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Cheesecake Factory(CAKE)2024/Q4決算発表(2025/2/19)


1.売上と収益・株価情報

  • ・EPS 予想 0.91B → 結果 1.04 ✅ 

  • ・売上 予想 912.93M → 結果 920.96M ✅

  • ・次期EPS 予想  → 新ガイダンス

  • ・次期売上 予想  → 新ガイダンス

2.決算発表後の市場の評価

①ポジティブニュース

  • 予想を上回る業績:第4四半期の純利益は4,120万ドル(1株当たり0.83ドル)で、前年同期の1,270万ドル(0.26ドル)から大幅に増加しました。調整後の1株当たり利益は1.04ドルで、アナリスト予想の0.92ドルを上回りました。

  • 売上高の増加:売上高は9億2,100万ドルで、前年同期の8億7,700万ドルから増加し、アナリスト予想の9億1,290万ドルを上回りました。

  • 既存店売上の伸び:The Cheesecake Factoryブランドの既存店売上高は前年同期比1.7%増加し、カジュアルダイニング業界全体を上回るパフォーマンスを示しました。

  • 市場シェアの拡大:CEOのDavid Overton氏は、同社が市場シェアを拡大し続けていると述べ、特にNorth ItaliaやFlower Childといったブランドの成長可能性に自信を示しました。

②ネガティブニュース

  • 既存店売上の伸び率鈍化:既存店売上高の増加率が1.7%と、アナリスト予想の2%を下回りました。

  • 業界全体の課題:レストラン業界全体での価格上昇がインフレに敏感な消費者の需要に影響を与えており、特にファストフード業界では値引き競争が激化しています。

③アナリストの評価と将来予測

Oppenheimerのアナリストは、Cheesecake Factoryが運営するNorth ItaliaやFlower Childといったブランドを「成長の原動力」と評価しています。

これらのブランドは、消費者の多様なニーズに応えることで、同社のポートフォリオを強化しています。

また、同社は独自性と高品質なダイニング体験を提供することで、他社との差別化を図っています。インフレによる価格上昇が業界全体に影響を及ぼす中、Cheesecake Factoryは需要を維持し、カジュアルダイニング業界全体を上回る業績を上げています。これは、消費者が同社の提供する価値を認識していることを示しています。

しかし、既存店売上高の増加率が予想を下回ったことや、業界全体での価格競争の激化は、今後の課題として認識されています。特に、インフレに敏感な消費者が価格上昇に対して敏感に反応する可能性があり、需要の変動に注意が必要です。

総じて、Cheesecake Factoryは強固なブランド力と多様なポートフォリオを活かし、成長を続けていますが、業界全体の動向や消費者の価格感度に対する慎重な対応が求められます。

3.企業情報

1.企業概要

(1)会社名
The Cheesecake Factory Incorporated(ザ・チーズケーキ・ファクトリー)

(2)設立
1972年(カリフォルニア州ロサンゼルスにて創業)、1978年に最初のレストランを開店

(3)本社所在地
26901 Malibu Hills Road, Calabasas Hills, California, 91301, U.S.A.

(4)事業内容

  • レストラン事業(The Cheesecake Factory®、North Italia®、Flower Child®などのブランド運営)

  • ベーカリー事業(チーズケーキおよびデザートの製造・販売)

  • ライセンス契約による国際展開(中東、アジア、メキシコなど)

(5)上場市場・ティッカー
NASDAQ:CAKE

(6)店舗数(2025年2月時点)

  • 北米:352店舗(The Cheesecake Factory 215店舗、North Italia 43店舗、Flower Child 38店舗、FRCブランド 49店舗)

  • 海外:34店舗(ライセンス契約による運営)


2.主な商品・サービス

(1)レストラン事業

  • The Cheesecake Factory:アメリカ全土に展開するカジュアルダイニングレストラン。多彩なメニュー(約250品目)と豊富なデザートが特徴。

  • North Italia:イタリアンレストランブランドで、クラシックなイタリア料理にモダンなアレンジを加えたメニューが特徴。

  • Flower Child:ヘルシー志向のファストカジュアルレストランで、オーガニック食材を使用したボウルやラップが人気。

  • Fox Restaurant Concepts(FRC):様々な業態のブランドを展開するレストラングループ。

(2)ベーカリー事業

  • 自社ベーカリー施設(カリフォルニア州・ノースカロライナ州)で製造するチーズケーキやペストリーを、レストランや外部取引先に供給。

(3)テイクアウト・デリバリー

  • 近年はオンライン注文、デリバリー、カーブサイドピックアップなどの利便性を強化。

  • 店舗売上の約21%がテイクアウト・デリバリー経由。


3.強み・弱み

(1)強み

  • ブランド力の強さ:The Cheesecake Factoryはアメリカのカジュアルダイニング業界で圧倒的な知名度と人気を誇る。

  • 豊富なメニュー:250種類以上の料理と60種類以上のチーズケーキを提供し、幅広い客層に対応。

  • 高い顧客満足度:フォーチュン誌の「働きがいのある会社100選」に11年連続で選出されるなど、サービス品質が評価されている。

  • 堅実な成長戦略:海外展開、ブランド多角化、新規店舗の出店による成長機会を確保。

(2)弱み

  • 高コスト構造:食材費・人件費の割合が高く、利益率が低め(営業利益率5.1%)。

  • 競争の激しい市場:カジュアルダイニング業界では、Texas Roadhouse、Olive Garden、BJ’s Restaurantsなどの競合が存在。

  • 健康志向の変化:高カロリーなメニューが多く、健康志向の高まりによって一部の消費者層の離脱リスクがある。


4.直近の企業戦略

(1)新規店舗の積極展開

  • 2024年には23店舗を開店、2025年には最大25店舗の開店を計画(The Cheesecake Factory 3~4店舗、North Italia 6~7店舗、Flower Child 6~7店舗、FRC 8~9店舗)。

  • 国際展開をさらに推進し、既存のライセンス契約エリア(中東、メキシコ、アジア)での新規出店を検討。

(2)コスト管理の強化

  • 原材料費・人件費の削減を推進し、利益率の改善を図る。2024年Q4では、原材料費率(22.3%)、人件費率(34.2%)ともに前年同期比で改善。

  • デジタル化を活用し、オペレーションの効率化を進める(オーダーシステムの強化、デリバリー対応の最適化)。

(3)テイクアウト・デリバリー事業の強化

  • オンライン注文の利便性向上、カーブサイドピックアップ導入などで、オフプレミス売上比率(全売上の21%)を維持・拡大。

  • 競争の激しいデリバリー市場(Uber Eats、DoorDash等)において、価格競争力とサービスの質を強化。

(4)株主還元の継続

  • 四半期配当0.27ドル/株を維持(2025年3月18日支払い予定)。

  • 自社株買いも実施(2024年Q4に11,800株を50万ドルで買戻し)。

  • 株主価値向上を意識しつつ、新規出店など成長投資とのバランスを取る方針。


総評

Cheesecake Factoryは、ブランド力と豊富なメニューを強みに持つカジュアルダイニングのリーダー企業である。近年の戦略として、国内外の店舗拡大とデジタル化の推進による成長を重視している。一方で、高コスト構造や競争激化に対応するため、利益率の向上や効率的な店舗運営が今後の課題となる。

4.決算概要(FORM8-K)

1.損益計算書

(1)売上高

  • 2024年Q4の売上高は 9億2,096万ドル(前年比+5.0%)。

  • 主要ブランド別の売上高:

    • The Cheesecake Factory: 6億6,938万ドル

    • North Italia: 8,131万ドル

    • その他のFox Restaurant Concepts(FRC): 8,512万ドル

(2)費用

  • 原材料費:2億578万ドル(売上の22.3%)

  • 人件費:3億1,523万ドル(売上の34.2%)

  • その他の運営コスト:2億4,711万ドル(売上の26.8%)

  • 減価償却費:2,643万ドル(売上の2.9%)

  • 資産減損及びリース解約費用:1,522万ドル(売上の1.7%)

(3)営業利益と純利益

  • 営業利益:4,663万ドル(売上の5.1%)

  • 純利益:4,115万ドル(売上の4.5%)

  • 調整後純利益(非GAAPベース):5,178万ドル

  • 1株当たり利益(EPS)

    • GAAPベース:0.83ドル(前年比+219.2%)

    • 調整後EPS:1.04ドル(前年比+30%)


2.貸借対照表

(1)資産

  • 現金および現金同等物8,417万ドル(前年同期比+49.6%)

  • 総資産:未記載(詳細情報が必要)

(2)負債

  • 長期負債4億5,206万ドル(前年同期の4億7,004万ドルから減少)

    • うち、0.375%転換社債(2026年6月償還):3億4,500万ドル

    • リボルビングクレジット枠の利用額:1億1,000万ドル

  • 流動負債:詳細不明

(3)自己資本

  • 株主還元策として自社株買いを実施(11,800株、50万ドル相当)

  • 四半期配当:0.27ドル/株(3月18日支払い予定)


3.キャッシュフロー計算書

(1)営業活動によるキャッシュフロー

  • 2億6,833万ドル(前年同期の2億1,840万ドルから増加)

(2)投資活動によるキャッシュフロー

  • 設備投資(CapEx)として 1億6,036万ドル(前年同期の1億5,156万ドルから増加)

(3)財務活動によるキャッシュフロー

  • 自社株買い:約50万ドル

  • 配当支払い:約1,300万ドル


4.特記すべき事項

(1)売上と利益の成長

  • 売上が前年同期比5%増加し、営業利益率が向上(5.1%→4.9%)

  • The Cheesecake Factoryブランドの既存店売上が前年比+1.7%(業界平均より高い)

  • 店舗展開の加速:四半期中に9店舗を新規開店(年間では23店舗)

    • 2025年の新規開店予定:最大25店舗(The Cheesecake Factory 3~4店舗、North Italia 6~7店舗、Flower Child 6~7店舗、FRC 8~9店舗)

(2)コスト管理の改善

  • **食材費率が低下(23.0%→22.3%)**し、利益率改善

  • **人件費率が低下(35.2%→34.2%)**し、効率化が進んでいる

(3)資産減損およびリース解約費用

  • 1,522万ドルの損失を計上(前年同期の2,782万ドルから減少)

  • 主にFRCブランド関連の調整が影響

(4)株主還元

  • 配当0.27ドル/株を維持

  • 自社株買いは50万ドルと控えめ


総評

Cheesecake Factoryの2024年Q4決算は堅調な成長を示しており、特に売上と純利益の増加が際立つ。コスト管理の改善とともに、今後の店舗展開計画が成長ドライバーとなる見込み。

5.決算発表資料(抜粋)


6.カンファレンスコール要約

■決算発表マインドマップ

■業績ハイライト:

  • 第4四半期の総売上高は9億2,100万ドル、調整後純利益率は5.6%でガイダンスを上回る

  • 2024年通期は過去最高の年間売上高と調整後EPS(3.44ドル、前年比+28%)を達成

  • チーズケーキファクトリーの第4四半期既存店売上高は+1.7%、業界平均を110ベーシスポイント上回る

  • 第4四半期のレストランレベル利益率は18.4%で過去7年間で最高

■消費者動向とインフレ対応:

  • 経営陣は「不安な消費者」に関する業界の懸念に対して慎重ながらも楽観的な見方を示す

  • 天候による一時的な影響はあるものの、基調となる消費需要は堅調

  • バレンタインデーの売上も好調で、消費者の外食への支出意欲は維持

  • メニュー価格は平均で約4.2%引き上げたが、来客数への大きな影響は見られず

  • 価格設定は競合他社と比較して中程度の水準を維持

  • 割引に頼らない価値提案戦略を継続

■重要な事業戦略:
1.新メニュー展開

  • 20品目以上の新メニューを導入

  • 幅広い価格帯(12.95ドル〜31ドル)で提供

  • ベジタリアンオプションなど多様な選択肢を用意

2.店舗展開

  • 2025年に最大25店舗の新規出店を計画

  • チーズケーキファクトリー3-4店舗

  • ノース・イタリア6-7店舗

  • フラワーチャイルド6-7店舗

  • FRCレストラン8-9店舗

3.労務管理

  • 業界トップクラスの従業員定着率を達成

  • 労働生産性の継続的な改善

  • 人件費の効率化による利益率の向上

■2025年の見通し:

  • 総売上高は約38億ドル(中央値)を予想

  • 第1四半期は9億2,000万〜9億3,000万ドルの見込み

  • 商品、労働費、その他営業費用のインフレ率は低〜中単一桁台を予想

  • 純利益率は約4.75%を見込む

■特筆すべき課題と対応:

  • 卵価格の上昇が課題だが、幅広い食材バスケットで影響を緩和

  • 公共料金コストの上昇への対応

  • 新規店舗開設に伴う一時的な利益率の低下

経営陣は、マクロ経済環境の不確実性は認識しつつも、チーズケーキファクトリーの事業モデルの強靭性と、価値提案の有効性に自信を示しています。特に、割引に依存せず、品質とサービスで差別化を図る戦略を堅持する姿勢を強調しています。また、フラワーチャイルドやノース・イタリアなど新しいコンセプトの成長も順調で、ポートフォリオ全体としての成長戦略が奏功していることが示されました。

7.各種成長性

1)純資産成長率

2)四半期売上高推移


8.カンファレンスコール詳細

司会者:みなさま、お待たせいたしました。

私はクリスタと申します。本日のカンファレンスオペレーターを務めさせていただきます。

ただ今より、チーズケーキファクトリー2024年第4四半期決算説明会を開催いたします。

バックグラウンドノイズを防ぐため、全ての回線をミュートにさせていただいております。

スピーカーの発表後には質疑応答の時間を設けております。

ご質問がある場合は、お手元の電話機のキーパッドでスターを押した後に1を押してください。

質問を取り消す場合も同様にスター1を押してください。

それでは、財務・IR担当副社長のエティエンヌ・マーカス氏にバトンをお渡しいたします。

マーカス氏、お願いいたします。

マーカス:みなさま、こんにちは。2024年度第4四半期の決算説明会にご参加いただき、ありがとうございます。

本日は、会長兼最高経営責任者のデイビッド・オーバートン、社長のデイビッド・ゴードン、そして執行副社長兼最高財務責任者のマット・クラークが同席しております。

まず始めに、本日のカンファレンスコールでは、1995年私募証券訴訟改革法の意味における将来予測に関する記述として考えられる項目について議論される可能性があることをご留意ください。

実際の業績は、本日のプレスリリース(当社ウェブサイトinvestors@thecheesecakefactory.comで閲覧可能)および証券取引委員会への提出書類に詳述されている要因により、将来予測に関する記述で述べられた、または示唆された内容と大きく異なる可能性があります。

将来予測に関する記述は全て、本日時点のものであり、当社は将来予測に関する記述を更新する義務を負いません。

また、本カンファレンスコールでは、資産の減損およびリース解約、買収関連費用を除外した調整後ベースでの結果を発表いたします。

非GAAP財務指標の使用に関する説明および最も直接的に比較可能なGAAP指標との調整については、前述の通り当社ウェブサイトのプレスリリースをご参照ください。

デイビッド・オーバートンが冒頭の挨拶を行い、その後デイビッド・ゴードンが事業の最新状況についてご報告いたします。

続いてマットが第4四半期の財務結果の報告と今後の見通しについてコメントした後、質疑応答に移らせていただきます。

それでは、デイビッド・オーバートンに引き継ぎます。

オーバートン:ありがとう、エティエンヌ。

まず始めに、最近のロサンゼルス地域での壊滅的な山火事について触れさせていただき、被害を受けた全ての方々に心からお見舞い申し上げます。

このような事態は、私たちのコミュニティを守るために懸命に働く消防士や救急隊員の献身的な努力を浮き彫りにするものであり、彼らの奉仕に深く感謝しています。

では、業績についてお話しさせていただきます。

私たちは好調な業績で年を締めくくり、チーズケーキファクトリーレストランの既存店売上高と来客数が業界を上回る実績を上げ、第4四半期の売上高、利益、出店数はいずれもガイダンスを上回りました。

実際、2024年は過去最高の年間売上高と調整後1株当たり利益を達成し、さらに当社の歴史の中で単年度での最多の新規出店数を記録しました。

以前にも申し上げた通り、この業績は、メニューの革新、レストランの現代的なデザインと装飾の維持、そして卓越した食事の品質、サービス、おもてなしの提供に対する私たちの揺るぎない注力の表れです。

この点について、現在私たちは、幅広い現代的な料理、カテゴリー、価格帯にわたる20以上の新メニューの展開を進めています。

このメニューは、お客様から好評を得ており、新しい商品の多様性と品質に対して肯定的なフィードバックをいただいています。

私たちの継続的なメニュー革新は、割引に頼ることなく高い関連性を生み出しており、最高クラスの運営者とともに、競争環境において私たちを際立たせ続けると考えています。

出店についてですが、第4四半期には力強い消費者需要を背景に9店舗をオープンしました。これにはチーズケーキファクトリー2店舗、ノース・イタリア3店舗、フラワーチャイルド2店舗、FRCレストラン2店舗が含まれます。

四半期末以降、ノース・イタリア1店舗、フラワーチャイルド2店舗、FRCレストラン2店舗の計5店舗をオープンしました。

そして今後数週間でさらに3店舗のオープンを予定しており、第1四半期の新規出店数は合計8店舗となる見込みです。

私たちは出店の勢いを維持したいと考えており、2025年には最大25店舗の新規出店を予定しています。

さらに、ライセンス契約のもと、最大2店舗のチーズケーキファクトリーレストランを海外でオープンする予定です。

最後に、私たちの体験型コンセプトを通じてお客様に提供する特別な高品質なダイニング体験に対する消費者需要は、当社のポートフォリオの長期的な成長可能性に対する私たちの確信を強めるものです。

そして、私たちの業績は、より大きなプラットフォームがもたらすパワーを示しており、持続可能な成長と価値を推進するという私たちの戦略に対する確信を強化しています。

それでは、事業の最新状況についてデイビッド・ゴードンにバトンを渡します。

ゴードン:ありがとう、デイビッド。

デイビッドが強調した業績は、私たちの運営者の卓越した実行力と、美味しく思い出に残るゲスト体験の提供に対する揺るぎない焦点、そしてレストランの効果的な管理なしには成し得ませんでした。

そして再び、過去最高の顧客満足度スコアや、期待を上回る利益のフロースルーと労働生産性を含め、事業全体で改善が見られ、レストランレベルの利益率向上に貢献しました。

この点について、第4四半期のチーズケーキファクトリーレストランの利益率は18.4%で、過去7年間で最高の水準を記録しました。

重要なことに、業界トップクラスの管理職とスタッフの定着率は引き続き改善しており、これらの分野での継続的な業務改善を支えると期待しています。

次に、売上高の動向についてお話しします。

第4四半期のチーズケーキファクトリーの既存店売上高は前年比1.7%増加し、重要なことに、来客数は再び業界を大きく上回り、ブラックボックスカジュアルダイニング指数を110ベーシスポイント上回りました。

既存店売上高の成長は、直近の四半期と同様に21%のデリバリー比率に支えられ、年間平均単位売上高1,250万ドルに貢献しました。

ノース・イタリアの第4四半期の既存店売上高は前年比1%増加し、年間平均単位売上高は790万ドルでした。

第4四半期には、既存市場に3店舗のノース・イタリアを出店し、非常に高い需要を集めました。これらの店舗の週間平均売上高は合計で193,000ドルを超え、年間換算で1,000万ドル以上の平均単位売上高となりました。

これは、ノース・イタリアのような最新のコンテンポラリーイタリアンレストランに対する大きな需要があるという私たちの仮説を裏付けるものです。

成熟したノース・イタリア店舗の調整後レストランレベル利益率は、前年から大幅に改善して18.8%となりました。

この利益率の拡大は、主に業務改善と10月に実施した2%のメニュー価格引き上げによるものです。

私たちは、フラワーチャイルドのコンセプト全体で売上高が大幅に上昇しており、成長可能性について引き続き非常に楽観的です。

この勢いは第4四半期に顕著でした。

フラワーチャイルドの既存店売上高は11%増加し、四半期中ほぼ横ばいだったブラックボックスファストカジュアルダイニング指数を大きく上回りました。

この売上高の改善により、週間平均売上高は83,000ドルとなり、2023年第4四半期から10%上昇しました。

さらに第4四半期には、2店舗のフラワーチャイルドを堅調な需要のもとオープンし、2店舗の合計週間平均売上高は約88,000ドルに達し、年間換算で450万ドル以上の平均単位売上高となりました。

成熟したフラワーチャイルド店舗の調整後レストランレベル利益率は、第4四半期で16.4%でした。

力強い消費者需要、経験豊富な運営チーム、整備された支援インフラ、魅力的な単位経済性を背景に、フラワーチャイルドは加速的な成長の準備が整っていると考えています。

その他のFRCの年間平均単位売上高は720万ドルでした。

まとめますと、持続的な売上高の力強さ、業務改善、各コンセプトでの利益率の段階的な拡大に牽引され、私たちのポートフォリオのパフォーマンスに非常に勇気づけられています。

私たちは、今後の出店目標を支える上で良好なポジションにあると考えています。

それでは、財務報告についてマットにバトンを渡します。

クラーク:ありがとう、デイビッド。

まず、第4四半期と会計年度の結果の概要からお話しさせていただきます。

第4四半期の総売上高は9億2,100万ドル、調整後純利益率は5.6%で、いずれも当社が提示したガイダンスの上限を上回りました。

会計年度では、総売上高35億8,000万ドル、調整後1株当たり利益は3.44ドルで前年比28%増加、調整後EBITDAは3億2,900万ドルを達成しました。

では、四半期のより具体的な詳細についてお話しします。

第4四半期のチーズケーキファクトリーレストランの売上高は6億6,940万ドルで、前年比2%増加しました。

既存店売上高は前年比1.7%増加しました。

ノース・イタリアの売上高は8,130万ドルで、前年比21%増加しました。

その他のFRCの売上高は8,510万ドルで前年比20%増加し、営業週当たりの売上高は139,300ドルでした。

フラワーチャイルドの売上高は3,820万ドルで前年比25%増加し、営業週当たりの売上高は83,000ドルでした。

外部ベーカリーの売上高は1,710万ドルでした。

次に、前年比での費用の変動についてコメントいたします。

第4四半期には、損益計算書の複数の主要項目で引き続き改善が見られました。

具体的には、売上原価は主にメニュー価格の引き上げと商品インフレにより70ベーシスポイント低下しました。

人件費の売上高比率は、賃金インフレに対するメニュー価格のレバレッジと労働生産性の改善により、100ベーシスポイント低下しました。

その他の営業費用は前年と同水準でした。

一般管理費は前年比で10ベーシスポイント上昇しました。

減価償却費は売上高比率で20ベーシスポイント上昇しました。

開業前費用は当四半期で760万ドルとなり、前年同期の960万ドルから減少しました。

第4四半期には9店舗をオープンし、これは2023年第4四半期の9店舗と同数でした。

なお、今年度の第4四半期のオープンには、標準的な新規出店よりも開業前費用が低いチーズケーキファクトリーの2店舗の移転が含まれていました。

第4四半期には、主に資産の減損とリース解約費用に関連して、FRCの買収関連収益と相殺された1,440万ドルの税引前純費用を計上しました。

第4四半期のGAAPベースの希薄化後1株当たり純利益は0.83ドルでした。

調整後希薄化後1株当たり純利益は1.04ドルでした。

次に、貸借対照表と資本配分についてお話しします。

当社は四半期末時点で、約8,400万ドルの現金残高と約2億5,700万ドルのリボルビング信用枠を含む、約3億4,100万ドルの利用可能な流動性を保有していました。

負債総額は4億5,500万ドルでした。

設備投資は第4四半期に約4,000万ドルとなり、新規出店とメンテナンスに充当されました。

四半期中に約50万ドルの自社株買いを実施し、1,320万ドルを配当として株主に還元しました。

では、今後の見通しについてお話しさせていただきます。

具体的な既存店売上高と収益のガイダンスは提供いたしませんが、2025年第1四半期と2025年通期の基礎となる前提条件について最新の考えをお伝えいたします。

これらの前提条件は、本日時点で把握している全ての情報を考慮に入れており、純店舗数、四半期初来の動向、今後数週間の予想、休日に関連する影響の影響を含み、重大な事業運営や消費者の混乱がないことを前提としています。

第1四半期については、総売上高が9億2,000万ドルから9億3,000万ドルの範囲になると予想しています。

これには、四半期初来の悪天候による約700万ドルの売上高への影響が含まれています。

次に、現時点では幅広い市場バスケットが非常に安定していることから、第1四半期の実効的な商品インフレ率は低単一桁台を予想しています。

賃金率と最低賃金の引き上げ、その他の労働コスト要素における最新の動向を考慮すると、純労働インフレ率は低から中単一桁台を見込んでいます。

一般管理費は約6,000万ドルと見込んでいます。

減価償却費は約2,700万ドルと見込んでいます。

当四半期に予定している8店舗のオープンと第2四半期初めのオープンをサポートするため、開業前費用は約1,000万ドルと見込んでいます。

これらの前提に基づき、提示した売上高の範囲で調整後純利益率は約4.3%から4.4%になると予想しています。

モデリング目的では、税率を約8%、加重平均株式数を約5,000万株と想定しています。

2025年度については、同様の前提条件と重大な事業運営や消費者の混乱がないことを前提に、2025年度の総売上高は感応度モデリングの中央値で約38億ドルになると予想しています。

感応度分析の目的で、プラスマイナス1%の範囲を使用しています。

現在、商品バスケット、労働費、その他の営業費用全体でのインフレ率は低から中単一桁台で、四半期を通じてほぼ一定と見込んでいます。

一般管理費は売上高比率で前年比約10ベーシスポイント低下、減価償却費は年間約1億900万ドルと見込んでいます。

そして、成長予想を踏まえ、開業前費用は約3,400万ドルと見込んでいます。

これらの前提に基づき、提示した売上高見込みで通期の純利益率は約4.75%になると予想しています。

モデリング目的では、税率を10%、加重平均株式数を2024年とほぼ同水準と想定しています。

出店に関して、デイビッドが先ほど述べた通り、今年も引き続き出店ペースを加速させる計画です。

そのため、現時点では2025年に最大25店舗の新規出店を予定しており、上期に最大15店舗、残りを下期にオープンする予定です。

これには、チーズケーキファクトリー3〜4店舗、ノース・イタリア6〜7店舗、フラワーチャイルド6〜7店舗、FRCレストラン8〜9店舗が含まれます。

そして、出店開発および既存店舗の必要なメンテナンスをサポートするため、約1億9,000万ドルから2億1,000万ドルの設備投資を予定しています。

最後に、第4四半期と通期の両方で、堅調な売上高、卓越した業務執行、大幅な収益性の向上を特徴とする、強力な財務・業務実績を達成しました。

私たちのコンセプトの強みと運営チームの献身は、引き続き私たちの成功を牽引し、2025年に向けて良好なポジションに位置づけています。

この勢いを基に、レストランの既存店売上高の成長、レストラン営業利益率の拡大、収益性の高い出店の加速に焦点を当て、今後も意味のある株主価値の創出に取り組んでまいります。

それでは、ご質問をお受けいたします。

司会者:ありがとうございます。

それでは質疑応答に移らせていただきます。

ご質問がある場合は、電話機のキーパッドでスター1を押して質問者の列に加わってください。

質問を取り消す場合も、再度スター1を押してください。

また、質問は1つと追加質問1つに限らせていただきます。

追加の質問がある場合は、再度列に加わってください。

それではベアードのデイビッド・タランティーノ氏からの質問です。

どうぞ。

タランティーノ:こんにちは。

マット、ガイダンスについて簡単な確認をさせてください。

総売上高38億ドルが中央値とのことですが、前回は37億5,000万ドルとおっしゃっていたと思います。

何が変わったのでしょうか?
出店計画の変更によるものか、それとも既存店の前提を変更したのでしょうか?

この微小な変更の要因は何でしょうか?

クラーク:デイビッド、マットです。

はい、出店数が増加しました。

昨年は当初のガイダンスより1店舗多く出店し、今年も1店舗増やしました。

さらにタイミングの問題もあります。

上期に15店舗出店する予定なので、営業週数が増えることになります。

これが上振れの要因です。

既存店に関する前提は、昨年の実績の継続として一貫しています。

タランティーノ:分かりました。ありがとうございます。

もう1点、今年の見通しについてですが、利益率の拡大をあまり想定していないように見えます。

昨年は年間を通じて利益率が大きく改善しましたが、2025年のガイダンスはその点で保守的なのでしょうか?

それとも、2024年末に見られた勢いが継続しないと予想される要因があるのでしょうか?

クラーク:マットです。

いくつかの要因があります。

まず、開業前費用が引き続き増加し、チーズケーキファクトリーの移転が数件あった昨年と比較して、26年初めの出店も見込んでいることから、前年比で約15ベーシスポイント上昇すると見ています。

また、過去最高のペースで出店が前倒しになることから、新規店舗の営業週数が増加し、これが10〜20ベーシスポイントの影響を与えると考えています。

したがって、成熟店レベルでは、前回のガイダンスと一貫した前提を維持しています。

成熟店レベルでは、依然として30〜40ベーシスポイントの利益率拡大を期待しており、この点については非常に自信を持っています。

また、ご指摘の通り、年初であり、誰も英雄になる必要はありません。

期待値を適切に設定したいと考えています。

勢いについては非常に満足しており、全てが予想通りに進んでいます。

タランティーノ:ありがとうございました。

司会者:ブライアン・バッカーロ氏からの質問です。

どうぞ。

バッカーロ:こんばんは、ありがとうございます。

第4四半期の利益率のパフォーマンスについてお聞きしたいと思います。

利益率の上振れ要因について詳しくお聞かせいただけますでしょうか?

労働生産性を挙げられ、特に今四半期は労働面で大きなレバレッジが効いたようですが。

チーズケーキファクトリーとノース・イタリアの比較など、もう少し詳しくお話しいただけますでしょうか?

各ブランドとも良好な利益率の拡大が見られましたので。

ありがとうございます。

クラーク:ブライアン、マットです。

2つの点を挙げたいと思います。

まず、売上高が好調な四半期で、ガイダンスの上限を大きく上回りました。

フロースルーも良好でした。

レストランは追加的な売上高を確実に確保しました。

コンセプト別に見ると、例えばフラワーチャイルドは売上高が大幅に増加し、収益性も向上しました。

チーズケーキファクトリーについては、売上高トレンドの継続的な安定性と予測可能性に加え、定着率が過去最高水準に向けてさらに改善を続けたことが、特に人件費の面で財務諸表に大きく貢献しています。

第3四半期の生産性水準を上回る素晴らしい傾向が第4四半期も継続しました。

全てのコンセプトにおける売上高の伸びと定着率の向上、この2つが主な要因です。

ポートフォリオ全体で優れた利益率のパフォーマンスが見られたと思います。

バッカーロ:参考になります。

聞き逃したかもしれませんが、チーズケーキファクトリーとノース・イタリアの既存店の内訳について教えていただけますでしょうか?

クラーク:はい。

チーズケーキファクトリーについては、実効価格は約4.2%上昇しました。

来客数は0.4%減少しました。

ミックスは約2%のマイナスでした。

この点について補足させていただくと、当初のガイダンスよりもやや高めでした。

約1.5%がオンプレミスによるもので、デリバリーの要素が若干ありました。

パーティーサイズの正常化が続く中で、アルコールの要素も若干見られました。

これは業界全体で一般的だと思います。

既存店の総額は範囲内に収まり、個々の要素も全て想定の範囲内だったと考えています。

ノース・イタリアについては確認させてください。

後ほどお答えいたします。

手元に資料がないので。

バッカーロ:分かりました。ありがとうございました。

司会者:ジェフリーズのアンディ・バリッシュ氏からの質問です。どうぞ。

司会者:シティのジョン・パワー氏からの質問です。どうぞ。

パワー:ありがとうございます。

まず、マット、2025年度の純利益率のガイダンスについて確認させてください。6月に償還期限を迎える転換社債のリファイナンスは考慮されているのでしょうか?

クラーク:良い質問ですね、ジョン。

私たちは取締役会と積極的に協議を進めています。

もちろん6月の期限が近づくにつれ、株価の動きも見ながら、現状を注視していきます。

積極的に検討を進めており、ガイダンスには大まかな想定を織り込んでいます。

パワー:では、含まれているか含まれていないか、どちらでしょうか?

申し訳ありません。

クラーク:含まれています。

パワー:分かりました。

次に、リワードプログラムについてお聞きしたいと思います。

前回のカンファレンスコールでも少し議論されましたが、今回はコアのチーズケーキブランドへの影響についてもう少し詳しい情報が得られると期待していました。

率直に言って、このプラットフォームを他のポートフォリオにも展開し、例えばノース・イタリアや将来的にはフラワーチャイルドでも活用できる機会があるとお考えでしょうか?プラットフォーム自体の最新状況をお聞かせください。

ゴードン:ジョン、デイビッド・ゴードンです。

ご質問ありがとうございます。

私たちは、特にチーズケーキファクトリーのチーズケーキリワードについて、引き続き非常に前向きに考えています。

新規会員の獲得は第4四半期を通じて、そして1月に入ってからも当社の内部予想を上回り続けており、非常に良好な結果が出ています。

会員のお客様は非常に高い顧客満足度スコアを示しており、すでに過去最高水準にあるNPSスコアをさらに上回っています。

そして、会員登録を増やし頻度を高めるために、さまざまな獲得施策やアクティベーションキャンペーンのテストを継続しています。

最優良顧客の来店頻度が高いことが確認されており、これがプログラムの目標です。平均的なお客様や最優良顧客から1〜2回多く来店していただき、エンゲージメントのレベルを高め、利益率に影響を与えず収益性のある成長をプログラム全体で実現することを目指しています。

現時点での計画は、チーズケーキファクトリーに焦点を当て続け、リワードプログラムをコンセプト横断的に展開することは考えていません。

お客様の視点から魅力的なものとし続け、チーズケーキファクトリーの多くの取り組みと同様に、独自性を保ちながら、ポイントベースではなくよりエクスペリエンシャルなプログラムとし、サプライズ&デライトの要素と、これまでのプログラムの柱であった公表されたリワードの両方をお客様に提供していきます。

パワー:会員登録数の合計や、リワードまたは予約プラットフォームを通じたピーク時の売上高の割合など、何か情報をいただけますでしょうか?

ゴードン:実は、その情報は現時点では共有していません。

再度お尋ねいただき、ありがとうございます。

将来的には検討させていただきます。

パワー:分かりました。

最後に、現在展開中または展開予定の新メニューについて、2025年の価格設定に関する追加的な期待値はありますか?

クラーク:現時点で4%程度の実効ベースとなる見込みです。

ここまでの推移を見ながら、夏場にかけてどうなるか見極めていきますが、今とそれまでの間はまだ時間がありますので、かなり一貫した水準となっています。

パワー:ありがとうございます。

司会者:ジェフリーズのアンディ・バリッシュ氏からの質問です。どうぞ。

バリッシュ:もう一度お願いします。

申し訳ありません。

新メニューについて、特筆すべき点はありますか?これは皆さんが定期的に行っていることだと承知していますが、例えば、より低価格なメニュー項目の選択肢を増やすなど、まだ見ていませんが、強調したい点はありますか?

ゴードン:アンディ、デイビッド・ゴードンです。

20項目にも及ぶ大規模なメニュー変更です。そのうちいくつかは飲料です。

さまざまな価格帯、料理のジャンル、非常にユニークな商品もあれば、メニューに加えたスマッシュバーガーのようなチーズケーキファクトリーの王道的な商品もあります。

また、素晴らしいベジタリアンメニューもあり、新しいベビーローストキャロット、アジアンキュウリ、チキンハラペーニョフリッターなどがあります。

料理のジャンルを挙げていけば切りがありません。

私たちはいつも、アメリカの人々が望むかもしれないものは何でもメニューに加えることができると言ってきました。

そして、このメニューは、あらゆる種類の料理とあらゆる価格帯にわたる素晴らしい代表例だと思います。

ぜひレストランに足を運んでいただくか、DoorDashでデリバリーを利用してお試しいただければと思います。

バリッシュ:承知しました。

フラワーチャイルドの既存店売上高とAUVが10%上昇しているとのことですが、先ほど言及された第4四半期の既存店売上高11%増は、徐々に上昇してきた結果なのでしょうか?

何が起きているのでしょうか?市場でのブランド認知度の向上なのか、その辺りを理解させていただけますでしょうか?

クラーク:アンディ、マットです。

ご質問ありがとうございます。

このパフォーマンスについて非常に満足しています。

もちろん、永遠に2桁成長が続くわけではありませんが、さまざまな取り組みを組み合わせてここまで来ました。

ご指摘の通り、年間を通じて徐々に上昇してきました。

そのレバーのいくつかは、例えばケータリングの導入があり、これが既存店売上高に貢献しています。

来客数を伸ばし、確かにブランド認知度も上がりましたが、実行面での改善もありました。

オンプレミスとオフプレミスの連携を改善するためにKDSを導入するなど、かなりの取り組みを行ったことを覚えておいてください。

そして、2024年初めにフラワーチャイルドのリワードプログラムを実質的に再立ち上げしたことも貢献要因となりました。

つまり、1つの要因だけではなく、全体的な効果です。

これらの要素の1つ1つが、成長する既存店売上高に数ポイントずつ貢献し続けています。

バリッシュ:ありがとうございました。

司会者:オッペンハイマーのブライアン・ビットナー氏からの質問です。どうぞ。

ビットナー:ご質問いただく機会をありがとうございます。

長期的なフレームワークでは、1〜2%の既存店売上高成長のもと、年間平均7〜8%の売上高成長を目標としています。

2025年を見ると、1〜2%の既存店売上高成長に対して売上高成長は約6%を目標としているようです。

今後、基礎となる既存店の範囲で売上高成長を7〜8%に引き上げるための鍵は何でしょうか?

2025年以降、新規店舗からの貢献が改善するということでしょうか?この質問にどのようにお答えになりますか?

クラーク:そうですね。

実は、昨年予定外で2店舗のチーズケーキファクトリーを閉店し、さらに2店舗を移転のためオープンしたことに遡る単純な計算の問題です。

通常であれば、それだけで約2%の既存店効果があります。

このような非常に特殊な状況がなければ、今年は8%になっていたでしょう。

つまり、出店に関しては、すでにその水準に達していると考えています。

デイビッド・ゴードンが冒頭のコメントで言及したように、新規店舗からの貢献は素晴らしく、第4四半期のノース・イタリアの出店は当初から年間1,000万ドルのペースです。

その水準に達していると実感しており、年間7〜8%を安定的に達成するという点で将来に大きな期待を持っています。

ビットナー:分かりました。

2025年の売上高見通しについて、1〜2%の既存店売上高成長を前提とされているとのことでした。

2025年にはミックスのマイナスが解消されるとお話しされていましたが、これは既存店の構成において非常に重要な要素です。

特に新メニューを展開したばかりですが、ミックスの解消については依然として確信を持っておられますか?その点について見通しはお持ちでしょうか?

クラーク:はい、持っています。

第4四半期はおそらく0.5%ほど高かったですが、全体のガイダンスという意味では重要ではありません。

来客数は引き続き非常に安定しているからです。

それでも、チーズケーキファクトリーの既存店が1.7%とコンセンサスを上回ったことからも分かる通り、事業は極めて予測可能な状態にあります。

ご指摘の通り、新メニューはこれをさらに後押しするだけでしょう。

魅力的な価格帯の商品がいくつかあり、その多くが前菜やサイドメニューです。

また今年は、業界全体でやや圧力が見られるカテゴリーの1つであるノンアルコール飲料の追加的な展開にも注力していきます。

これら全てに対処しており、事業は引き続き予測可能で、その既存店の範囲は確実に達成可能だと考えています。

ビットナー:ありがとうございます。

司会者:スティーブンスのジム・ソレラ氏からの質問です。どうぞ。

ソレラ:みなさん、こんにちは。

ご質問の機会をありがとうございます。

年間のFRCレストランについて確認させていただきたいと思います。

8〜9店舗を予定しており、第1四半期にすでに2店舗オープンしたとのことですが、店舗の規模はかなり大きく異なります。

通年での新規店舗の貢献度を考える上で、今年オープン予定のFRCポートフォリオの店舗の平均的な規模と、時期について教えていただけますでしょうか?

上期に集中するのか、年間を通じて分散するのでしょうか?

クラーク:ジム、マットです。

かなり分散していますが、FRCに関して言えば、第1四半期、第2四半期、第3四半期にそれぞれ3店舗程度、そして第3四半期末から第4四半期初めにかけてと考えてください。

平均的な規模は約5,000〜6,000平方フィートで、平均的な貢献度は約600万ドルです。これは現在の水準です。

全体として、これまでのトレンドと大きく変わることはないと考えています。

これが、モデルに組み込む際の数学的な方法です。

ソレラ:分かりました。

次に、少し視点を変えて、以前チーズケーキファクトリーの平均的なお客様は年1〜2回の来店、一方で最優良顧客は年に2桁回数来店されるとお話しされていたと思います。

ノース・イタリアやフラワーチャイルドなど他のコンセプトについて、最優良顧客とブランドを初めて利用するお客様の来店頻度の差はどの程度でしょうか?また、これらのコンセプトで店舗数を増やしていく中で、その頻度がどのように拡大していくとお考えでしょうか?

ゴードン:ジム、デイビッド・ゴードンです。

チーズケーキファクトリーの平均的なお客様は年4〜5回程度で、特別な機会にご利用いただくお客様が年1〜2回程度です。

他のコンセプトについて見ると、フラワーチャイルドはファストカジュアルということもあり、週に数回など非常に頻繁にご利用いただけるユースケースがあります。

特にランチでの利用が多く、ランチとディナーの比率は65対35程度で、他のコンセプトと異なりデリバリー比率が55%となっており、全く異なるユニークな頻度プロファイルを持っています。

その他のFRCコンセプトとノース・イタリアについては、これまでに確認できたデータでは、チーズケーキファクトリーと非常に似ています。これは、OpenTableを通じた予約データなど、FRCとノース・イタリアの他のコンセプトについて良好なデータソースから得られた情報です。

司会者:バークレイズのジェフリー・バーンスタイン氏からの質問です。どうぞ。

バーンスタイン:ありがとうございます。

まず、最近のトレンドについてお聞きしたいと思います。

幅広い業界で、第4四半期のほとんどで改善傾向が見られた後、四半期末にかけて若干減速し、その傾向が第1四半期も継続しているようです。

多くの企業が天候や休日のシフトについて言及しており、皆さんも700万ドルの天候の影響に触れられました。

過去数ヶ月について、他に何か要因があるとお考えでしょうか?もしかしたらないのかもしれませんが、消費者の行動に何か変化が見られたのでしょうか?それとも、既存店は第4四半期を通じて、そして第1四半期も安定しているのでしょうか?

追加の質問もありますが。

クラーク:ジェフ、マットです。

現在提示している範囲をモデル化しても、四半期ごとにかなり安定した既存店の状況が見て取れます。

チーズケーキファクトリーと他のコンセプトは非常に回復力があります。

以前にも同様の天候の影響を経験してきました。

ピッツバーグで2フィートの積雪があり売上高に影響が出るような場合、データにはっきりとその違いが表れます。

今日お話ししているのは、単なる気温の上下などではありません。

これらは天候による事象です。

それにもかかわらず、既存店は一貫して推移しており、それがガイダンスに示されています。

全体的に良好な状況にあると感じています。

バーンスタイン:分かりました。

追加の質問ですが、ノース・イタリアとフラワーチャイルドについて、年間20%程度の店舗数の成長についてお話しされていました。

ほとんどの企業では、加速できないか、制限要因は何か、といった質問を受けると思いますが。

皆さんは20%以上で進めておられ、逆の質問をさせていただきたいと思います。

管理職レベルやスタッフィング、不動産の面で、この程度の成長を管理することについて、どの程度の確信をお持ちでしょうか?

振り返ってみると、チーズケーキファクトリーは20年間そのような成長率を経験していません。

ノース・イタリアとフラワーチャイルドのブランドで、20%程度の店舗数の成長を持続できるという確信について、お聞かせいただけますでしょうか?

ゴードン:ジェフ、良い質問ですね。デイビッド・ゴードンです。

過去数年間、特にノース・イタリアとフラワーチャイルドでは、20%の成長率を実現できる人材を確保するため、定着率と管理職の育成・成長に注力してきました。

チーズケーキファクトリーで見られた管理職の定着率の改善という効果は、ノース・イタリアでも確認されています。

新規出店に必要な実行力を確保するため、全てのコンセプトで高い能力を持つゼネラルマネージャーとエグゼクティブシェフを配置できる人材パイプラインが整っていると確信しています。

特にインフラ面では、全ての店舗の開店を支援する非常に強力なオープニングチームを本社に配置しており、適切な計画と予定通りのオープンを確実にしています。

また、建設、デザイン、不動産チームは、数年前からこれらのパイプラインに取り組んでおり、目標を達成するために適切な人材が適切な場所に配置されていると確信しています。

バーンスタイン:ノース・イタリアの店舗は一般的に、チーズケーキファクトリーの近くに立地しているように見受けられます。

同じような大型店舗ですが、より富裕層向けだと感じます。

市場をすでに知っているという点で競争優位があるように思います。

ノース・イタリアの店舗のうち、どのくらいの割合がチーズケーキファクトリーの近くにあるのでしょうか?

ゴードン:近くの定義によりますが、おそらく大半です。

10マイル以内であれば、おそらく全てです。なぜなら、ノース・イタリアに求める適切な人口統計、適切な顧客プロファイルは、チーズケーキファクトリーと非常に似ているからです。

バーンスタイン:分かりました。ありがとうございます。

司会者:ゴールドマン・サックスのクリスティン・チウ氏からの質問です。どうぞ。

チウ:ありがとうございます。

労働効率について追加でお聞きしたいと思います。

2024年は安定した労働市場が大きな追い風となりましたが、これは2025年も継続すると予想されますか?

主な変数は何でしょうか?

また、この水準からさらなる改善の余地はあるとお考えでしょうか?

ありがとうございます。

ゴードン:クリスティン、デイビッド・ゴードンです。

今年の目標の1つは、昨年達成した水準を維持することです。

マットが先ほど述べた通り、これは当社の定着率における過去最低の水準です。

運営者と話をし、管理職とスタッフの両面で、収益性から売上高、顧客満足度に至るまで、レストラン全体の重要な貢献要因となっていることを認識しており、現在の仕組みと実行力を確実に維持するための目標を設定しています。

そのレベルを維持できると考えています。

マクロ環境も今のところ比較的安定しています。

1月でも定着率に関して非常に素晴らしい数字が確認されています。

事業の人的側面について、私たちは最も得意とする分野の1つだと考えています。

安定性、勤務時間、文化により、人々は私たちの下で働きたいと考えています。

その文化を他のコンセプトにも広げることに成功したと思います。

彼らも定着率の改善を実感しています。

そのため、今年は現状を維持するためのプログラムが整っており、良好な状態にあると感じています。

チウ:ありがとうございます。

業界全体で強化された価値訴求は今後も継続すると思われますが、以前と比べて顧客へのキーメッセージに変更はありますか?

顧客満足度スコアが過去最高とのことですが、消費者インテリジェンスから見て、競合他社と比較したチーズケーキファクトリーの価値提案についてどのように評価されていますか?

ありがとうございます。

ゴードン:デイビッドです。

お客様は価値をいくつかの観点から見ていると思います。

1つは確かに価格です。

先ほどお話しした通り、この新メニューには12.95ドルから31ドルまでの幅広い価格帯が用意されています。

前菜で低価格の価値を求める場合もあれば、高級ステーキハウスと比較すると素晴らしい価値提案となる31ドルの最高のステーキフリットを求める場合もあります。

私たちの提供する商品に関して、チーズケーキファクトリーは非常に多くの選択肢があるため、価格の面で常に良好なポジションにあります。

そしてもちろん、シェアできる量の多さや翌日の持ち帰りもできる体験の価値提案、チーズケーキファクトリーでの食事体験全体が、今日のお客様が求める価値提案の大きな部分を占めています。

司会者:バンク・オブ・アメリカのキャサリン・グリフィン氏からの質問です。どうぞ。

グリフィン:こんにちは。ご質問の機会をありがとうございます。

まず、ノース・イタリアの既存店について確認させていただきたいと思います。過去数四半期、チーズケーキファクトリーの中核を大きく上回るペースで推移してきましたが、今四半期はその傾向が見られませんでした。

月次の推移や前年同期比など、第4四半期でノース・イタリアの成長がチーズケーキファクトリーを下回った理由について、何か注目すべき点はありますでしょうか?

クラーク:キャサリン、マットです。

その点について触れていただき、ブライアンの質問に戻る機会を与えていただき、ありがとうございます。

ノース・イタリアの来客数は、チーズケーキファクトリーと非常に似ており、わずかなマイナスでした。

価格も同様で、4%台半ばでした。

ミックスはノース・イタリアの方が若干大きな影響を受けました。

過去2〜3四半期もそうでしたが、これはアルコールのカテゴリーに起因します。ノース・イタリアはその比重が大きいためです。

しかし、非常に安定して一貫性のある状況だと感じています。

デイビッド・ゴードンが言及したノース・イタリアの利益率を見ても、成熟店の利益率は大幅に上昇し、チーズケーキファクトリーと非常に似た状況です。

現時点で全てが非常に一貫しており、アルコールのミックスの面で若干の違いがあるだけだと感じています。

グリフィン:ありがとうございます。

また、以前、特にノース・イタリアについて、AUVが上昇してコストを吸収できるようになるまでに数年かかるという店舗の非効率性についてお話しされていましたが、この傾向はフラワーチャイルドでも見られるのでしょうか?それともノース・イタリアと比べてオープニング効果が大きいのでしょうか?

クラーク:キャサリン、マットです。

市場によって異なると思います。

しかし、ノースとフラワー、どちらも既存市場に出店する場合、ブランド認知度により売上高の立ち上がりが早くなります。

ただし、利益率のプロファイルについて具体的に考えると、フラワーチャイルドは異なるレベル、つまりファストカジュアルです。

そのため、市場が新規か既存かに関わらず、異なる売上高水準でも、目標とする利益率にはより早く到達できます。

その期間は3年ではなく、1年から1年半程度です。

つまり、チームが全体的な水準に到達するまでの期間がかなり短いということです。

グリフィン:ありがとうございます。

司会者:ゴードン・ハスケットのジェフ・ファーマー氏からの質問です。どうぞ。

ファーマー:ありがとうございます。

先ほどのジェフの質問に関連してですが、複数のレストラン経営陣が、本日を含めて、最近の数週間で消費者の不安が高まっていると認識していると述べています。

これは天候やカレンダーのシフトを超えた話です。

皆さんはこれについてどのように見ておられるのか、あるいは不安が高まる消費者について、皆さんのコンセプトでそのような状況が起きているのかどうか、お考えをお聞かせください。

クラーク:ジェフ、マットです。

今日のデータにそのような傾向は見られないと申し上げたいと思います。

もし見られるとすれば、私たちにも分かるはずです。

天候の影響については非常に明確です。

バレンタインデーは素晴らしい結果でした。

人々は依然として体験を求めていると思います。

もし支出を抑制するとすれば、より早い選択肢やそのようなものになるでしょう。

良好なスタートを切っており、年間を通じて楽観的です。

特にチーズケーキファクトリーのブランドは、景気サイクルを通じて驚くべき回復力を示します。

2年間にわたって不安な消費者について語られてきましたが、予想された景気後退は起きませんでした。

私たちはこの状況を乗り切ってきました。

デイビッド・ゴードンが強調したように、お客様はチーズケーキファクトリーを非常にユニークな体験と価値提案として捉えており、私たちの事業は依然として予測可能だと感じています。

ファーマー:ご説明ありがとうございます。理解できます。

また、これも関連する質問で、今期の決算シーズンの3分の2程度を聞いてきて、2025年のメニュー価格設定についてかなり慎重なコメントが増えており、価格感応度が高まっていることを示唆しているように思います。

この点について若干触れられましたが、特にコアのチーズケーキファクトリーについて、価格感応度に関して何か見られる点はありますでしょうか?

クラーク:付加率について言えば、2019年の水準を上回っています。

インフレの波と事業をサポートするために必要な価格引き上げを通じて、その線を非常にうまく保ってきたと思います。

顧客の来店頻度を守ることと利益率を守ることという二重の使命について常に話してきました。

価値提案を維持するために、メニュー全体にわたって非常に効果的に分散させてきたと思います。

私たちは決して割引合戦には参加しません。

それを求める人々にとって課題となり、それに基づいてトレードオフが生じるのはそこだと思います。

チーズケーキファクトリーは来客数を増やすためにそのようなことはしません。

価格設定については引き続き注視していきます。

フルサービスの分野では、依然として範囲の中央付近にいると思います。

これらの議論の多くは、実際、決算カレンダーの前半はクイックサービスが中心だったので、その領域からそのようなコメントが出てきても驚きません。

ファーマー:理解しました。ありがとうございます、マット。

司会者:ノースコースト・リサーチのジム・サンダーソン氏からの質問です。どうぞ。

サンダーソン:ご質問の機会をありがとうございます。

2025年の出店計画について確認させていただきたいのですが、閉店の予定は含まれているのでしょうか?

クラーク:現時点で、チーズケーキファクトリー1店舗の閉店を予定しています。

具体的には指定していませんが、25店舗の新規出店があり、年半ばにチーズケーキファクトリー1店舗を閉店する予定です。

これは売上高の見通しに含まれています。

サンダーソン:分かりました。ありがとうございます。

また、ノース・イタリアとフラワーチャイルドの利益率の可能性についてもお聞きしたいと思います。

成熟店舗がかなり力強い利益率を報告している中で、これらのバナーやブランドの長期的な利益率の可能性について、何かご示唆いただけることはありますか?

クラーク:フルサービスのカテゴリーについて話をすると、フラワーチャイルドはファストカジュアルですが、ややハイブリッドで、事業サイクルに応じて通常16〜18%で推移しています。

チーズケーキファクトリーについては、すでに通年でその水準に達しており、まだ改善の余地があります。

環境が引き続き追い風となる限り、より高い水準を目指していけると思います。

ノース・イタリアの成熟店は、チーズケーキファクトリーと同じような動きをすると考えています。

それが第4四半期に見られた状況です。

もちろん、新規店舗からの圧力は常にありますが、成熟店はチーズケーキファクトリーと非常に似た動きをすると考えています。フラワーチャイルドも同様です。

通年でフラワーチャイルドの成熟店は17%で、チーズケーキファクトリーと同じでした。

全体的にかなり一貫性があります、ジム。

ビジネスモデルは同様に機能し、同様のリターンを目指しており、利益率のプロファイルもほぼ同等になると考えています。

サンダーソン:ご説明ありがとうございました。

司会者:ドイツ銀行のローレン・シルバーマン氏からの質問です。どうぞ。

シルバーマン:ありがとうございます。

ジェフの両質問に関連してお聞きしたいと思います。

2024年末から今年初めにかけて多くのノイズがありました。

四半期を通じたトレンドの推移について、もう少し詳しくお聞かせいただけますでしょうか?

また、言及された約100ベーシスポイントのヘッドウィンドについて確認させていただきたいのですが、第1四半期の既存店は1〜2%の範囲内に収まると予想されていますか?

クラーク:第4四半期を通じて、事業は非常に安定し予測可能でした。

第4四半期には、予想通りの選挙に関する多少の影響があり、ガイダンスにも織り込まれていました。
また、休日のシフトもありましたが、これらは全て私たちの予想とほぼ完全に一致していました。

そして、ガイダンスを見ていただければ、その答えはイエスです。

具体的な既存店の数字は示していませんが、天候の影響を含めても、昨年と同様の一貫したトレンドを示していると感じています。

シルバーマン:ありがとうございます。

また、先ほどの質問に関連して、チーズケーキファクトリーの第4四半期の利益率は印象的で、18.4%と7年以上で最高とのことでした。

価格で再投資を考える利益率の水準はありますか?それとも16〜18%の上限までまだ余地があるとお考えでしょうか?

クラーク:はい、この点について2つお話しさせていただきます。

季節性の影響とフロースルーにより、第4四半期は通常利益率が高くなることを覚えておいてください。

良い質問ですが、年間ベースで考えたいと思います。

第1四半期は売上高の影響で少し下がり、第2四半期は再び上がるといった具合に変動があるためです。

チーズケーキファクトリーの通年の利益率は17%でした。

良好な状態にあると感じています。

目標とする範囲の中央付近でプラスマイナス数ベーシスポイントの水準です。

引き続き注視していきます。

また、再投資には他の方法もあります。

チームのトレーニング、メニュー開発、事業の他の要素について、決して削減はしていません。

多くの競合他社が利益率を上げるために最初に行ったような、ポーションサイズの縮小やお客様からの削減は一切行っていません。

再投資の一部は、それを同じ状態に保つことだと申し上げたいと思います。

シルバーマン:ありがとうございました。

司会者:モルガン・スタンレーのブライアン・ハーバー氏からの質問です。どうぞ。

ハーバー:ステファニー、ありがとうございます。

マット、今年の利益率について考える上で、明らかに2024年は食材費で大きなプラス要因があり、第4四半期では人件費でも大きなプラス要因がありました。

2025年についてはどのように考えればよいでしょうか?

食材費のプラス要因はまだあるのでしょうか?これは労働面での機会なのでしょうか?

店舗がそこに非常に注力していることは確かだと思います。

コスト面のこれらの異なる要素についてお話しいただけますでしょうか?

クラーク:ブライアン、良い質問ですね。

皆さまにも詳しくお伝えしたいと思います。両方に若干の余地があると考えています。

これは前回のカンファレンスコールでお話しした内容と一貫しています。

素晴らしいニュースは、事業が引き続き予測可能で一貫していることです。

食材費と人件費の両方に余地があると思いますが、それほど大きくはありません。

かなりの部分を確保しました。

通年で両方とも20〜30ベーシスポイントを見込んでいますが、その他の営業費用にやや圧力がかかる可能性があります。

公共料金のコストが若干早いペースで上昇している可能性があります。

そのため、その他の営業費用で若干相殺される可能性があります。

そして、先ほどお話しした開業前費用が他の主要な要素となります。

定着率が今年1月にも引き続き改善しているのを見ると、他の要素に関係なく、人件費の面でそれらの効果をラップアラウンドするはずです。

商品については、卵は別として引き続き比較的穏やかです。

これは誰にとっても大きな懸念点ですが、幅広い市場バスケットを考えると、この1つの項目が私たちの勢いを妨げることはないと考えています。

ハーバー:理解しました。ありがとうございます。

手短にお聞きしたいのですが、その他のFRCセグメントの減損について、何に関連するものか教えていただけますでしょうか?

クラーク:はい、ジムの閉店に関する質問について、アリが思い出させてくれました。

実際、アトランタでコロニーの1店舗を閉店し、減損を計上する必要がありました。

この1つの通りで約15店舗が閉店するような市場で、開発が予定通り進まなかったためです。

そのため、他の前向きな分野に注力したいと考えました。

これが全体の約80%を占めています、ブライアン。

ハーバー:ありがとうございます。

司会者:JPモルガンのラウル・グローブス氏からの質問です。どうぞ。

グローブス:皆さん、こんにちは。

フラワーチャイルドについてもう少し詳しくお聞きしたいと思います。

成熟店の平均的な売上高の可能性はどの程度でしょうか?

また、時間の経過とともにどのような利益率を目指されているのでしょうか?

フォーマットについて、ファストカジュアルの店舗を見ると、17%以上の機会があるように思われます。

また、フライト31についても、売上高の可能性からすると、現時点からのAUVの成長をあまりモデル化していないように見受けられます。

これについて、皆さんはどのようにお考えでしょうか?

また、現在の投資収益率とその改善方法についてもコメントいただけますと幸いです。

クラーク:はい、ラウル。

良い質問ですね。

先ほど申し上げた通り、フラワーチャイルドのパフォーマンスについて非常に満足しています。

そしてご指摘の通り、保守的な観点からAUVの成長をモデル化していません。

確かにそこには上振れの可能性があります。

システム内に600万ドルを超える店舗もあります。

つまり、店舗展開には大きな潜在能力がありますが、この早期段階で過度に見積もる理由はないと考えています。

成熟店の利益率が17%である点について非常に満足しています。

引き続き加速しており、決定的な答えを出す準備はまだできていませんが。

リターンについて考え、例えばファストカジュアルと比較する際、450万ドルのAUVを考えると、3,300〜3,400平方フィートから生み出される金額の貢献は、250万ドルのAUVの多くのファストカジュアルと比べて非常に大きいです。

これはやや特殊なケースです。

そしてそれが競争上の優位性だと考えています。

誰も私たちがやっていることをやっていません。

事業がもたらす付加的なリターンと、このブランドが成長できる規模について非常に期待しています。

これは、このブランドを成長させていく上での第一弾に過ぎないと考えています。

グローブス:このブランドのデリバリー比率について共有いただけますでしょうか?

クラーク:もちろんです。

おおよそ50-50です。

つまり、店内利用が約50%、デリバリーが約50%です。

これは非常にユニークだと考えています。通常のファストカジュアルではデリバリーの比率がもっと高く、通常のフルサービスではもっと低いからです。

フラワーチャイルドのビジネスを私たちのようなやり方で展開している会社は他にないと考えています。

グローブス:詳しい説明をありがとうございました。

司会者:本日最後の質問は、レイモンド・ジェームズのブライアン・フィカーロ氏からです。どうぞ。

フィカーロ:こんにちは、ありがとうございます。

ノース・イタリアについて手短に1点お聞きしたいと思います。

最近、このブランドで非常に力強い新規出店があったとのことですが、その高い売上高を牽引している共通の要因について、何か特筆すべき点はありますでしょうか?

ゴードン:ブライアン、確かに素晴らしい立地でした。

例えば、最も売上高の高かった店舗はカリフォルニアのセリトスで、当社で最も売上高の高いチーズケーキファクトリーの1つがある場所です。

もう1つはヘンダーソンです。

つまり、ノース・イタリアがすでに好調な存在感を示している市場です。

マットが先ほど述べたように、必ずしもインフィル(既存エリアへの出店)とは言えませんが、ネバダには2店舗しかないものの、認知度があるところでは売上高が伸びることは確かです。

それが第4四半期のメリットの一部でした。

フィカーロ:分かりました。

また、利益率についても、成熟店の利益率が18.8%と非常に大きな改善を示しており、特にコストと比べると印象的です。

具体的にどのような要因があったのか、もう少し詳しくお聞かせいただけますでしょうか?

この点について、成熟店の利益率が今後16〜18%で推移すると予想される、より高い段階に入ったとお考えでしょうか?

お時間をいただき、ありがとうございます。

クラーク:ブライアン、マットです。

そうですね。

ただし、季節性はあります。

確かに、ノース・イタリアは休日シーズンや特別な機会によく利用され、成熟店レベルで非常に高い売上高を達成しました。

そのため、成熟店は年間ベースで現時点では16〜18%の間で推移すると予想しています。

昨年お話しした通り、コメントにもある通り、価格設定で若干出遅れていました。

最終的にそれを取り戻しました。

素晴らしい運営とブランド認知度の向上、そしてインフレに対する価格設定が完全に安定したことの組み合わせだと考えています。

司会者:以上で質疑応答を終了させていただきます。

本日のカンファレンスコールは以上となります。

ご参加いただき、ありがとうございました。

これにて終了とさせていただきます。

ありがとうございました。


ご注意:このコンテンツは生成AIなどを利用して作成しています。その為、正確でない可能性がありますので必ずご自身で事実確認をお願いいたしいます。

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