ツツミガイに菊目石!陶片・シーグラスも!北条海水浴場でビーチコーミング!
こんにちは、6月の頭に、夏前の駆け込みビーチコーミングと称してレンタサイクルで館山駅より北側の浜を回ってきた方のにょろんです。
行ったのは、北条海岸(北)、北条海水浴場、八幡海岸、那古海岸、那古海水浴場、船形海水浴場の6カ所。 今回はその第二回目、北条海水浴場編です。
海水浴場と名のつく浜には、なぜか牡蠣殻とアサリ殻しか落ちてないことが多い!!
という過去の経験則から実際浜を覗くまでは、北条海水浴場についてはあまり期待できない可能性も高い、と予想をたてていたのです。 ウェブで「館山 ビーチコーミング」と検索をかけても、出てくるのは圧倒的に沖ノ島、次が南房総。 館山より北のビーチの情報はあんまり出てきませんし… となれば、北条海水浴場もアサリ殻と牡蠣殻しか落ちてないという可能性も十分ある!
と覚悟しながらのぞいた北条海水浴場だったんですが、果たして結果はというと、ドン!
シーグラスありの、陶片ありの、レア貝・ツツミガイありの菊目石まである!なアメージングビーチコーミングとなりました。
「北条海水浴場」の干潮時刻
「北条海水浴場」ににょろんが貝殻拾いに行ったのは、2023年6月10日。 その日の北条海岸の干潮時刻は、お昼の15時半。 にょろんが北条海岸についたのは、お昼前の11時。
館山駅で自転車を借りたかったら駅のレンタサイクルがはじまる10時を目指して駅に着くしかない!(じゃないと自転車が全部出払ってしまっている場合がある) というわけで、レンタサイクルの始まる時間優先でスケジュールを組んでいたため、最初に訪れた北条海岸同様、干潮時刻より満潮時刻の方が近い時間に浜に着いてしまいましたが、無問題!
北条海水浴場は北条海岸から続く、館山で一番長い700メートル強のロングビーチ! 浜幅も180メートルもあるので、干潮時刻をそれほど気にする必要はないかと思われます。
といいつつ、いけるなら干潮時間にあわせていけるに越したことはない! というわけで、気象庁の「北条海岸」の干潮時刻のページを貼っておきます。
館山駅から「北条海水浴場」までの道順とコンビニ・トイレ情報
今回の案内はここから館山駅です。
コンビニは改札の横にあります。
トイレは改札の前にもありますが、 西口を出て階段をおりたところにもあります。
レンタサイクルは、この西口トイレの横にある「観光街づくりセンター」で借りられます。 詳しくはこちらから↓
館山駅から北条海水浴場は駅歩5分。 西口の前のこの道を、まっすぐ行って、
つきあたったら、目の前が北条海岸。
この正面の大通りを右折。
北条海岸は大通り沿いに点々とトイレがいくつもあるのですが、北条海岸中央のトイレは無料休憩所があって、ベンチが広かったです。
Googleマップ先生で探したのですが、にょろんの目には北条海岸と北条海水浴場の境界がよくわからず…… とりあえず向こうに見える防波堤までが北条海水浴場な感じ? なフワッとした認識で手前のこの防波堤から北をめざし北条海水浴場へと向かいたいと思います。
北条海水浴場で拾えたもの
防波堤です。
防波堤の石に刻まれた模様がなんか化石っぽくて気になる…
気になる…
北条海水浴場全景です。 ねっ!?浜幅がめちゃくちゃ広―い!
足下の砂はこんな感じ。 アサリともミニハマグリともつかぬ貝殻にアサリ殻しか落ちてない海水浴場の呪いを思い出し一瞬ひんやりとした心地になりましたが、
杞憂でした! すぐに貝だまりを発見! 貝だまりが波打ち際に線となって続いています。
ちょっととがり気味だけど、すこしめずらしい緑色のシーグラスです。
あっ、巻き貝! えーとえーと、ホタルガイ…かな?(図鑑をみながら)
けっこう繊細な貝殻がいっぱい落ちてる感じなんです?
えーとえーと、たぶん、アシヤガイ!(図鑑をみながら)
ピンク色で桜貝なのかな?と思って拾ったんですが、この形はキヌタアゲマキっぽいかも?
この巣穴と沢山の砂団子は……カニさんかな?
あっ、これは菊目石!
そしてこれはツツミガイでは!? レア貝続きにテンションがあがるにょろんです。
陶片です。
さらに陶片。
陶片とシーグラスです。
波打ち際に点々と落ちている葉っぱがムーディーです。
にょろんが波打ち際で葉っぱと戯れている間に同行のそのようなアレが拾ってきたとっときコレクションです。
「北条海水浴場」で拾った貝殻で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!
そして今日、記事にするにあたって「北条海水浴場」で拾った石で思い出の『私が拾った貝殻図鑑』作りました。
これです。(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
特筆すべきその1は、お隣北条海岸でも拾ったツツミガイ。 レア貝なのにつづけて二個も拾えてしまえるなんて、さすが、 “房総半島と九州西岸以南から台湾にかけてを生息域とする貝”と呼ばれている貝!
もうひとつ気になるのはこれ。 菊目石。 菊の花が集まったような模様から菊目石の名をもつこの石はイシサンゴの一種。 今回調べて初めて知ったのですが、 館山市の山中には日本の地質百選にも選ばれている「沼サンゴ層」という県指定天然記念物指定の化石の地層があるのだそう。
「沼層」と呼ばれているその地層は房総各地に広く見られ、現在75種が確認されているーーー とのことなので、今回拾った菊目石もその化石のワンチャンある…?かもしれません。 (煽って終わるつもりか?!という感じですが、ドシロウトのにょろんに普通の菊目石か、それとも化石の菊目石かなんて区別がつくはずもなくー!)
まとめ
というわけで、今回はツツミガイに菊目石!陶片・シーグラスも!北条海水浴場でビーチコーミング!をお送りしました。 今回にょろんが北条海水浴場で拾えたのは
陶片
シーグラス
菊目石(レア!)
ツツミガイ(レア!)
二枚貝
巻き貝
などなど。 陶片とシーグラスしか勝たん!!!な方には、北条海岸や次の那古海岸(市民運動場前)をオススメしたいのですが、 シーグラスと陶片だけじゃなくて、貝殻も拾いたい!というかたには北条海水浴場がオススメ! ツツミガイや菊目石も拾えるので、レア貝が拾いたい!というかたにも、北条海水浴場はオススメです。 駅から徒歩5分というエキチカでレア貝がいくつも拾えるというのはかなりすごいことかと!
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