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卵子提供と遺伝子の執着。


遺伝子にこだわっていたら、ここまで来れなかっただろう。


何度も言いますが、

私は最後の最後まで遺伝子にこだわっていた人です。


自分の卵で頑張って、ダメだったら諦めよう、
卵子提供の選択肢はないと思っていた人です。


私の子供の欲しい理由は、この世に自分の遺伝子を受け継ぐ家族を残したかったからです。


そんな私が、今こうして卵子提供の道を進んでいるこの矛盾w


最初は自分でも驚いたくらいで、

なぜこの選択に至ったのかわかりませんでした。

ただ、とにかく妊娠して出産したいと言う思いだけで突っ走ってきましたが、


最近やっと、わかってきた気がするんです。


子供を産んで育てたい!


ただそれだけ。


このように自分のDNAを持つ家族を残したいと言う、遺伝子への執着から解放された時に、道は開けたんだと思います。



だったらアダプション(養子縁組)でもいいわけだし、

エッグドナーを選り好みする必要ないじゃないか!

そう思われる方もいると思うので、


今日はその辺の気持ちの整理をしようかと思います。


遺伝子への執着を捨てた私が、それでもなお遺伝子に執着する?

エージェントとレシピエントの温度差など、

気持ちの矛盾などを、まとめます。

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