ハイガイに貝化石にイタヤガイにナミマガシワ!幕張の浜でビーチコーミング2023
こんにちは、夏のビーチコーミングは雨の日だけ!と決めている方のにょろんです。 ほんとはお盆休みのどこかにビーチコーミングにいけたらいいな!と期待していたんですが、あいにくお盆の天気は雨通り越して台風&台風で…!
いやいやいや、台風時にビーチコーミングは論外!
にょろんはいまは都会住みとはいえ、生まれも育ちも漁村ですし! 台風の時の海の恐ろしさは、よくよく知っております。 そんなこんなで夏場はまったく海に行けず涙目になりながら毎日天気予報を眺めていたら、とうとうやってきた、一日中曇りのお天気予報! しかし、曇り予報と言いながら突然当日の朝になると急に謎の雷マークがぶっ込まれてくるのが最近のジャパン! というわけで、遠くは諦め近場にピュッ!と行ってこよう!と早朝から家を飛び出してビーチコーミングに行ってきました。
行ったのは幕張の浜。 ユーはなぜ今回幕張の浜に? と聞かれたら、ふと、いつものごとく東京近辺の人工浜を探してGoogleマップを眺め回していたら気づいてしまったんです。
にょろんが幕張の浜に初めて行ったのは2018年。 その頃の幕張海浜公園は、めちゃくちゃ大規模工事中。 広大な敷地をぐるっとフェンスで取り囲んでその中を大型ブルトーザーとトラックが走り回ってるような状態で、浜に入れる道もごくわずか… 以来、幕張の浜に行くときにはいつもZOZOマリンスタジアムの横の小道から浜に入っていたから知らなかったんです。 見てください、これ。
いつのまにか幕張海浜公園の端に温泉施設が出来てるだと!?(オープンは2020年7月だそうです)
幕張温泉 湯楽の里とは
この記事のメインはビーチコーミングなんですが、↑の前振りのため、先に幕張温泉の説明をすこしいれると… 「幕張温泉 湯楽の里」とは、公式HPによると
ーーーとのこと。 営業時間、入場料、アクセスなど詳しくはこちらの公式ページからどうぞ!
実際、行ってきた一個人としての感想についてはまた後述で。 とりあえず結論を先に言うと、今度から幕張の浜にビーチコーミングに行くときには必ずセットで立ち寄ろう!と決意するほど良いところでした!
2023年8月27日「幕張の浜」の干潮時刻
にょろんが幕張の浜に行ったのは、2023年8月27日。 この日の幕張の干潮時刻は、朝の7時半と夜の8時半。 にょろんは浜についたのは朝の8時。
干潮時刻を狙ってきた…というよりは、曇り予報とはいえどできるだけ涼しい朝のうちにヒットアウェイで浜を離脱したいという体調優先からくる理由でしたが、おかげでめちゃめちゃ浜は広かったです! といいつつ、幕張の浜は、浜幅が広いので、満潮時でもかなり浜が存在します。 ゆえに、あまり干潮時刻を気にする必要はない浜といえるのですが、でもとりあえず行くんなら干潮時刻見とくか!ってなった方の為に、気象庁の干潮時刻のページを貼っておきます。
「幕張の浜」までの道順とコンビニとトイレ情報
幕張の浜のJR最寄り駅はここ。海浜幕張駅です。 トイレは駅の中にもありますが、公園内のあちこちにあるので心配は無用。
コンビニは駅の中にニューデイズがあります。が、フードなら駅のペリエさんでも買えるかと。
向かうは南口。
外に出るとすぐにめちゃめちゃ小さい店舗ですけどミニストップもあります。
いつもは公園北側のZOZOマリンスタジアム目指してメッセモールを行くんですが、今回は南側から幕張海浜公園へとせまりたいので三井アウトレットパークのほうへと向かいます。
三井アウトレットパークの横にも、ミニストップがあります。 駅のミニストップはちっちゃいけどこっちは普通の店舗サイズなので、いろいろ選びたいときにはこっちのほうが便利かもです。
大通りにぶつかったら、左へ。
家を出たときには今にも降りそうな曇天だったのに、幕張は曇り予報とはなんだったのか…な快晴です。 か、帰らないぞ!!!
美浜園の緑を左手に横の小道を行きます。
この海浜大通りを越えた向こうが幕張海浜公園です。 いやー、2018年はフェンスで全面封鎖されていたあの公園が出来上がってて解放されてるー!
公園内にあった地図です。 とりあえず公園を突き切れば何カ所か海に出られる道がありそうな雰囲気です。
たぶん、あの背の高い木立の向こうが海!な感じに木立目指して足を進めると、
ビンゴ! 海が見えました。
快晴の!幕張の浜です!
「幕張の浜」で拾えたもの
道から浜を右に見たところです。
左を見たところです。 みえますかね、あの正面に左に見えるちっちゃい建物がたぶん温泉施設です(合っています)! 幕張海浜公園内の浜はぜんぶ幕張の浜なので、当初記事は一つの予定…だったのですが、道から出て堤防に出たところで、左右の浜の砂があまりにも違うので記事を分けることにしました。 というのも、これですよ。
堤防を挟んで奥は真っ白、手前は真っ黒の砂。 これは収穫物のビニール袋を分けたくなるにきまってるでしょう!
というわけで、今回は白い方の浜、こと、堤防の右側のいつもの幕張の浜編です。 いつものといいつつ、南側からのアプローチは初めてなんですけどね。 はからずしもほぼほぼ干潮時刻に浜に着いたおかげで、干潟が広い!
さっそく貝溜りでみつけたのはハイガイです。
白い貝殻セレクションです。
白い貝の帯がどこまでも続いています。
ナミマガシワとサルボオガイです。 きれい!
貝だまりのアップはこんな感じ。 手を突っ込んで無作為に拾い上げただけで可愛い貝殻が拾えそうなレベルです。
そんななかでもにょろんの目がいくのは、やはり東京湾の化石ことハイガイ。
好きなんだ、ハイガイ…!
あっ、砂が固まって泥岩になってるハイガイ! ハイガイは東京湾で拾ったと言うだけで化石確定なんですけど、中に泥岩が詰まってたりするとさらに化石みが増した気がして嬉しい!
ハイガイとナデシコです。 ナデシコはこのあと家で洗ってたらまっぷたつになってしまったので乱暴にしちゃったのかなと悔やんでいたんですが、この写真を見ると拾ったときからまっぷたつにひびが入っていたようです。
可愛いイタヤガイのかけらです。
にょろんのハイガイを見逃さない眼(と書いてアイと読む)は今日も健在です。
しろくてちっちゃかわいいツメタガイです。
いやーほんとに干潟が広い!
こっ、これは二枚貝の貝化石です!
こんなくっきり二枚貝の形に残った貝化石とかテンションがあがる…!とおおはしゃぎです。
干潟の向こうに鳥が見えてめいっぱい拡大したんですが、これが精一杯。 写真はiPhoneで不自由を感じていないんですが、こういうときカメラが欲しくなる…!
浜に突き刺さった気になる棒です。
あっ、これは集合貝化石!
古いものじゃなさそうですけど、ビー玉です。
奥に焦点が当たってボケてしまいましたが、ツノガイです。
あっ、これも二枚貝の化石!
ナミマガシワセレクションです。
泥岩がくっついたウニ片…化石…なのかなぁ?
シーグラスと呼ぶにはとがりすぎているガラス片です。
うおっ!
今日の幕張の浜も貝化石の宝庫やで!
あっ、砂茶碗を発見です。
欠けのないイタヤガイです。
何のためのものかはわからないもののめちゃくちゃムーディーな杭です。
あっ、さっきのよりもっとくっきりした砂茶碗です。 砂茶碗!って気がする!
これもまた貝化石です。
ビビットなハマグリの貝殻です。
同行のそのようなアレのとっときコレクションです。
「幕張の浜」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!
そして今日、さっそく図鑑を作りました。
これです。(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
特筆すべきはやはりこの2枚貝の化石。 外側の貝の部分はほとんど残ってないものの、あまりにくっきりと貝の形そのままの貝化石。
ここまでくっきりと貝の形が出てるなら、貝の名前がわかりそうなものですが、知識の無いにょろんには、 イガイみたいな涙型の貝じゃなくて、キヌタアゲマキとかミゾガイみたいな長楕円形の貝… というところまでしかわからないのが、なんともふがいない2023年SUMMERでした。
まとめ
というわけで、今回はハイガイに貝化石にイタヤガイにナミマガシワ!幕張の浜でビーチコーミング2023をお送りしました。
一言で総括すると、幕張の浜は2023年もめちゃくちゃ貝化石の浜でした! ハイガイの化石も一杯拾えるけど、二枚貝の化石が謎にごろごろ落ちてるのも幕張の浜の特徴!
さらに今回は、イタヤガイやナミマガシワなど繊細きれいな貝殻も拾っちゃいました! ということで、幕張の浜は貝化石が好きな方やきれいな貝殻を拾いたいというかたにオススメの浜です。
…って、 おいおいおい!ちょっとまて、幕張温泉忘れてないか!?
と聞かれたら、温泉施設があるのは、次回回しにした黒い方の砂浜こと、堤防より南側! 前振りで温泉に触れたので、温泉の紹介は今回の記事に含めたほうがいいのかな…と迷ったのですが、幕張の浜の記事が2回に分かれていたとして、わざわざ温泉から遠い方の浜の記事に温泉記事を含めるのもなんか話がややこしい!(じゃあなんでそもそも今回、前振りで温泉の話したんだよーと聞かれたら、その、今回幕張の浜を選んだ動機がソレだったために…動機に嘘はつけない!)
ということで、ビーチコーミングのおまけの温泉のご紹介は、次回の記事に含めたいと思っています。 ひとつ写真を先出しするならこれ。
幕張温泉は、お風呂からだけじゃなくてレストランからも幕張の浜がこれでもか!と見えるベルビュー施設でした!