陶片にシーグラスに…ウミガメの骨!?材木座(豆腐川より西)でビーチコーミング
こんにちは、先日、材木座の豆腐川より西でビーチコ―ミングを楽しんだ後、いざむかった東側の浜で、まったく予想もしてなかったお宝を手にしてしまった方のにょろんです。 いや、実際、見つけて拾ったのは私ではなく同行のそのようなアレなのですが。
「ぜひ、ブログのネタに使ってくれ!」 と渡されたものの、 「ぴっ、ぴぇええええ!!!!!!!」 という奇声と共に、写真だけとって拾った本人に丁重にお返ししたお宝… いったい何だと思います?
材木座といえば、 鎌倉時代の陶片。 縄文式の土器。 鎌倉~江戸時代の馬の骨。 と、他では見られない歴史的なブリリアントなマスターピースがいくつも揚がるお宝の宝庫! なのですが、今回にょろんが手にしてしまったものは、そのどれにもあらず。 その答えはこれです!
えっ、これ、ウミガメの骨なんです!?!?!?
2023年1月30日の材木座の干潮時刻
2023年1月30日の材木座の干潮時刻は夜中の3時と夜の6時。 にょろんが材木座に着いたのは、お昼の1時すぎ。
なりゆきの時間で訪れた浜だったため、干潮時間からはかなりズレていましたが材木座海岸は全長1、1キロのロングビーチ! 浜幅も十分広い為、干潮時刻を気にせずビーチコーミングを堪能することができました。
といいつつ、そりゃもちろん、もし時間を選べるなら干潮時刻にあわせて行った方がお宝に巡り合える確率は高くなる! というわけで、材木座海岸の干潮時刻のページをここに貼っておきます。
「鎌倉駅」から「材木座海岸(豆腐川より西)」への順路とトイレ・コンビニ情報
途中まで前回とかぶりますが、こちらのページだけ見てる方のためにちょっとだけショートカット気味に道順その他を。
鎌倉駅です。 トイレは西口改札を出る直前に。
ロッカーを探している方は、おなじく西口を出る直前、江ノ電連絡口のまえにあります。
改札を出たら、左側の御成り通りのほうへと向かいます。
大通りとぶつかって道が途切れたら、成り行きで大通りの方へ。
コンビニは大通りから海に出るちょっと手前にローソンがあります。
海に突き当たったら、左折。
滑川を越えて、どんどん行きます。 なにせ、豆腐川は材木座海岸の南の端っこのほうなので。
漁船がぽつぽつ止めてあってだいぶのどかな感じになってきましたが、豆腐川はまだまだ先。
道から見下ろしただけなので未確認ですが、浜辺にもトイレは何か所かありそうな雰囲気です。
やってきました、豆腐川!
川を越えて浜へと降ります。
「材木座海岸(豆腐川より西)」で拾えたものは
浜側からみた豆腐川です。
豆腐川の上にかかった橋をこえ、いざ西へ。
西側は砂がサラッサラー!です。
これは…サザエかな?
あっ、これ、青磁では?
気になるノジュールっぽい石です。
西側はあんまり貝殻は落ちてないんですけど、ぽつぽつとこんなでっかい牡蠣殻が落ちています。
オニアサリとタカラガイです。
陶片と二枚貝です。
めちゃめちゃ時代を感じさせるサザエの蓋です。
波打ち際はこんな感じ。 マットな砂の上にぽつぽつと小石が打ちあがっています。
陶片とシーグラスです。
立派な穴の開いた貝殻です。
お茶碗の底の銘柄が気になってしまう方のにょろんです。
これは…! みえますかね?
これはトリスウイスキーの瓶!
一回溶けてもう一度固まったみたいなぐにゃぐにゃで不純物いっぱいのシーグラスです。
あっ、ウニ片です。
インダストリアルパーツ。 良くさびたスパナです。
土器と陶器とウニ片です。
シーグラスです。
まだまだ材木座の端までたっぷりと残ってるのですが、あまりの風にここでいったん浜からあがって休憩することに… というタイミングで、
「これ、たぶんウミガメの骨だと思う!」 と同行のそのようなアレに呼び止められ渡されたのがこれです。 えっ、これが?! 繊維質にみえるコレ、ヤシの実じゃなくて、ウミガメの甲羅なんです!?!?!?
「材木座海岸(豆腐川より西)」で拾った貝で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!
そして本日、材木座(豆腐川より西)で拾ってきたもので、図鑑を作りました。
こちらです。(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
気になるのは、やはりこれ。青磁。 これもまた、豆腐川の東でひろった青磁同様、鎌倉時代に中国から運ばれてきた陶磁器の可能性のワンチャンある…?
上の小さい欠片はヒビがいっぱいで古そうだけど、下のおおきめのかけらは綺麗でちょっと新しそうにも見えます。 そして、にょろんのものではないため図鑑には入れませんでしたが特別枠としてコレ。
ウミガメの骨…かもしれないそのようなアレ。
渡されて、超めずらしい!気になる!!とは思ったものの、 「ほっ、骨は、いまだにょろんのお宝管轄外でして!!!」 と、及び腰になったところで、 「大丈夫、写真だけ取ってくれたら、現物は引き取る」 と言ってくれたので、表から裏から写真をいっぱい撮っておきました。 「たぶん、ウミガメの腹甲だと思うけど、ブログに載せるなら自分でもよく調べてくれ」 といって渡されたので自分でも調べてみたのですが、結果はというと、
材木座海岸には生きてるウミガメがたまに流れ着くらしい。
ウミガメの骨もたまに打ちあがるらしい。
というところまでは記事を見つけることができたものの、拾ったコレが海亀の腹甲かどうかは確信は持てず…
認定NPO法人エバーラステイング・ネイチャーさんのページに漂流物のウミガメの骨の見分け方のページを見つけたので、ページに載っているウミガメの骨と見比べてみたんですが、 「たしかに似てないこともない…けど、じゃあこの貫通してない穴はなんの穴なんだ?っていうと……全然わからない…」 と、確信が持てないまま終わったにょろんでした。
いつかもうちょっと賢くなった時の宿題としてここに、確信が持てなかったウミガメかもしれない骨としてメモを残しておきたいと思います。 ウミガメの骨の見分け方に興味を持った方がいた時のために、認定NPO法人エバーラステイング・ネイチャーさんのページを貼っておきます。
まとめ
そんなこんなで今回は、陶片にシーグラスに…ウミガメの骨!?材木座(豆腐川より西)でビーチコーミングをお送りしました。 まとめると、今回にょろんが材木座(豆腐川より西)で拾ったのは、
ウミガメの骨(かもしれない)
土器片
青磁片
陶片
シーグラス
ウニ片
タカラガイ
貝化石?
などなど。 豆腐川を挟んで西と東で材木座海岸を比べると
材木座海岸・豆腐川東→貝溜まりがあちこちにあって小さな貝殻がいっぱい落ちている。陶片もいっぱい。シーグラスもそこそこ。サクラガイもチラホラ。
材木座海岸・豆腐川西→目につく貝殻は大きな牡蠣殻。陶片とシーグラスもそこそこある。サクラガイは今回はゼロ。ウミガメの骨(?)アリ。
というわけで、 材木座海岸にビーチコーミングにいくなら、豆腐川の東寄りが簡単にいろいろ拾えておススメ! しかし、今回のウミガメ(?)の骨とか前々回のひょうたんがたの小瓶とか、西側はおもいもよらぬお宝を拾うチャンスあり!
ということで、次また材木座に行くことがあったら、まずまっさきに豆腐川をめざして東を攻略した後、ビッグチャンス求めて西側へとくりだす自分の姿がありありと想像できるにょろんでした!
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