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憧れの昭和レトロ目薬瓶をゲット!油壺温泉・荒井浜海水浴場でビーチコーミング
こんにちは、海水浴場と名のつく浜にはあまり過度な期待はかけないようにしてるほうのにょろんです。 というのも、当たり前のことですが、
海水浴場=海水浴場じゃない浜よりひとがあきらかに多い! つまり、そりゃ人が多いとなれば、競争率も高くて当たり前!
人が多い浜って言うのは、当日の朝だけじゃなくてその前の日もその前の週もその前の月も人が多かったわけですし! 薄めて薄めてさらに薄めたカルピスのように、人口密度と反比例してお宝密度は下がっていくのが世の常…
というわけで、浜に海水浴場っていう名前がついていると、つい 「牡蠣殻とアサリ殻しか拾えない可能性もある」 と、自分を戒める習慣のついちゃったほうのにょろんなんですが、 荒井浜海水浴場の場合は違いました! みてください、これ!
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実はこっそりお土産売り場でニス塗って貰ったんです?ってくらいピッカピッカマットなタカラガイとか
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ビー玉とかなんとなく大正ロマン的な匂いのするラケット殻の陶片!
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そしてさらにはこれです! これはあのビーチコーマーなら一生に一度は拾いたい昭和レトロの目薬瓶では!?
2023年9月29日「油壺温泉」の干潮時刻
にょろんが油壺温泉に行ったのは、2023年9月30日。 この日の油壺温泉の干潮時刻は、午前11時すぎ。 にょろんが横堀海岸についたのは午前11時半過ぎ。 ほぼほぼ干潮時刻ということで、浜は広かったです。
お隣の横堀海岸、胴網海岸がシークレットビーチ!って感じの猫の額サイズなのに比べ、荒井浜海水浴場は広い…コンパクトだけど、150メートルはあるので、広さとしては十分。 それほど干潮時刻を気にする必要はないかと思われます。
が、干潮時刻の方がもちろん浜は広いということで気象庁の干潮時刻のページを貼っておきます。
油壺温泉(バス停)から「油壺温泉・荒井浜海水浴場」までの道順とコンビニとトイレ情報
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途中までは前回の胴網海岸と同じですが、途中から道が分かれます。 油壷温泉(バス停)です。 終点なのでバス停はロータリーになっていて、トイレと自販機があります。 コンビニは歩いて行ける範囲にないためコンビニに寄りたいかたは、三崎口や三崎港などバスに乗る前の調達をオススメします。
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バス停から荒井浜海水浴場までは、徒歩6分。 その道順はというと、バス停のロータリーを出たら大通りを半島の先の方へ向かいます。
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すると右側に見えてくるのは、日帰り温泉のあるホテル京急油壺・観潮荘。
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そこを過ぎると、正面に見えてくるのは京急油壺温泉キャンプパーク。 このキャンプパークに突き当たったら、左折。
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そこからは道なりに歩いて行きます。
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畑の脇を抜け
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突き当たった茂みの向こうに
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浜に降りる道が伸びています。
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つきました。 荒井浜海水浴場です。
「油壺温泉・荒井浜海水浴場」で拾えたもの
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浜を右に見たところです。
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左を見たところです。
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足下の砂はこんな感じ。
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これは穴が9こ開いてるからトコブシ!
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浜の右隅から攻略していきたいと思います。
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シーグラスです。
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陶片です。
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タカラガイとこの巻き貝は…イモ貝の欠片かな…??
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シマシマ模様のシーグラスです。
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表面がめちゃくちゃピカピカのタカラガイです。 タカラガイって、経年劣化で表面がガサガサしてるのはよくみるんですが、こんなピカピカのははじめて!
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大きいけど穴が6つだからトコブシ…かなぁ?
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これはなんだろう??素材感は貝っぽいんですが、見た目は…複雑なプラスチックの部品みたいな…?
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陶片とシーグラスです。
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ふたつめのツヤツヤタカラガイです。
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岩場を越えてさらに左の奥へと行ってみると大きな入り江と陽気な海の家が。
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岩場には 「落石危険!立ち止まるな!」 の警告文がロープ沿いに点々と貼られていました。
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ダイヤ模様のシーグラスです。
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向こうに見える木枠はなんだろう??
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陶片とレモン色のシーグラスです。
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あっ!!!!これは!!!! 両口式の目薬瓶では!?
目に入った瞬間気づいたものの、小瓶好きの同行者がすぐ前を歩いていたので、当然さきに同行者が拾う… とその様子を見守っていたら、なぜか同行者が気づかず素通りしてしまったので思わず 「なぜ拾わないの?!?!?!」 と飛び付いてにょろんが拾ってしまいました。
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全然見えてなかったらしいです。 拾って渡したら、その場で小躍りするほど喜んでもらえました。 そんなに好きでも見落とすときには見落とすんだなまさにビーチコーミングはイチゴイチエ!
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ここでビー玉も発見!
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海の家は、 「ああ~ここでビーチベッドに半日ごろごろ寝そべって冷たいしゅわしゅわのドリンクを飲んでいたい~~!」 とうなりたくなるような南国ムード満点のお店でした。
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浜の端っこはこんな感じの眺めで
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9月末とはいえど、30度越えの陽気に本格的海遊びをする人もそこそこいました。
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ウニ片です。
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シーグラスと陶片です。
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時代は新しいんですが、かわいいんでついつい拾っちゃう。
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あっ、ちっちゃいナデシコです。
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かなり古そうなシドロガイです。
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骨はいまだにょろんのお宝範疇外のため、写真だけパシャってリリースです。
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浜から上がる最後に拾ったこの陶片、よく見たらラケット柄でなんだか大正ロマンの気配を察知?!
「油壺温泉」でビーチコーミングするならおススメ!「ホテル京急油壺観潮荘」の日帰り入浴
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油壺温泉でビーチコーミングのついでに日帰り入浴するならここがオススメ!「ホテル京急油壺観潮荘」です。 「ホテル京急油壺観潮荘」の詳しい説明は、本家HPをこちらからどうぞ。
おとなりのグランピング施設共々、来年24年の3月で60年の歴史に幕を下ろし営業終了してしまうそうなので、いくなら今!!!ですよ。
ホテルには宿泊客以外の方も利用できるレストランや日帰り温泉施設があり、今回にょろんはそちらを利用しました。 入浴施設は、階段を上がって2階。
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勿論写真はNGというわけで、2階に上がる階段の手前の写真を。 お風呂の写真は、ぜひ公式HPからどうぞ!
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レストランは全面窓のオーシャンビューが素敵だったのですが、窓際の席は全部埋まっていたので、すいていた店内の様子を…
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メニューは海の幸以外にもいろいろ。
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そのようなアレ注文のマグロ丼です。
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にょろんは体調不良で普通に一人前食べられる気がしなかったためおつまみセット的なものを注文したのですが、みよ、この盛りの良さを!
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てっきり海の幸が売りだと思っていたのに、なんだこの唐揚げめちゃくちゃおいしいぞ!?!? 追加でもう一皿注文したくなるほどおいしい唐揚げでした!
「油壺温泉・荒井浜海水浴場」で拾った貝で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!
そんなこんなで記事にするにあたり、図鑑を作りました。
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これです。 (※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
もちろん気になるのは、これ。
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両口式目薬瓶。 一緒に旅していた小瓶好きのそのようなアレにその場でプレゼントしたのですが、図鑑用に借りてきて写真を撮らせて貰いました。
上下の瓶の口が開いているのは、上がゴム栓でゴムを押すと下から目薬が点眼できる仕組みらしいです。 ガラス部分にシールが貼ってあったのかな?みたいな台紙のへこみはあるんですが、浜に打ち上がったビンのため紙は残っておらず…
グーグルの画像検索から推測するに、たぶん、昭和6年にロート製薬が発明してロート目薬として発売した両口式点眼瓶… 昭和37年にプラスチック瓶が開発されるまで販売されていたようです… ということで合っているのではないかと思います…たぶん!!!!
まとめ
そんなこんなで、今回は憧れの昭和レトロ目薬瓶をゲット!油壺温泉・荒井浜海水浴場でビーチコーミングをお送りしました。 まとめると、浜で今回拾えたのは、
目薬瓶(昭和レトロな逸品!)
タカラガイ(めちゃくちゃツヤツヤ)
シーグラス(ビー玉もあった!)
陶片(大正ロマンっぽいロケット柄の陶片をゲット!)
というわけで、荒井浜海水浴場はお宝がいっぱい! なぜか油壺温泉まわりの浜の中で一番人も多いのに拾えたものも逸品が多かった! というわけで、 タカラガイ、シーグラス、陶片、あるいは逸品狙いのお宝好きの方に荒井浜海水浴場は特におすすめです。
にょろん、もういっかいここに来たいか?と聞かれたら答えはイエス! 来年の春、ホテルが閉園してしまうとのことなので、もし行けるならそれより前にもう一回ビーチコーミングに行きたい… さらには、今回体調が悪かったのでバス&徒歩という手段しかとれなかったけど、三崎口まわりはレンタサイクルが充実してる!ということで、
三崎口の西側には三戸浜、黒崎海岸、和田海水浴場、
東側には菊名海岸、三浦海岸、津久井浜
と浜がいくつも続いているので今度きたときは是非レンタサイクルでリベンジしたい! でもその時には西側に行くか東側に行くか迷う… などと言いつつ、まだ見ぬ三崎口周りだけじゃなくて、城ヶ島はご飯がおいしすぎたのでそっちもまた来たい! ということで、来るときはまた三浦半島先端のどこかに一泊して今度こそ海岸線をねっちりみっちりまわりたい…そんな野望を抱くにょろんでした!