タイコガイにナガニシにおっきな貝殻がゴロゴロ!米子市淀江町今津海岸でビーチコーミング!
こんにちは、大きな貝殻が拾えるとテンションが上がる方のにょろんです。ゴールデンウィーク目前の4月の中旬、にょろんは皆生温泉までビーチコーミングに行っていました。
行ったのは、皆生温泉海遊ビーチ(皆生海浜公園前)、淀江町今津海岸、淀江漁港・北、淀江漁港・南、淀江町西原、日吉津港、日野川中州、皆生温泉海遊ビーチ(皆生プレイパーク前)の8カ所。
(※皆生温泉海遊ビーチ以外、浜の名前に自信がないというか、グーグルマップで検索してもなぜか皆生温泉より北のビーチの名前が全然出てこない為、ビーチの名前が不明なものに関しては地名orランドマーク的なアレを挙げるかんじでお送りしたいと思っております)。
今回はその第2回目、淀江町今津海岸編です。
皆生温泉で一泊した翌日の予定は、朝から晩までビーチコーミング三昧!ということで、にょろんは皆生温泉センターで自転車を借りて出発!弓ヶ浜方向はスルーし、弓ヶ浜とは逆方向の淀江町目指して一路北へ自転車を漕いでいました。
なぜ弓ヶ浜をスルーしたかというと、行き当たりばったりのにょろんとは違い旅の下調べを欠かさないほうのそのようなアレいわく、「調べたところ、どうも皆生温泉付近から弓ヶ浜方面にかけては、あまり貝殻が拾えない雰囲気?逆に、皆生温泉の日野川越えて北東に行けば行くほど拾える貝殻の数も増えるし大きさも大きくなる様子…」
そんなこと言われたら北東に向かうに決まってるでしょー!!!
というわけで、皆生温泉観光センターで電動自転車を借りてまずは行けるだけ行って、そこからビーチコーミングしながら戻ってくるのにしよう!という予定を立て、今回の北限として狙い定めたのが皆生温泉から北東に約10キロのところにある淀江町今津海岸。
10キロなら電動自転車で30~40分の距離だから、ほんとならもっともっと北を目指したいところ!だったのですが、グーグルマップの航空図モードで海岸線をみてみると、どうもそこより北はずっと何十キロも先まで護岸されていて砂浜はなさそうに見える…?ということで、今津海岸を目指すことになったのですが、結果としてそれで正解でした。
というのも、電動自転車なら30分で10キロ踏破可能というのは、あくまで可能性の話。
実際はというと、Googleマップ見ながらだから一応道はわかってるけど、初めての道だからそんなにスピードは出せないし、むしろグーグルマップ先生に国道をひたすらまっすぐ行けとかナビされてもご遠慮申し上げる!拙者、帰り道に立ち寄りたい浜辺を物色しながらできる限り海岸沿いの道を走りたい故!
という「あっ、あそこの川の中州、リバーコーミングできそう!」とか「あっ、この小道を入ったら海に出れそうな気配を察知!」などという偵察もお楽しみでしたねモードで自転車を漕いだ結果、朝8時半に皆生温泉を出発し今津海岸についたのは、午前10時半。
つまり電動自転車で10キロに1時間半かかっていました……
勿論、目的地まで行っただけで終わるわけではなく、目的のビーチコーミングはそこから。ビーチコーミングしてお隣の浜に移ってトイレ休憩してお隣の浜に移ってアイスクリーム休憩してお隣の浜に移ってお寿司休憩してお隣の浜に移って(以下略)で皆生温泉に戻ってきたときには、なんと皆生観光センターが閉まる午後6時目前の午後5時半だった!という結果から鑑みるに、皆生温泉から出発して海岸ローリングでいける浜の北限は今津海岸と考えるのが無難!というのがにょろんの個人的な体感です。
そんなこんなで大きな貝殻探して向かった今津海岸がはたしてどんな感じだったかというと、これです!
でっかい貝殻と
でっかい貝殻と
でっかい貝殻!それだけでなく
ちっさい貝殻もいっぱい!
と、今津海岸は、ここ目指してやってきて良かった!な貝殻天国でした!!
皆生温泉観光センターから「淀江町今津海岸」までの道順とコンビニとトイレ情報
今回の旅の案内はここから。皆生温泉観光センターです。
前回もご紹介しましたが、なんと!皆生温泉観光センターの前には足湯があります。タオルを持っていない場合、観光センターで貸してくれるという至れり尽くせりなラグジュアリースペースです!
にょろんはビーチコの時しか自転車に乗らない根っからのインドア運動音痴!のためママチャリ的な電動自転車を借りましたが、電動ママチャリの他にもクロスバイクとかマウンテンバイク他いろんな自転車がありました。
トイレは皆生温泉観光センターにもありますし、行く先々のコンビニでも借りられますし、公衆トイレもあちこちにあります。
今津海岸の近く、淀江台場跡にも公衆トイレがあります。(が、こちらのトイレ、紙がなかったので要持参です!)
コンビニは皆生温泉観光センターの目の前にファミリーマートさんがありますが、他にも国道沿いにちょくちょくコンビニがありました。
皆生温泉観光センターから今津海岸までは、Googleマップを貼るとこんなかんじです。
そんなこんなで、いざ出発!
観光センターの前の大通りを左に行って、
Googleマップどおりにひとつ手前の大通りで曲っても何の問題も無かったのですが、にょろんは地元の人に大評判だという回転寿司北海道さんの場所を確認しておきたかったため、皆生浄化センター入り口の交差点で右折。
すると国道431号線とぶつかるので道順としてはこの十字路を左折なのですが、この十字路の右手に
なんで店構えも写真撮っておかなかったんだ!と後になって悔やむほど美味しかった回転寿司北海道さんがあります。
コンビニに寄りたい!って方はこの十字路の左手にめちゃめちゃ駐車場の広いファミマさんもあります。
そんなこんなで日野川を渡って…
みえますかね、写真だとそんなに広く見えないんですが、あそこでビーチコーミングしたい!なかんじにめちゃめちゃ広くて白い日野川の中州が見えます。
橋を渡って地図を確認しているところです。
ねっ!?ここから見ても中州が広い!そしてGoogleマップ先生はこのまま国道を行けとおっしゃってるんですが、こんなりっぱな海岸沿いの道があるんですよ!?そっちに行くに決まってるでしょー!というわけで、国道を離れ、海岸のほうへと向かいます。
海岸沿いの道、交通量も少ないし、のどかでいいですよ!
道路脇の畑にレンゲとか咲いてたりして、めちゃめちゃ春を満喫!
あとでここも来るぞ!と地図を確認しながら海浜運動公園キャンプ場の前を通り過ぎ
佐陀川を越える手前のところにある有名な洋菓子店を道沿いにチラ見しながら(帰りに寄ろうと思って楽しみにしてたんですが、行ったら不定休と言うことで当日はお休みでした…運がなかった!)
佐陀川の岸辺も砂がいっぱいで、どこか降りられるところがあればリバーコーミングしたいと思いながら見てたんですが、戻ってきたときには体力が尽きかけていたため、あえなく断念。
川を越えてもまた次の川ってかんじに、小さい川がいくつも流れています。
淀江大橋までやってきました。目的地はもうそろそろ。
淀江の交差点で海岸の方に向かう細道へと入って、
ちっちゃな橋を越えたら、川沿いの道を海の方へ
するとこんな感じのところに出ます
みえますか、海岸沿いの陸側にヤギが何匹も!?(あとから調べたところ、メイちゃん牧場という牧場のようです)
海岸沿いの道はまだしばらく先まで存在するんですが、ここより先はテトラポットで覆われていて浜に降りられなかったため、引き返してきました。
東屋の目の前に広がるのが今津海岸です。
淀江町今津海岸で拾えたもの
浜の左側を見たところです。
右側を見たところです。
浜に出てすぐの足下です。これは期待がもてそう!
いろんな種類の貝殻が落ちてるんですが、石はみんなこんなかんじのざらざらボコボコした手触りの…なんていう種類の石だろう?
端から見たいと言うことで、妻木川河口ちかくまで来てみました。
反対側の眺めはこんなかんじ。この謎に連なるアーチも、トンボロ現象…なのかなぁ…?
写真では小石しか見えない感じですが、実際はあちこちに貝殻が落ちています。
こんなかんじに、とにかくいっぱい落ちてるのはウニ殻!
沢山あるなぁ!ってつい集めていたら、子供ちゃんを何人も連れたお母さん&おばあちゃんに「何を拾ってるんですか?」って話しかけられたので、「ウニ殻です。このトゲトゲが乾く間にだんだんとれて無くなっていってこんな丸いドーナツみたいな見た目になるんだよー」って子供ちゃんたちに説明しながらいっぱい持っていたウニ殻を見本としてありったけお裾分けしました。何せこんなに沢山落ちてるが故に!
ウニ殻だけじゃなくて、巻き貝もいっぱい落ちています。
にょろんがウニ殻と戯れている間にそのようなアレが集めてきた微少貝コレクションです。
こ、これは…!?
見つけたそのようなアレに「ヒトデだよ」って言われながら呼ばれたんですが、これがヒトデ!?
こ、怖い…!でも気になる…でも怖い…!!!ということで、持って帰るのは早々に諦め、裏から表から写真をぱしゃることに。
たしか「渦巻きヒトデ」だよって言われながら見せられたようなうろ覚えの記憶…なのですが、それは地方的な呼び名なのかな?グーグル画像検索先生によると、「クモヒトデ」が一般名称のようです。
あっ、シーグラスを発見です!
大きな巻き貝がほんとにごろごろあっちにもこっちにも落ちてるんですが、完品はなかなかなく…
ふたたびみつけてしまったクモヒトデです。クモヒトデはレアっぽいらしいので、今津海岸はクモヒトデ好きの方にはオススメかも!
見ていてヒヤヒヤしない、ほっとする見た目のヒトデです。
そのようなアレの微少貝コレクションその2です。
これは…端っこがかけてるけどサルボオガイ…なのかな?
この口がふにゃふにゃの貝は知ってるぞ!このあいだ調べた奴だぞ!というところまでは思い出せても肝心の名前は思い出せない残念なにょろんです。
川とは逆の方…北側にいくにつれ、石も貝殻も大きさがどんどん大きくなっていきます。
思い出せないので図鑑を引っ張り出してきました。そう、口がふにゃふにゃの君はカコボラ!!
いつもいつも「アワビの穴は4~5個、トコブシは6~9個だから君はトコブシ!」ってやってるんですが、穴が5つの君はアワビでは!?
珍しい貝ではないですが、ツメタガイもあちこちに落ちていました。
このへんから欠けのない大きな貝殻を探すことに夢中になり出し、
欠けてるけどかわいい…
やりましたよ、欠けのないグッドルッキングシェルをゲットです。
ちょっと欠けてるけど、これもかわいい…バイガイ…で合ってるかな?
欠けてる、でも大きい!と捨てられずもったままその辺をうろうろ
などと大型貝と戯れるにょろんの横でそのようなアレが見つけてきた微少貝たちです。
「淀江町今津海岸」で拾った貝で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!
そんなこんなで本日ブログを書くにあたり、図鑑を作りました。
これです。
(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
気になるその1は、このタイコガイ。
拾ったときにはアカニシかな?って思ってたんですが、持って帰ってきて洗ったところで他の巻き貝ではみない、フチ近くのこんもりくっきりと浮き上がった線に気がつき、グーグル画像検索をかけてみたところ、この貝はアカニシではなく、タイコガイorカズラガイと判明。
ウィキによると、フチ近くのこんもりくっきりと浮き上がった線は、肥厚して外側へ反り返った殻口外唇部らしいです。
で?これはタイコガイorカズラガイどっちなんだ?!って感じですが、螺肋の突起で区別がつくらしいのですが、そんな玄人っぽいこと言われてもにょろんには判別がつかぬ!!!ということで、とりあえずタイコガイと書いておいて、その本当のところはもうすこし賢くなった未来への宿題としたいと思います。
そして気になるその2はこれ。
拾ったときにはイモガイだと思ってたんですが、これもグーグル画像検索で調べたところマクラガイとのこと。ウィキによると佐渡より南に生息する円筒形ないし紡錘形で、光沢があって美しい貝らしいです。
残念ながら経年劣化?により光沢はないというか、どっちかというとマットな表面なんですが、間違えて覚えていた貝の名前をひとつ正しい名前で覚え直すことが出来て嬉しい!にょろんでした!
まとめ
というわけで、今回はタイコガイにナガニシにおっきな貝殻がゴロゴロ!淀江町今津海岸でビーチコーミング!をお送りしました。
まとめると今回にょろんが淀江町今津海岸で拾ったのは
テングニシ
ナガニシ
タイコガイ
マクラガイ
ウニ殻(いっぱい)
シーグラス
などなど。
大きな貝が拾いたかったら弓ヶ浜とは逆方向に北上せよ!というそのようなアレの助言に従い目指した今津海岸でしたが、結果はというと目指して正解だった!
このあとここを北限としてだんだん皆生温泉の方にビーチコーミングしながら戻っていくんですが、貝殻の数や種類はともかく、たしかに皆生温泉に近くなるにつれ貝殻はどんどん小さくなっていったというか、今津海岸だけが手のひら大のビッグ!残りの浜はめっちゃちっちゃい貝殻ばっかりだった!
ということで、おおーっきな貝がいーっぱい拾いたい!という童心をはじけさせたいかたに今津海岸はめちゃめちゃオススメです。
にょろんは怖くて写真を撮るだけでリリースしてしまいましたが、レアかつマニアックなクモヒトデもいっぱい落ちていた!ということで、クモヒトデ狙いの方にも今津海岸はオススメ!
ということで次の回は、大きさでダイマンゾク!だった今津海岸のあと向かった、ちっちゃくてかわいい!キンチャクガイとハスノハカシパンとヒトデがキュートな淀江漁港・北側をお送りしたいと思っています。
先出しするとこれです!
ちっちゃすぎて寄ったらピンボケました!!
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