陶片とシーグラスにレア貝・ツツミガイ!北条海岸(北側)でビーチコーミング!
こんにちは、夏はビーチコーミングには行かないと決めてる方のにょろんです。 何故と聞かれたら、理由シンプル。だって、炎天下のビーチに何時間もいられるほどの体力、にょろんには無いんだもん…!
そんなにょろんが夏前最後の駆け込みビーチコーミングと称して、館山にビーチコーミングに行ってきました。 行ったのは、北条海岸(北側)、北条海水浴場、八幡海岸、那古海岸、那古海水浴場、船形海水浴場の6カ所。
実はにょろんは過去何回か館山駅で自転車を借りて周辺の浜をビーチコーミングして回ったことがあるのですが、そのすべてが館山駅の南側。 だって、 南側にはビーチコーミングのメッカとしてあまりにも有名すぎる「沖ノ島」があるから!!! そりゃあ沖ノ島があったらそっちにいっちゃうでしょう!!!
というわけで、これまでは館山駅で自転車を借りると煩悩のまま南へと向かってたんです。 が、地図を見ていたら、館山駅の北側にも自転車で行けるビーチがいっぱいあるなって気づいてしまい… 今回はあえて南ではなく北側に行ってみよう! となったという訳なのです。
といいつつも、朝から北側を覗いてなんにも拾えなかったら、午後は駅に引き返して沖ノ島に行ってもいいしね~ などと余白多めのざっくりスケジュールを立てていたのですが、その結果はというと… なんと!戻ってくるどころか北に行っても北に行ってもお宝ビーチ過ぎて、気がついたら体力の限界まで北へと自転車を漕いでおりました!
そんな館山駅から自転車で北を目指すビーチコーミング2023年初夏の第一回目の今回、北条海岸(北側)をお送りします。 北条海岸の北側を一言で要約と、
北条海岸と言えばシーグラス&陶片!
なのにさらに北側はかわいい&レアな貝殻もある!
「北条海岸」の干潮時刻
「北条海岸」ににょろんが石拾いに行ったのは、2023年6月10日。 その日の北条海岸の干潮時刻は、お昼の15時半。 にょろんが北条海岸についたのは、朝の10時半。
館山駅で自転車を借りたかったら駅のレンタサイクルがはじまる10時を目指して駅に着くしかない!(じゃないと自転車が全部出払ってしまっている場合がある) というわけで、レンタサイクルの始まる時間優先でスケジュールを組んでいたため、干潮時刻より満潮時刻の方が近い時間に浜に着いてしまいましたが、無問題!
北条海岸は館山で一番長い全長740メートルのロングビーチ。 波も穏やかな海なので、干潮時刻をそれほど気にする必要はないかと思われます。 しかしやっぱりそんなこと言ったところで干潮時刻の方が浜が広いですからね。 選べるならその時間にあわせていけるに越したことはない! というわけで、気象庁の「北条海岸」の干潮時刻のページを貼っておきます。
館山駅から「北条海岸」までの道順とコンビニ・トイレ情報
今回の案内はここから館山駅です。
東京方面から館山を目指すなら、電車なら新宿〜館山を結ぶ「新宿さざなみ」か、高速バスが便利です。がしかし!「新宿さざなみ」は休日、それも1日1本(朝に新宿→館山が1本、夕方に館山→新宿が1本)しか走ってないのでご注意を。対する高速バスは1時間に数本千葉←→館山を繋いでいるので、朝の1本を逃したら高速バスという選択がオススメです。
館山駅から北条海岸は駅歩5分。 300メートルの距離なので自転車を借りる必要は無いのですが、今回の旅の始まりとして館山駅での自転車の借り方を。 館山はレンタルサイクルが充実していて、1時間単位で自転車が借りられます。 しかも借りられるのは電動自転車! このレンタサイクルを使えば、沖ノ島まで20分! もっと詳しいレンタサイクル情報!って方は、こちらからどうぞ。
というわけで、改札を出て向かうのは西口の、「観光街づくりセンター」です。 西口の階段降りたら
階段の裏側。
2023年6月現在の料金はこんな感じ。 以前あった26インチ電動自転車が6台に減って、代わりにバッテリー長持ちの新型タイプが増えていました。 といいつつ、にょろんは5時間レンタルだったので、それなら新型より旧型の方がお安いと言うことで旧型を借りました。
いざ自転車に乗って、レッツゴー!! と言いたいところですが、ここでひとつ普段自転車を乗らない方のための注意事項を。
以前にょろんはここで自転車を借りた際、ギアが山道使用になってるのに気づかないまま借りてしまい、さらにどこを触ったら直せるかわからず一日漕いでも漕いでも先に進まない自転車と格闘する羽目になったのでギアの位置を書いておくと、ここです!
写真に写ってるこの数字の3が平地仕様(1が山道仕様)。 この数字を変えるには、数字すぐ横のハンドルのボコボコの部分を回します。 他にも自転車を借りた際、漕ぎ出す前に係員さんのいるところでチェックしておいたほうがいいポイントをあげると、
座席の高さが合ってるかどうか(普段自転車を乗らないそのようなアレに座席を下げるのは以外と難易度が高いです)
ブレーキが利くかどうか
変に空回ったりせず普通に漕げるか
タイヤがパンクしてないか(←NEW!)
以上、この4点を、自転車を借りたその場で確かめてから出発するのをメチャメチャおススメします。
実は今回、にょろんは1~3をチェックしてから自転車を漕ぎ出したんですが、なんと借りた自転車の後輪がパンクしてて…! 漕ぎ出した最初から漕ぐたび妙にがたがた揺れる自転車だな??という違和感はあったんですが、まさかパンクしているとは思っていなくて… 数十分ほど漕いだ後におかしいのは後輪の空気が入ってないからだと気づいて引き返すかこのままこぎ続けるか迷ったんですが、結局このままこぎ続けるのはムリ! という判断から駅に引き返すことになり大幅に時間と体力をロスしたので、そんなにょろんを反面教師に自転車を借りる際にはぜひこの4点を確かめてから自転車を漕ぎ出すことをオススメします。
道順他インフォメーションに戻って、駅のトイレは「観光街づくりセンター」の横にあります。
コンビニは改札の横にちっちゃなニューデイズがあります。
自転車を借りてからの道順はというと、北条海岸にいくには西口の前のこの道を、まっすぐ行って、
つきあたったらそこがもう北条海岸!
なのですが、今回は北条海岸の中でも北側を目指すと言うことで、ここで右折。
ちょっと行った先に駐車場とトイレがあるので、そこに自転車を留めました。
北条海岸(北側)で拾えたもの
北条海岸の北側です。 何故今回北側とついているかというと、いつも沖ノ島、あるいは渚の駅目当てで北条海岸に寄るときには南側から浜に入るので、今回は北を目指すと言うことで北条海岸の一番北側から浜に足を踏み入れてみました。
足下の貝溜りです。
タカラガイです。
エガイです(図鑑を見ながら)。
これは…!めちゃくちゃ小さいけど、拾えるとうれしいレア貝・ツツミガイでは!?
フネガイのナニカ…と思いながら拾ったのですが、図鑑を見たところアマオブネという貝のようです。 くっきり模様できれい!
立派な流木です。
内側の縁が赤くてかわいいこの貝は、クチベニガイというらしいです(図鑑を見ながら)。
あっ、陶片です。
さらに陶片です。
模様が繊細美しいキサゴです。
昭和っぽい模様の陶片です。
先週の大雨の影響がまだ残っているのか、浜にはたくさんの葉っぱが流れついていました。
ナミマガシワです。
可愛い貝殻のセットです。
大きい!でも模様が可愛い!
手前のシーグラスはちょっとレモン色の気がします?
このシーグラスもちょっと普通のよく見る緑とはちがう緑の気がします。
ずいぶんと古そうな土器です。
やっぱり北条海岸は陶片がざくざくやで!
たぶん、前方に見えるあの建物がトイレで間違いないかと。
表面がぼこぼこの不思議なシーグラスです。
波打ち際はこんな感じ。 ちゃぷちゃぷと静かで遠浅の浜です。
「北条海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!
そして今日、記事にするにあたって「北条海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作りました。
これです!(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
特筆すべきはやはりこのツツミガイ。 以前にもツツミガイについて触れたことがあるんですが、ツツミガイといえばにょろんのハンディバイブル「海辺で拾える貝ハンドブック」でも「拾ってみたいレア貝コレクション」に名を連ねる貝のひとつ!
ツメタガイと同じタマガイ科の貝で、房総半島と九州西岸以南から台湾にかけてを生息域とする貝です。 図鑑にも「レア貝」として紹介されている貝を拾えるとテンションが上がる!
もうひとつ気になるのはこれ。 確信があるわけではないのですが、これ、「かわらけ」では??
北条海岸の近くにある遺跡と言えば、縄文時代の土器や石器が発見されている「沖ノ島遺跡」。 もしかしたら、そこから流れ着いた土器のワンチャンもある…? と思って検索をかけてみたりもしたのですが、残念ながらシロウトにはよくわかりませんでした…!
まとめ
というわけで、今回は陶片とシーグラスにレア貝・ツツミガイ!北条海岸(北側)でビーチコーミング!をお送りしました。 今回にょろんが北条海岸(北側)で拾えたのは
陶片
シーグラス
二枚貝
タカラガイ
ツツミガイ(レア!)
などなど。 今回は南側には行ってないのでたまたまかもしれないのですが、過去北条海岸の南側を訪れたときと比べると、
北条海岸(南側)→シーグラスと陶片がめちゃくちゃいっぱい!
北条海岸(北側)→シーグラスと陶片はそこそこ拾える。貝殻も拾える。
というわけで、シーグラスと陶片が拾いたい方、あるいはそこに加え貝殻も拾いたいぞ!という方に北条海岸(北側)はオススメです。 今回は南側には向かいませんでしたが、北条海岸の南端には館山のマーケットプレイス「渚の駅」もあります。
館山駅から徒歩5分、300メートルとアクセスも抜群!
ビーチコーミングで有名な沖ノ島も近い!
すぐ目と鼻の先に「渚の駅」で買える地元のフルーツやお惣菜がおいしい!
浜の近くにトイレがあるのでトイレの心配がいらない!
とイージーモード全開でビーチコーミング出来る条件がそろっている北条海岸は、2023年もにょろんが自信を持って友人・知人にオススメできるビーチコーミング向きの浜の一つです!
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