ウッドデッキ完成!石の日に化石を探しに~いなげ浜でビーチコーミング!
こんにちは、ビーチコーミングに行くときは「拾いすぎない」をモットーとしつつも、 ハイガイは別腹! あればあるだけ拾ってしまう方のにょろんです。 その石膏のような白さ! とびきりくっきりとした彫りの深い筋! 筋を数えて16~18本ならハイガイという分かりやすさ! 東京湾で拾ったというだけで化石と断定できるその心強さ! 好きなんだ、ハイガイ…!!!
そんなこんなであらためまして、2023年の初ビーチコーミングは、 「1月4日・石の日に、化石を拾いに行こう!」 と称して、いなげ浜にビーチコーミングに行ってきたほうのにょろんです。
なんでいなげ浜?って聞かれたら、 去年のGWにウッドデッキが完成したと聞いていたので、ウッドデッキまわりの浜がどうなったのか気になってて!
前回、にょろんがいなげ浜に行ったのは、2022年の1月。 その時にはまだウッドデッキは完成してなくて、ウッドデッキちかくのエリアが大きく封鎖されていて… ウッドデッキができるっていうことは、そこで潮の流れが変わるということ……期待が高まる! しかし、去年自分がとった工事現場の写真をみると、完成したらいかにもこのあたりに撒くぞ!といわんばかりのこんもり積まれた白い砂の山が気になる…なる!
これですね。去年の記事から引っ張ってきました。 というわけで、いったいどうなっちゃってるんだろう?と見に行った2023年の稲毛浜がどんなだったかというと、これです!
ウッドデッキまわりは、波打ち際まで真っ白キュッキュのアルバニー産の砂が敷き詰められちゃっています。 しかーし! 無問題です。 プールのある南側の浜辺は、こんな!
貝殻山積みの貝溜まりがいっぱいできていました! そしてなによりにょろんは、ビーチコーミング人生的に一つの浜でこんなに拾ったことない!
今回の稲毛浜でなんと49個のハイガイをゲットしておりました。
「いなげの浜」の干潮時刻
にょろんが行った2023年1月4日のいなげの浜の干潮時刻は、朝の9時と夜中の9時半。 そして、にょろんがいなげの浜に着いたのは、朝の10時。 干潮時刻から1時間後につきましたが、おかげで浜はかなり広かったです。
稲毛の浜は遠浅の人工浜。 岩場もない、どこまでもつやっつやー真っ白の西オーストラリア州アルバニー産の砂浜がまぶしいおだやかなロングビーチです。 ゆえに、お出かけの際、あまり満潮干潮の時刻を気にする必要はないかと思います。
といいつつ、それでもせっかく行くならもちろん、浜辺が最大限広い干潮時刻の方がいろいろ拾えるに決まってる! ということで、稲毛浜の干潮時刻のページを貼っておきます。
稲毛駅から「いなげの浜」までの道順とコンビニ、トイレ情報
今回にょろんはJR総武線稲毛駅からバスに乗ったのでそのご案内を。
JR総武線稲毛駅から「いなげの浜」に向かうなら、駅の出口は西口。
コンビニは改札をでてすぐにニューデイズがあります。
ターミナルの2番のりばから、「稲毛海浜公園プール」行に乗ります。
2023年1月4日現在のバスの時刻表はこんな感じです。 いっぱい走っているので帰りのバスの心配はしなくてよさそうです。
トイレは公園内の各所にあるので、トイレの心配は無用です。
自販機も公園内のいたるところにあるのでドリンクだけならここでも買えます。 が、冬はご注意! にょろんがみたすべての自販機で温かいドリンクはすべて売り切れでした。
最終バス停の一つ手前、花の美術館(バス停)で降りたところです。
歩道を渡って
つきました。正面に見える白いアレが完成したウッドデッキ!
いなげの浜に新しくできたウッドデッキ施設をちら見!
気になっていたウッドデッキ(とその周りの砂)からまずは様子を見に行ったので、どんなかんじだったか写真を貼ります。
完成イメージ図からもっと海に向かって長いものを想像していたのですが、いがいと小ぢんまりとしたウッドデッキです。
ウッドデッキまわりの砂はこんな感じで、オシャレな工事頑張った!な感じに波打ち際までびっしりと白い砂で覆われていました。
ウッドデッキには何組か椅子が設置されていて
この丸いカウンターではスナックやドリンクが注文できるんですが、 デッキを掃除していた店員さんに話しかけて尋ねたところ、特に注文しなくても椅子に座って休憩OKだそうです。
にょろんはオーシャンビューを前に積極的にドリンクを楽しみたい勢なのですが、 本日は温かおだやかな浜辺とは打って変わってデッキの上は海風が半端なく!!!!
あえなくドリンクは断念、椅子に座って富士山をパシャりました。
ほら!iphoneなので拡大するとボケてしまいますが、富士山です!!!
「いなげの浜」で拾えたもの
そんなこんなで、ビーチコーミングはここからスタートです。 今回はデッキの南側から攻略です。
] 誰かがかいたアンパンマンと共に、 「ねっ、デッキまわりは波打ち際までこのくらいきめ細かくサラッサラ!」 という砂の状態をお送りします。
イガイです。
いなげの浜で拾えるのは珍しい!陶片です。
デッキまわりはサラッサラ砂ですが、南に少し歩くとこんな、波打ち際に小石が混じってきて…
サルボオガイ…かな?
ちっちゃいシーグラスです。
タマキガイ…かなぁ? 2023年もタマキガイ科とザルガイ科の区別がつかない方のにょろんです。
あっ、石英と貝化石!
ハイガイです。
これってなんだろう?気になる。
ハイガイです。
そしてまたハイガイです。 もしかして今日のいなげはハイガイが入れ食いでは?と気づいたのはこの辺から。
同行のそのようなアレが拾ったブリリアントマスターピースです。
来る時にはいなげと検見浜のダブル訪問がデフォルトなので、いなげは検見浜に近い北側寄りをのぞくことが多いのですが、せっかくなので今日は南の端まで行ってみることに。
というのも、南にむかうにつれ、どんどんこういう貝溜まりが増えてきて…
これで!
これですよ! まさに字のごとく、貝溜まり!
貝のほかにもクルミとか
そろそろ名前を覚えちゃった外来種のシマフネメノウガイとか
(図鑑を見ながら)多分、レイシガイとか。
コロモガイも見つけちゃいました。 レイシガイと比べると、カクカクとした肉厚感がたまらない巻き貝です。
南の端に到達しました。その足元はというと、
こんな感じ。 この時点ですでに、ハイガイが見えています。 南側、ものすごい貝がら天国では!?
そしてまたハイガイと気になる石英です。
ウッドデッキ迄戻ってきました。 休憩をはさんで検見浜に向かいながら今度は北側攻略です。
にょろんがいた時にはいませんでしたが、ウッドデッキの付近にはキッチンカーが出る様子です。 数年前にできたグランピング施設、それに去年できたウッドデッキ、さらにウッドデッキの周辺の手ぶらで焚火プランなどなど、 多分、千葉県はいなげ浜を超おしゃれスポットにしたい! という意気込みを感じます。 双子浜の検見浜はヨットハーバーだから、役割分担としてこちらはおしゃれスポット、あちらはヨットハーバーとかそういう運用の感じでしょうか。
などという勝手な推測はおいといてビーチコーミングに移りたいところなのですが、貝殻と小石がたくさん残っていた南側に比べ、北側はウッドデッキの完成とあわせてさらに砂を盛ったのか、びっしり波打ち際まで白い砂で覆われていて、ザンネンなら貝殻はあんまりおちていない感じです。
といいつつ、 「あ、ハイガイ」 なかんじに、波打ちぎわを歩いているとハイガイがチラホラ…
そしてさらに北側ではたまたまかもしれませんが、砂浜の上をこんなバギーカーが走ってたのでさらに貝殻は望めないかもしれません。 ビーチコーミング目的なら、ウッドデッキより南側のほうがいいかも。
といいつつ、さらに北側で集合貝化石拾っちゃいましたが。
中央から離れて北の防波堤?堤防?近くまで行くと小石に混じって、やっぱりハイガイがチラホラ…
さらにチラホラ…
しかし波打ちぎわはともかく、陸側はこのとおり白い砂でびっしりなので、イージーモードで貝殻が拾いたかったらウッドデッキより南側がおススメです。
「いなげの浜」で拾った石で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り
そして今日、恒例の「私が拾った貝図鑑」をつくりました。
これです。(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
特筆すべきは、やはり集合貝化石。
そして、ハイガイの多さ。 前振りでも書きましたが、数えてみたらなんと49個もありました。
まとめ
そんなこんなで今回は、ウッドデッキ完成!石の日に化石を探しに~いなげ浜でビーチコーミング!をお送りしました。 まとめると、今回にょろんがいなげの浜で拾ったのは、
ハイガイ(大量)
貝化石
コロモガイ
ナミマガシワ
サルボオガイ
シーグラス
などなど。 完成したウッドデッキまわりの浜がどうなってるのか気になって見に行った今回でしたが、結果はというと、
ウッドデッキのまわり→波打ち際まで白いサラッサラの砂
ウッドデッキの南側→ウッドデッキから離れれれば離れるほど貝溜まりがたくさん
ウッドデッキの北側→ウッドデッキまわりと同様波打ち際まで白いサラッサラの砂
というわけで、もしこの記事を読んで、よしじゃあ稲毛にビーチコーミングに行くか!という方がいたら、ぜひとも南側を推したいにょろんでした!