幻想的な景色&マクラガイがいっぱい!米子市日野川中州でリバーコーミング!
こんにちは、川の中州と聞くと、茶色の石や黒い石がゴロゴロしてたり、あるいはドロッとした土砂を想像する方のにょろんです。
過去、海がすぐそこに見える河口でもわりとそんな感じの川縁しかみたことがなかったので、そんなイメージが脳内に出来上がっていたんですが、今回皆生温泉→淀江町に向かう途中にある川の砂は、そんな脳内イメージとは全く違う!
自転車で次々通り過ぎるどのちっちゃい川も大きな川も、中州に見えるのは、白くてさらさらピカピカまぶしい砂!!
具体的にお見せするとこんな感じです!
佐陀川。
天井川(…たぶん!)
妻木川!
ね?!白くてさらっさらっでピカピカまぶしい!
そんな中でも一番広大に輝いていたのが、日野川の中州!
「あっ、あそこ、行けるものならぜったい行きたい!」と思わずにはいられない、遠くの橋の上から見えたその中州の広さと白さはこれ!
近づくとこんな感じ!
なんだこの自然の雄大さは!!!
そんなこんなで、4月の中旬、にょろんは鳥取県の皆生温泉で、観光の傍らビーチコーミングを楽しんできました。
回った浜は、皆生温泉海遊ビーチ(皆生海浜公園前)、淀江町今津海岸、淀江漁港・北、淀江海岸(淀江漁港・南側)、淀江町西原、日吉津港、日野川中州、皆生温泉海遊ビーチ(皆生プレイパーク前)の8カ所(※皆生温泉海遊ビーチ以外、浜の名前に自信がないというか、グーグルマップで検索してもなぜか皆生温泉より北のビーチの名前が全然出てこない為、ビーチの名前が不明なものに関しては地名orランドマーク的なアレを挙げるかんじでお送りしたいと思っております)。
今回はその第7回目、日野川中州編です!
皆生温泉観光センターから「日野川中州」までの道順とコンビニとトイレ情報
公共交通機関で皆生温泉に向かうなら、アクセスはバス一択。海遊ビーチの最寄りのバス停は、皆生温泉観光センターになります。
米子駅からなら、 イオン東館行or皆生温泉観光センター行で20分。
というわけで、皆生温泉観光センターです。
コンビニは皆生温泉観光センターの目の前にファミリーマートがあります。
皆生温泉観光センターから日野川中州までは、徒歩15分。地図を貼るとこんな感じです。
にょろんは自転車で淀江町方面から引き返してきたので、
日野川を越えたら、川沿いの道をずずっと行くとそのうち海に突き当たるので
海に突き当たったら、海沿いの道を川の方へと引き返します。
トイレは海と川が交わる直前のところに公衆トイレがあります。
日野川中州で拾えたもの
皆生温泉側からみた砂州です。
この写真では中州の全体像がつかみにくいので、グーグルマップを表示するとこんなかんじ。
皆生温泉側の陸と繋がっていて、対岸の日吉津村側とは繋がってない三角形のこのエリアは、中州って言うより「砂嘴」と呼ぶのが正しいのかも?
「砂嘴」ってなんだ?な方のために説明すると、
砂嘴とは、沿岸流により運ばれた漂砂が静水域で堆積して形成される嘴(くちばし)形の地形のことで、砂嘴が発達して対岸、またはその付近までに至ると砂州と呼ばれるのだそうです。(byウィキペディア)
なるほど形がくちばしに似てる!
そして、goo辞書&島根県の文化財課ウェブページによると、弓ヶ浜半島自体が日野川の流砂と潮の流れによって作られた大砂嘴 (さし) で、もともと奈良時代には「夜見の島」と呼ばれる島だったんだそうです。
なんという自然と歴史のロマンがここに!
足下の砂はこんなかんじ。遠くから見たときには海水浴場みたいなさらさら~の砂に見えていたのですが、近くでみると綺麗なさざれ石の集合体って感じの砂です。
けっこうこんもりと高い丘状になっているので、海側から攻めるか川側から攻めるか迷ったのですが、「たぶん海側からみると、ここは普通の砂浜にみえるのでは?」と思い、物珍しさを堪能すべく川側から攻めることに。
いやーだって気になるっしょ!この景色!
川側に向かうと、一気に足下は木片まみれに。
木片の下にみえるのは、きれいで白いさざれ石の砂。
何かないかなって思って暫くウロウロしたのですが、あるのはこういう感じの小石だけで、貝殻などは見当たらず…
そうこうしてるうちに、砂州の端にたどり着きました。
あの山は大山…なのかなぁ?地図を見ると周りに山はそれしかないのでそれで当たりの気がするのですが、ここから海の方向を見て大山がみえるのはおかしいような???とあいかわらず地図と方向に自信が無いにょろんです。
というわけで、折り返して海側の景色はこんな感じ。
普通に海!そして砂浜!って感じの景色です。
一番最初に拾ったのは、松ぼっくりでした。
海際の波打ち際は小石浜になっていました。
近寄るとこんな感じ。
たぶん、チャートかと。
ボケボケですが、石英です。
レイシガイ…であってるかな?
石の浜なのに、破片じゃない、完品に近い貝殻がポツポツ落ちています。
これは気になる!
石英とチャートです。
そのようなアレが拾ってきた貝殻です。マクラガイが多いな!
ちょっとだけシーグラスも落ちていました。
しかし多いのはマクラガイ。
こんなふうに小石に混じってごろっと落ちています。
同じくレイシガイもこんなふうにごろごろっと落ちています。
海側はけっこう波が強い!これが日本海の荒波か!
波に濡れたさざれ石がビーズみたいに綺麗です。
「日野川中州」で拾った貝で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!
そんなこんなで本日ブログを書くにあたり、図鑑を作りました。
これです。
(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
気になるその1は、アシヤガイ。
ちっちゃい!
目薬瓶とくらべてもこのサイズ!
こんなちっちゃな貝殻が、よくあの荒波&小石浜で砕けずに残ってたな!と感心したのですが、手持ちの海辺で拾える貝ハンドブックによると、アシヤガイの貝殻の大きさは一般的に1~2センチで、破損の少ない状態で打ち上がることが多い貝殻なんだそうです。へーへーへー。
気になるその2はこれ。
あかいツブツブの石は糸魚川ユネスコ世界ジオパークで買ってきた石のことがわかる本に載っていた安山岩にそっくりなので、多分安山岩。
そして左側の白黒スクエアな石はグーグル画像検索で探すと礫岩…ぽい気がする…しかしジオパークで買ってきた本でさがすと凝灰岩のような?ヒンガンかも?白黒な安山岩かも?と確信を持ってこれだ!と言える名が思い付かず、もうちょっと石に詳しくなった未来の宿題としてここに記しておきたいと思います。
まとめ
というわけで、今回は幻想的な景観!マクラガイがいっぱい!米子市日野川中州でリバーコーミング!をお送りしました。
まとめると今回にょろんが日野川中州で拾ったのは、
マクラガイ(大量)
レイシガイ(大量)
シーグラス(すこし)
タカラガイ(1こ)
トマヤガイ(1こ)
安山岩
チャート
などなど。
マクラガイとレイシガイはそれなりの数拾えたものの、川側は細かい木片のみ、海側は波の荒い小石浜ということで、ビーチコーミング的にはめちゃくちゃこれがオススメ!と言えるようなものは残念ながら拾えなかったのですが、それはさておき、景色がよかった!!!
遠くの橋からみて、「あそこなんだか幻想的な景色!行けるならいってみたい!」と思っていたところに、渡し船やら水着やら長靴やらそういった難しい装備一切不要でごくごくふつうに岸から歩いてたどり着けてしまうとは!という感動がすごかった!
ということで、せっかく皆生温泉に来たなら珍しい風景を楽しみたい!なかたに、日野川中州はオススメです!
その際、食事処に迷ったなら、「回転すし北海道 皆生店」がオススメです!
日野川河口から徒歩だと20分くらいかかってしまうんですが、それでも行って後悔なし!
にょろんは、ビーチコーミングのお昼休憩に立ち寄ってあんまりお寿司が美味しすぎたため、自転車を皆生温泉観光センターに返したら夜ご飯もここに引き返してくるぞ!と誓ってたんですが、ホテルに戻った途端限界値越えて夕飯抜きで寝ちゃったため二度目はかなわず!
関東に戻ってきてからも「ああ~なんであの日寝ちゃったんだ~!もう一回行きたかったのに~!」と今思い出しても悔しい、鳥取で機会があったらもう一回行きたいご飯屋さんの二指のうちひとつ(もうひとつは境港の「境港回転寿司 鮨かば」さん!)美味しかったので食べたお寿司をここに貼ると
いちばん感動したマグロ三昧です。
厚焼玉子もふっくらあったかおいしかった。
梅シソ巻もノリが巻き立てパリパリしてておいしかったです。
炙り三昧を頼んだのはそのようなアレですが、おいしかったそうです。
三昧の内訳は、炙りトロサーモンわさび、炙り大ホタテ、炭火焼ウナギです!
そんなこんなで、次回は皆生温泉ビーチコーミングの旅最終回、皆生温泉海遊ビーチ(皆生プレイパーク前)をお送りしたいと思っています。
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