2拠点生活 vol.2
こんにちは。nwuに所属している Hisanori Ito です。
前回の投稿から約4ヶ月が経過しました。
静岡と東京を行き来する生活も、少し慣れてきたところです。
今日は約4ヶ月の実践を通して感じたことを書いていこうと思います。
2拠点スタイル
静岡→実家
東京→アパート
現状は、このスタイルです。また、今現在、場所による仕事の制約はあまり受けていません。
まずは、よかったことから説明したいと思います。
よかったこと
①気分転換ができる
②交友関係や娯楽関係などが劇的に広がる
①→僕がこの生活を始めてから、如実に感じたのがこの点でした。おそらく2 拠点
生活をされている方のほとんどが感じていることではないでしょうか?なんせ
自分の生活圏ががらりと入れ替わる訳ですから。2つのホームを行き来するた
びに、両方の生活のありがたみを実感できます。
②→これはイメージしやすいと思います。両方の良い点がそのまま手に入ります。
観光やショッピングなども、気軽に計画を立てられます。
次に、大変だと思ったことです。よかったことは想像しやすいと思うので、こちらに注力して説明したいと思います。
大変だと思ったこと
①管理がめまぐるしい
②移動が結構大変
③急用の対応が大変
④出費がかさむ
①→家が2つに増えるので維持する労力も2倍となります。家賃の計算、配達物の
手配、掃除、2つの家の心配事、等々…。月末や、片方の家を後にする時は、
特に不備がないか不安になります。なぜなら、2つの家が離れている為、すぐ
に確認することができないからです。片方で心配事が起きたとしても、少しの
間もどかしい時間を過ごすことになります。それを防ぐ為、日々の管理がめま
ぐるしくなってしまいました。
➡︎互いの目的を明確にした方が管理がしやすいです。僕は、静岡をメインとして
創作を行い、東京をサブとして東京での居場所としました。そうしたところ、
必要な荷物や家具が自ずと定まりました。(機材は静岡。東京はシンプルに。)
差別化によって、それぞれの家で必要なものと不必要なものが判別できます。
あとは、維持に必要な行為をリスト化することで、より管理しやすくなると思
います。
②→移動手段は、割と大きな問題です。時間を優先するなら新幹線。お金を節約す
るなら高速バス。といった具合でしょうか。僕は、時間を優先したい為もっぱ
ら新幹線ですが、それでも片道2~3時間はかかります。最近は慣れましたが、
意外と体力を奪われるものです。移動中の過ごし方も悩みの種でしょう。
➡︎余計な荷物は持たないに限ります。つい「これを持って行って、向こうで使お
う」と荷物を増やしてしまいがちですが、「道中で使わない」「持ち運べない
大きさである」「そこまで高価ではない」限り、現地で揃えた方が移動は楽だ
と思います。移動時間は逆に捉えれば、定期的な空き時間の確保ですので、僕
はスケジュールの振り返りや手帳の整理に使っています。
③→これが一番のネックでした。東京滞在中に、どうしても静岡に戻らなければな
らない急ぎの用事が生じ、泣く泣く戻ったことがあります。もちろん滞在中の
計画は乱れ、会う予定だった人達に謝罪のメールを送り帰路に着きました。
➡︎こればっかりはどうしようもないと思います。どれだけ念入りに準備したとし
ても、不慮の出来事は起こりますし。今思いつく対応策としては、滞在の前半
に重要な用事を入れ、後半に進むに連れてスケジュールに余裕を持たせること
ぐらいでしょうか…。
④→実家で生活していたとしても、家賃代、交通費、食費、他方の光熱費などが加
算されます。2拠点が両方とも賃貸の場合は、大きな固定費となり得ます。両
方の生活を楽しみたいという場合も、それなりのお金が必要ですよね。
➡︎まずは、それぞれの固定費を算出することが大事かと思います。それさえ把握
して、計画的に支払えることが可能ならば、あとは財布と相談です。
さて、以上が4ヶ月の間2拠点生活を続けてきた感想になります。正直な話、維持することは大変です。しかし、ホテルの滞在とは違い「いつ出向いても」「いつまでいても」「いつ帰っても」いい生活は大きな魅力となり得るのではないでしょうか。
2拠点生活、まだ続きます。