトリガー加速がついているべきです。

また5コストというのも使い勝手が悪く、先攻ではいいのですが後攻では6コストバニラと出すターンが被ってしまいプレイできなくなってしまいます。

パワー5000でアタッカーになるという点もリーダーが6000あるせいで攻撃されて実質カウンターの役割を果たせず、攻撃での+1000要求も4コスト加速カードを使用した残りの1ドンをリーダーにつければ良いため採用するメリットが実はほとんどありません。


消去法として4コストでトリガーがある「バジル・ホーキンス」と「大看板"災害"」を採用することになります。


サーチカードの有無

ワンピースカードゲームではいわゆる「ナミ」互換といわれるようなデッキの上から数枚を見て特定のカードを手札に加えるカードを採用して安定感を高める構築が主流です。

赤紫ルフィの構築にも「ナミ」や「イゾウ」が採用されたものが散見されますがこれらのカードを筆者は不要と判断しました。

これらのカードは特定のカードをキーカードとするデッキでは重要な1枚となりますが11ドンを使用するという目標に置いては必須ではありません。

100点のカードを1枚探して使用するよりも60点のカードを2枚使用したほうがトータルでは強力であるためサーチカードとその対象を採用することよりも1枚1枚強力なカードを採用することとしました。


8/5フラッグシップ入賞
8/6フラッグシップ入賞


プレイする際に気をつけること

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