絶景とタカラガイとトコブシとシーグラス!城ヶ島・赤羽根海岸でビーチコーミング
こんにちは、ビーチコーミングの足は、あればレンタサイクル!な方のにょろんです。 先日の9月末、にょろんは三浦半島の先端までビーチコーミングに行っていました。
行ったのは城ヶ島・観光橋下、城ヶ島・赤羽根海岸、城ヶ島・安房崎灯台下、油壺温泉・横堀海岸、油壺温泉・胴網海岸、油壺温泉・荒井浜海水浴場の6カ所。 今回はその第2回目、城ヶ島・赤羽根海岸編です。 冒頭に書いたように、
バスより時間の自由がきくし!
小回りが利くし!
歩くよりだんぜん体が疲れないし!
という主に3つの理由から、ビーチコーミングに行くときにょろんはビーチコーミング予定地の近くでレンタサイクルの貸し出しがやってないか検索するくせがついてしまった… のですが、今回の旅ではアクセス抜群の三崎口でもうらりマルシェでも自転車を貸し出していたのに、当日とても自転車に乗れるような体調ではなかったことから城ヶ島まで船で渡って島内は徒歩――――という選択をしました。
普通だったら、無念!となるところなのですが、しかし! 赤羽根海岸に行くなら、徒歩が正解でした。 というのも、地図を見てる時にはわからなかったんですが、赤羽根海岸にアクセス可能な海岸ハイキングコースというのは、こんな!
上がったり下がったり急勾配の階段で自転車はムリ!
しかも赤羽根海岸はさらにその途中からこれ! 草と蜘蛛の巣かきわけすすむ急な泥の坂道+石段だったのです!
2023年9月29日「城ヶ島」のお天気
にょろんが城ヶ島に行ったのは、2023年9月29日。 この日の城ヶ島の干潮時刻は、午前10時半。 にょろんが赤羽根海岸についたのは12時半ごろ。 城ヶ島について2番目に訪れた浜ということで、成り行きの時間でついたのですが、赤羽根海岸は城ヶ島で一番大きな浜ということで、浜は広かったです。
もちろん、干潮時刻の方が浜は広いに決まっているのですが、赤羽根海岸の場合、気にするのは干潮時刻よりむしろお天気! 浜に降りる道は途中から舗装されてない土の道、しかも細くて勾配も急なので、雨の日ならにょろんは多分、獣道に入って数歩で諦めて引き返していたと思います。
ということで、いつもここは気象庁の干潮時刻のページを貼っているのですが、今回は城ヶ島のお天気のページを貼っておきたいと思います
城ケ島渡船「さんしろ」発着所から「城ヶ島・赤羽根海岸」までの道順とトイレ情報
旅の案内はここから。城ケ島渡船「さんしろ」発着所、城ヶ島側です。
船着き場をまっすぐでて、
まるかさんまで来たら、左折。
そのまままっすぐいくと城ヶ島大橋が見えてきます。
そこをすぎると見えてくるのは、第2駐車場。 徒歩の場合、この駐車場が重要ポイントになるかと。 というのも、駐車場内にトイレがあって、 さらには駐車場敷地内に、ハイキングコースへのショートカットの近道があるのです。
わかりますかね、写真真ん中の白い四角。
近寄るとこんな感じ。
ここを通ると、橋の上のハイキングコースへと出ることが出来ます。
ハイキングコースに入りました。 この辺は道がちゃんと舗装されてて自転車でもよかったかなって思ってたんですが
そのうちこんなあがったりさがったりの急階段へと変わり果て… 自転車とはすれ違いませんでしたが、階段に苦労しているベビーカーの家族連れのかたとは何組か遭遇しました。
そして道はいよいよこれです。 わかりますかね、このフェンスの途切れ目。
何度地図を確かめても合っています。この先が赤羽根海岸! 下までにょろんの足で3分程度の獣道なのですが、管理の手が入ってない…というかんじではないのですが、大自然まっただ中の狭い獣道ゆえにできたてホヤホヤと思われるフレッシュな蜘蛛の巣が道を塞いでいたりするので、途中手頃な棒きれを1本、下までのオトモに拾っておくと安心かもしれません。
にょろんは道を塞ぐジョロウグモの巣に悲鳴を上げながらその場でアワアワと棒きれを探しました。 足場も悪いし蜘蛛も蚊もいるしで可及的速やかに下へと降りたので獣道の中の写真は無し。
あるのは浜に降りてから振り返って撮った、この一枚。
というわけで、つきました! 絶境感たっぷりの赤羽根海岸です!
「城ヶ島・赤羽根海岸」で拾えたもの
まっくろな岩礁です。
あっ!
なかなかよさげな木片です。
たぶんトマヤガイです。
貝だまりにはタカラガイとトマヤガイが一杯落ちています。
大人でも飛び込みたくなるベルビューしおだまりです。
トコブシです。
カニさんです。
陸側の崖にはいくつも人が立って入れそうな岩穴がありました。 にょろんは気がつかなかったのですが、自然の岩穴だけでなく、戦時中に作られた人工的な岩穴もあるそうです。
城ヶ島で一番広い浜なのですが、難所なせいか浜にいたのはにょろんたちだけ。
あっ!1メートルくらいありそうなめちゃくちゃ大きな鳥があんなところに!と思ってあわててiPhoneを向けたのですが、等倍ではこれだけ。
最大まで拡大するとピンボケにもほどがある!なかんじですが、どう生きるのか聞いてきそうな鳥です!
波打ち際です。
波打ち際の砂です。
すくいあげてみるとこんなかんじで、なんだかきれい!
赤くてきれいな海藻です。
シーグラスです。
赤羽根海岸のタカラガイはめっちゃ大きくてツヤツヤ!
相当古そうな5円玉です。
タカラガイとシーグラスです。
赤羽根海岸はタカラガイ好きの人にお勧めなのでは!?
シーグラスもぽちぽち落ちています。
同行者の可愛い貝がらコレクションです。
赤羽根海岸で拾った陶片はこの1つきり。
あまりにピカピカでついつい拾い集めてしまったトコブシコレクションです。 この中から持って帰るものを選びます。
この緑の貝はイシダタミ…なのかなぁ?(図鑑を見ながら)
「城ヶ島・赤羽根海岸」で拾った貝で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!
そんなこんなで記事にするにあたり、図鑑を作りました。
これです。 (※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
特筆すべきは、沢山拾った中から厳選して持って帰ってきたこのトコブシ。
小さいのが2センチ、大きいのが8センチとものすごく大きさに差があったので、 「もしかして、大きいのはアワビの殻の可能性もある?…というかそもそもそういえばトコブシとアワビってどう違うんだろ??」 と思って調べたところ、アワビとトコブシには明確な見分け方があることをしってしまいました。
アワビとトコブシの見分け方、それは、 殻に開いてる穴の数が、6~9ならトコブシ、4~5ならアワビ というもの。 なんというわかりやすい! そ、そうだったのか…! 海育ちなのにこの歳まで知らなかった…! というわけで、穴の数を数えてみたところ、今回持って帰ってきたのはすべてトコブシ!という結果となりました。 にょろんはひとつ賢くなった…!
まとめ
というわけで、今回は絶景とタカラガイとトコブシとシーグラス!城ヶ島・赤羽根海岸でビーチコーミングをお送りしました。 まとめると、浜で今回拾えたのは、
トコブシ(いっぱい)
タカラガイ(いっぱい)
シーグラス(そこそこ)
その他巻き貝、二枚貝
などなど。 途中の道が険しすぎて、
自転車NG
ベビーカーNG
体力のないかたNG
と誰にでもお勧めできる浜ではありませんが、行きにくい場所だからこそ、人も少なく絶境感も満載! ビーチコーミング目的だけでなく、しおだまりがいくつもあって、ちょっと足をつけて遊ぶには大きさも形も最高!な感じだったので、小学生以上のお子さんと一緒に浜遊びも楽しいと思います。
というわけで、次は花嫁&花婿さんが結婚式の前撮りをしてたくらい開放感ある素晴らしい眺め、県立城ヶ崎公園の端っこに存在する安房崎灯台下でビーチコーミング!をお送りしたいと思っています。
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