ちっちゃいウニ殻がいっぱいにネジガイも!米子市淀江漁港・北(妻木川南側)でビーチコーミング!
こんにちは、巻き貝の中では特にネジガイが好きな方のにょろんです。
ネジガイってどんなの?って聞かれたら、これです!
ね?!白くて筋がくっきりレーシーで、特に好きになるのもわかるくらい綺麗な貝殻でしょう!?
コトバンクによると、ネジガイはイトカケガイ科の巻き貝で、ヨーロッパの収集家の間でめちゃくちゃ大人気過ぎて、中国でのりを固めた模造品がつくられたほどなんだそう!
…などとネジガイについて語り出すと話が長くなるのでそれはまた後にして、話を先に進めると、ゴールデンウィーク目前の4月の中旬、にょろんは皆生温泉までビーチコーミングに行っていました。
行ったのは、皆生温泉海遊ビーチ(皆生海浜公園前)、淀江町今津海岸、淀江漁港・北、淀江漁港・南、淀江町西原、日吉津港、日野川中州、皆生温泉海遊ビーチ(皆生プレイパーク前)の8カ所。
(※皆生温泉海遊ビーチ以外、浜の名前に自信がないというか、グーグルマップで検索してもなぜか皆生温泉より北のビーチの名前が全然出てこない為、ビーチの名前が不明なものに関しては地名orランドマーク的なアレを挙げるかんじでお送りしたいと思っております)。
今回はその第3回目、淀江漁港・北編です。
このあと淀江海岸こと淀江漁港南でもビーチコーミングをしたので、拾えるものが似た感じならそっちと一緒にしようと思っていたんですが、ちょっと……いや、かなり差があった為、記事を分けることにしました。端的にその違いを説明すると、
淀江漁港・北(妻木川南側)はちっちゃいムラサキウニとバフンウニとかブンブクウニとにかくウニ殻がいっぱい!
淀江漁港・南(淀江海岸)はちっちゃいハスノハカシパンとかキンチャクガイとかナデシコとか、とにかくちっちゃかわいい!
ということで、淀江漁港・北のウニ殻いっぱいの浜を写真でお見せするとこんな感じ!
ね!?ウニ殻がいっぱい!
そんなわけで、今回はちっちゃいムラサキウニとバフンウニがいっぱい!なのにネジガイも拾えてしまった淀江漁港北(妻木川南側)編をお送りします。
淀江駅から「淀江漁港・北(妻木川南側)」までの道順とコンビニとトイレ情報
公共交通機関でのアクセスの場合、淀江漁港に一番ちかい駅は、JR山陰本線の淀江駅です。淀江駅から淀江漁港までは徒歩10分。
地図を貼るとこんなかんじです。
にょろんは皆生温泉観光センターで電動自転車をかりて淀江漁港まで漕いだので、皆生温泉観光センターから淀江漁港までのくわしい道順頼む!なかたはこちらの記事を参考にしていただけたら。
コンビニは漁港の近くにローソンがあります。
トイレは漁港前の淀江台場跡の横にあります。
(このトイレ、にょろんが行ったときにはトイレットペーパーが存在しなかったので、紙は持参が安心かと。)
淀江漁港・北(妻木川南側)で拾えたもの
淀江台場跡側から漁港を見たところです。
とにかく端から見たい!ということで、妻木川寄りの階段から浜に降りました。
今津海岸もそうだったんですが、浜に降りてしばらくは草原、その向こうに砂浜が広がっています。
草原エリアは砂浜エリアより広そうに見えます。
めちゃくちゃアーチが綺麗!な砂浜です。
最初に拾ったのは、ちいさなサルボオガイ。
こんなかんじの吹きだまりに、木片にまじって貝殻がいろいろ落ちています。
ムラサキウニを発見!
「ここまでトゲトゲのチリボタンは珍しい!このトゲトゲをキープしたまま持って帰るぞ!」と主張するそのようなアレによって、この後、丁寧にティッシュにくるまれタッパーにインされたチリボタン(?)です。
そのようなアレの微少貝コレクションです。
ちっちゃカラフル可愛い貝殻です。
そこそこサイズのあるバフンウニです。
ナミマガシワです。
こ、これは…!
栗…ではなく、おそらく、トゲがなくなる前のブンブクウニではないかと思われ…!
再びサルボオガイです。東京湾の千葉方面でビーチコーミングしてるといっぱいみかけるサルボオガイですが、米子の浜にはあんまり見かけないな…?と思って調べたら、なんと正解は真逆!
コトバンクによると、サルボオガイは「赤貝飯」という郷土料理もあるほど、米子の中海で大量に水揚げされていて、「あかがい」は中海地方で用いるさるぼおの通称なんだそうです。知らなかった!!!
旅から戻ってきた後じゃなくて現地でこの事実を調べていたら探して食べたのに…!!!
ムラサキウニです。
みえますかね?中央の、サクラガイとサクラガイより大きい…モモノハナガイ…かなぁ??
ナミマガシワと白い貝殻です。
目に入れてもちょっとしか痛くなさそうなバフンウニです。
粉々だけどかわいい貝片です。
ねっ!?こんなふうにミニミニサイズのウニ殻がいっぱい!
川があると近づかずにはいられない方のにょろんです。
川近くの木片溜りはこんなかんじで、あんまり貝殻とかは混じっていない雰囲気で…
フネガイの仲間かな?と思いながら辞典を探したところ、たぶん、アワガイ…で、合ってるかな?
のどかな川縁です。
川の水は綺麗に透き通っていて
海に流れていく川面は綺麗だけど、何も落ちてない感じかな?と思ったら
肉厚ミルキーでかわいいカサガイとか
よく乾いてるヒトデとか
ネジガイとかナデシコとかミニサイズのウニ殻とか、かわいいものがぎゅぎゅっと落ちていました。
「淀江漁港・北(妻木川南側)」で拾った貝で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!
そんなこんなで本日ブログを書くにあたり、図鑑を作りました。
これです。
(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
気になるその1は、前振りでも触れたこのネジガイ。
ネジガイはイトカケガイ科の巻き貝で、ヨーロッパで収集家の間でめちゃくちゃ大人気過ぎて、中国でのりを固めた模造品がつくられたほど綺麗な見た目をしているんですが、そんな繊細はかなげな見た目に反し、ネジガイの主食は、なんとイソギンチャク…!イソギンチャクの根元に張り付いて溶かして溶液を吸うんだそうです。こ、こわい…!でも白くて綺麗!!!
そして気になるその2は、チリボタンだと思って拾ってきたこれ。グーグル画像検索にかけたところ、ウミギクとのこと。
チリボタンじゃなかったのか!?チリボタンとウミギクって何が違うの!?と思って調べたら、ウィキペディアによるとチリボタンってイタヤガイ目ウミギクカイ科に属する二枚貝…つまり、ウミギクの一種だったんです。
というわけで、ソックリな理由はわかったけど、ではこれがウミギクかチリボタンかというと、にょろんには判別がつかず!!いつか賢くなった未来への宿題としたいと思います。
まとめ
というわけで、今回はちっちゃいウニ殻がいっぱいにネジガイも!米子市淀江漁港・北(妻木川南側)でビーチコーミング!をお送りしました。
まとめると今回にょろんが淀江漁港・北で拾ったのは
ムラサキウニ
バフンウニ
サルボオガイ
ナミマガシワ
ネジガイ
ナデシコ
などなど。
特に多かったのがバフンウニ&ムラサキウニ!しかも大きいウニ殻もあったけど、淀江漁港・北のウニ殻はちっちゃくてかわいいのが多かった!ということで、ちいさなウニ殻が好き!というかたに、淀江漁港・北はオススメです。
ほかにもブンブクウニ(たぶん)とかネジガイも拾えたので、レア貝が拾いたい!というかたにも淀江漁港・北はオススメ。
にょろんは地図で確認しただけで実際には行ってないのですが、近くにはコンビニもあるし、公衆トイレも近いし、淀江駅からも歩いて10分だし!ということで、出来るだけ苦労せずビーチコーミングしたい!な方にもオススメの浜ではないかと思います。
なにより、淀江漁港は北側だけじゃなく、南側でもビーチコーミング出来ますしね!近い浜なのに、拾えるものが違うとなれば最高!
ということで次回は、マメサイズのハスノハカシパン(ほぼ完品)とかキンチャクガイとか最高!っていいたくなるのもわかる!!!な淀江漁港・南側をお送りしたいと思っています。
先にチラ見せするとこれです!
かわいい!!!