見出し画像

激レア!アオイガイをゲット!房総半島・坂田海岸でビーチコーミング

こんにちは、 「近場でラクしてお宝たくさん拾いたい!」 という正直なそのようなアレに誘われて、混雑を避けゴールデンウィーク中日の平日に、房総半島までビーチコーミングに行ってきた方のにょろんです。

というのも、先月行った九州ビーチコーミングの旅は、 東京から九州って近いんだな!!!! って驚くほどの短時間でついたのです。 めっちゃかわいい&レアなお宝もいっぱい拾えたのです! が、それでも、 泊りがけ&飛行機の旅だから、何カ月も前から予約しておかないとならないし、 だから当日のお天気は選べなくて、

  1. お天気は雨から曇りだったし!

  2. 気温もびっくり寒かったし!

  3. 風も予報を裏切る驚きの強さだったし!

やっぱりそう思うと、 当日の朝天気予報次第ですぐ行けちゃう近場の旅っていいな!!! ということで、

  1. 近場で交通の便が良くて

  2. ビッグな大きさ貝殻や石

  3. これでもかとゴロゴロ確実に落ちている!

そんな無茶ぶり満載な希望のもとに、狙いを定めたのは房総半島

房総半島は、車を持ってない人には交通の便が悪いイメージがありますが、無問題。 レンタル自転車が充実してるから大丈夫! 館山で自転車をレンタルして房総フラワーラインを西へ。 最初にギューン!といけるまで遠くまで行って、そこからゆっくり海岸線を戻りながら「この浜は何か拾えそうな雰囲気!」ってところで自転車を止めて浜に出てみよう!

という行き当たりばったり計画で、立ち寄ったのは坂田海岸、波佐間海岸、見物海岸、沖ノ島海岸の4か所。 その第一回目が今回。 その結果はというと、自重をやめて拾ってきたら坂田海岸だけでこうですよ!

戦利品

しかも坂田海岸では、これ! ビーチコーマーなら一度は拾いたいレアアイテム!

アオイガイ

アオイガイを拾ってしまいました!  


2022年5月2日「坂田海岸」の干潮時刻

「坂田海岸」ににょろんがビーチコーミングに行ったのは、2022年5月2日。 干潮時刻は、お昼の11時半。 にょろんが浜についたのは11時半頃ということで、どんぴしゃ干潮時刻。 おかげで浜は広々、満潮時には海に沈みそうな岩場の方まで歩いていくことが出来ました。

といいつつ、坂田海岸は入り江も広く、浜幅も十分の浜だったので、それほど干潮時刻を気にする必要はない感じにみえた… のですが、それでも行けるなら干潮時のほうがいいに決まっているということで、気象庁の「坂田海岸」の干潮時刻のページを貼っておきます。


館山駅から「坂田海岸」までの道順とコインロッカー・コンビニ・トイレ情報

館山駅

旅の始まりはここ、館山駅からお送りします。

コインロッカー

コインロッカーは、駅構内地図を見る限り東口にしかないようで、東口の階段をおりたここにあります。

コンビニは房総フラワーライン沿いにも何軒もありますが、駅改札をでてすぐに小さなニューデイズがあるので、ドリンクと軽食くらいならここでも調達可能です。

レンタル自転車

自転車を借りられるのは、反対の西口。 前振りでも交通の便について軽く触れましたが、館山周辺のバスはだいたい1時間に1本と少ない! ので、にょろんのおススメの移動手段はレンタサイクルです。

館山はレンタルサイクルが充実してて、1時間単位で自転車が借りられます。 しかも借りられるのは電動自転車! これなら、沖ノ島なら20分! 坂田海岸なら1時間前後でつきます。 もっと詳しいレンタサイクル情報!って方は、こちらからどうぞ。

観光街づくりセンター

というわけで、西口の「観光街づくりセンター」です。

レンタサイクル

2022年4月現在の料金はこんな感じ。 (今年も同じ料金だったので去年の記事から写真を流用しました)

レンタサイクル

ゴールデンウィークとはいえ、中日の平日。しかも朝の9時半という時間に着きましたが、すでに「観光街づくりセンター」の中には自転車を借りる人の列が出来ていました。

なので、どうしてもここで自転車を借りられないと今日一日の予定がガタガタに!!という方は、 午前中、それもできたら、「観光街づくりセンター」が開く9時半直後の訪問をお勧めします。 26インチ電動アシスト付き自転車は予約不可ですが、子供用自転車(電動アシストなし)は予約が可能です。 

そんなこんなで、いざ自転車に乗って、レッツゴー!! と言いたいところですが、もうひとつだけ重要情報を。 去年ここで自転車を借りた時、めちゃめちゃ空回りする自転車にあたってしまい、ギアの場所が最後まで分からないまま大変漕ぐのに苦労したのでここにギアの場所を!

自転車のギアの写真を撮ったつもりで撮ってなかったので言葉での説明になってしまうんですが、 ギアは、右ハンドルの付け根に数字の入った小さな部品がついていて、その部品横の小さなレバーを回すと3~1の間で変更が可能です。 (平坦な道なら3,坂道なら1とのこと) (多分、去年、にょろんが借りた自転車はこのメモリが1だったと思われ!!!)  

ギア以外にも、自転車を借りたその場で一度軽く乗って普通に漕げる自転車かどうかを確かめてから出発するのをメチャメチャおススメします。 ということで、ビーチコーミングが趣味になってからごくたまにレンタルサイクルを利用するようになったにょろんが漕ぎ出す前に手を貸してくれる係員さんが目の前にいるうちにかならずチェックしているポイントは

  1. 座席の高さが合ってるかどうか(普段自転車を乗らないそのようなアレに座席を下げるのは以外と難易度高いです)

  2. ブレーキが利くかどうか

  3. 変に空回ったりせず普通に漕げるか

の3つです!

道順

そんなこんなで、自転車を借りてからの道順はというと、坂田海岸にいくには西口の前のこの道を、まっすぐ行って、

道順


つきあたって海に出たら、左折。

道順

あとは海沿いをひたすらまっすぐ。

道順

コンビニは、道が自衛隊の基地とぶつかって曲がる手前にセブンイレブン、それにさらに数mいったところにファミマがあります。

道順

セブンイレブンのある曲がり角を左にまがってすぐの三叉路を右に曲がってフラワーラインに入ります。

道順

そしたらあとは、ひたすらまっすぐ。

坂田

一時間ほど自転車をこいだところで、こんな見晴らしのいい坂田のバス停に到着です! お天気が!気持ちいー!!!  

坂田海岸で拾えたもの

浜の様子

浜に降りて左を見たところです。 左の端っこに見切れてる白い建物がトイレです。

トイレ

もうちょっとアップにするとこんな感じ。

トイレ

ふつうに使って大丈夫な、衛生的なごく普通のトイレです。

浜の様子

浜を右に見た景色はこんな感じ。

だれかの集めた貝

さっそく見つけたのは誰かが貝殻拾いして楽しんだ跡でした。

イモガイ

このイモガイが気になる。

波打ち際

波打ち際はこんな感じ。 前日の嵐のせいで、海藻が大量に打ちあがっています。

巻貝

かわいい巻貝のかけらです。

陶片

前回もそうでしたが、坂田海岸といえば! 陶片がゴロゴロ落ちてる!!!

シーグラス

シーグラスも落ちています!

オニアサリ

筋がくっきりの君は、多分オニアサリ!

サルボオガイ

サルボオガイも落ちています。

海藻

昨晩の嵐の激しさを物語るような、海藻の山です。

陶片とタカラガイ

陶片とタカラガイ。

シーグラスと陶片

シーグラスと陶片。

菊花石

あっ、菊花石!

海綿

「これも撮ってくれ!」 と差し出された「海綿(かいめん)」です。

「いや?なんでこんなもの??こんなもの海のどこにでもあるような??」 と海育ちのにょろんは一瞬首をかしげてしまったのですが、そのようなアレ曰く、 海綿って、昔の時代(今も)には、化粧の時のパフ代わりにつかわれていたのだそうです。 へーへーへー!

そしてさらに、 「落ちている姿そのままを見てくれ!」

アオイガイ

と言われて手招きされた先にあったのは、 なんと!

アオイガイ

タコの殻こと、アオイガイです! 大きさは、小指の関節1本分くらい。 こんなちっちゃいの、良く見つけたな!! 持ち上げただけで壊れそうなアオイガイは、特別待遇を受け、慎重にティッシュにくるんでタッパーの中にインされました。

ヘビガイ

めずらしいものじゃないけど、かわいいヘビガイです。

タカノハガイ

坂田海岸にもありました!ワシノハガイです!

イタヤガイ

ちっちゃかわいいイタヤガイです。

イモガイ

坂田海岸にはイモガイがたくさん落ちていました。 (※イモガイは毒性があるので、生きているイモガイを触るのは危険です)

トコブシ

きらっきら虹色のトコブシです。

光る貝片

これもキラキラ。 何の貝片だろう??

タカラガイ

つやつやのタカラガイです。

キンチャクガイ

あっ、キンチャクガイ!!

ウチムラサキ

名が体を表す見事なウチムラサキです。

イモガイ

ねっ?!イモガイがいっぱいです。

キサゴ

こんなきれいなキサゴをみたのは初めてです。

岩場

岬の端の方は、岩場になっていますが、干潮時間ぴったりのおかげでどこまでも歩いて行けます。

小川

海に流れ込む小川を発見。

ほら貝

おおきなボラガイの破片と、

石英脈

石英脈がうつくしい小石を拾いました。  

「坂田海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!

そして本日、ブログにするにあたって恒例の「坂田海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った貝図鑑』作りました。 二枚あります。 

石図鑑

一枚目はこれ。 シーグラスと、陶片。 そして二枚目はこれ。

貝図鑑

(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)

貝がらと石編です。 今回特筆すべきは、やはりこれ。

アオイガイ

アオイガイ

アオイガイ

内側はこんな感じ。 ビーチコーミングで一度は拾ってみたいレアアイテムとしても有名な一品ですが、その正体はタコの殻。 タコのメスが卵を保有するためのもので、オスは殻を持たないのだそう。 へーへーへー!

…などさらっと解説してまとめにうつりたいところなのですが、ここでひとつ恥ずかしい訂正予告(?)を。 実はにょろんは、アオイガイとタコブネの区別がちゃんとはついておらず…!

今回拾ったコレ、見た目はアオイガイ(殻の長さ10~20センチ)だけど、大きさ的に言うとタコブネ(殻の長さ5~8センチ)… いやタコブネにしても小さすぎるのでは? …ならどっちにも小さすぎるなら見た目で決めてアオイガイ(仮)ってことでいいのか…?

などとブログを書きながらも現在も確信が持てないゆえに、いつかそのうちちゃんとタコブネとアオイガイの区別がつくようになった未来に、もしこの記事が間違っていたことに気づいた時には、その旨、訂正を入れたいと思っています。 うう、しまらないアレですみません! いやしかし知ったかぶりはいかん!ということで。  

まとめ

というわけで、今回は激レア!アオイガイをゲット!房総半島・坂田海岸でビーチコーミングをお送りしました。 まとめると、にょろんが坂田海岸で拾ったものは

  • シーグラス(いっぱい)

  • 陶片(いっぱい)

  • アオイガイ(レア!)

  • 海綿(レアかも?)

  • 二枚貝

  • 巻貝

  • タカラガイ

  • 石英脈

などなど。 房総半島だと、陶片&シーグラスといえば北条海岸!!!のイメージが強いですが、坂田海岸も北条海岸に負けずおとらず陶片&シーグラスがゴロゴロです。

しかも陶片の模様はかわいいし、シーグラスも尖ってなくてちゃんと丸い! ので、シーグラスや陶片が拾いたい!という方に、坂田海岸は特にお勧めです。 さらには、かわいいキンチャクガイやイタヤガイも拾えるので、かわいい貝がらがが拾いたいという方にもおすすめだし、 さらにさらには、今回のようなレアアイテム、アオイガイも拾える!!!

ということで、レアアイテムねらいの人にもおすすめです! 館山駅から坂田海岸は自転車でだいたい1時間程度。 自転車で1時間ってかなり距離があるイメージですが、館山フラワーラインは上下の起伏が少ないので体力が過度に削られることもないし、道はずっと海岸線沿いなので、景色を見飽きることもない!

これからの季節、すいすい海岸線を自転車でいきながらよさげなビーチに立ち寄るのにぴったりなスポットのひとつではないかと思います。 というわけで、次回はそんな館山フラワーロード自転車でいくビーチコーミングの春旅第二回、波佐間海岸編をお送りしたいと思っています。  


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?