【裏話】ふたりでしたい「一緒になろ」

お久しぶりの裏話的なものです
台本はこちら▼
『ふたりでしたい「一緒になろ」』


あらすじ

小説を書いている主人公
書き途中の原稿が彼女に見つかり、こんなことやりたいよね……という将来の話を……
「一緒になりたい」そう言って彼女を万年筆で刺し殺す
ペン先に付いた血で小説の最後のセリフを書き切る
すると自らにペン先を向け、冷たくなった彼女に抱きつきそのまま……

ざっくりとはこんな感じ、実際の台本をただ読んで欲しいなぁ……とは思う

裏話たち

タイトルについて

普段なら考えまくるタイトル
今回は案外スパッと決まった

ふたりでしたい「一緒になろ」

気づいた人いるかな……
台本の終わり方、最初にネタバレしておいたんだけど……
にょんの中ではある種、警告だったんだけど
「ふたりでしたい」
漢字に直すなら「二人で死体」だった
えっちぃことにも繋がってしまうけど、それは集客集客

にょんのネタバレ前に気づいてくれてれば、撒いておいた甲斐があって、ちょっと嬉しい

台本全体について

実は、140字を書こうと思ったら1200字になってたんだよね……
そのせいで、冒頭部分が少し雑っぽい

あとは、ト書きが小説っぽい
読んでくれたリア友が、「入り込みやすかった、小説寄りの台本……?」って言ってたから、客観的にも小説っぽいみたい
「わたくし、小説と聞いて来たのですが……」ってト書きくん言ってる
いつか小説にするから、ト書きくんちょっとまっててね

小説かきかきしてた彼氏くん

ずっと、彼女ちゃんとやりたいことを書き留めるように、小説にしてた

「マシュマロのベッドで寝たい」ってところは、彼氏くんが現実的な夢ばかり見てる訳じゃないかも、って思って欲しかった

「一緒になりたい」
結婚とかそういうものを想像するのが彼女ちゃん
2人だけの世界に行きたかったのが彼氏くん
結婚、って言葉が出てくるくらい、彼女ちゃんは彼氏くんのこと大事に思ってたはず
彼氏くんはこれを「紙っぺら」と言う
ここで認識の差が出てしまったから、彼女ちゃんが逃げるならここだったかな……と

彼氏くんの万年筆

最終的に万年筆で刺されてしまったけど、彼女ちゃんからのプレゼントだったらいいなぁ……と思ってた

万年筆はインクちょんちょんてして書く、らしいじゃないですか
彼女ちゃんの血=インクで最後のセリフを書けたようで、とても喜んでました

ちょっと解釈がわかれそうな台詞

途中で彼氏くんが「ほんとに僕が殺ったんだ」って台詞がある
人によっては、彼氏くんが罪悪感を抱いているように感じるかもしれない
作者的には「もうすぐ一緒になれる」そんな希望と喜びを含んだ一言でしたね

最後

最後、二人とも同じ万年筆で死んじゃった
理想の世界を書き続けた彼氏くんの万年筆で死んじゃった
ちょっとエモいかな、なんて思って書いてた

終わり

最後まで読んでくれて、ありがとうございます
大した裏話は出来ないけど、少しでも楽しんで貰えたら嬉しいなぁ……と思うばかりです

台本の裏側全部を話したわけじゃないから、いろんな解釈が聞けると嬉しいなぁ……|ू•ω•)チラッ

改めて、最後までありがとです
にょんはまだ、ここで遊び尽くします
一緒ににょんの世界で遊ぼうね


またおいで

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