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【老後が心配…。資産形成に不動産投資が有効な理由】vol.1 そもそも資産形成とは?

2022年1月よりYouTubeにて配信が予定されている、不動産投資を軸に、人生や将来と向き合う大切さをテーマとしたドラマ『人生投資案内人 林田唯』。「人生」をより豊かにしたいと願う人々と「不動産投資」という手段で「人生の新たな一歩」に携わる営業マンとの関わりを描く全5話のヒューマンドラマです。
第1話では、経済的独立・早期リタイアを目論み、欧米のFIREムーブメントに影響を受けているIT企業勤務の古賀雄介(29歳)が登場。将来の年金や物価変動などに不安があるアクティブ層への林田 唯のアドバイスとは…?

終身雇用制度や退職金制度の崩壊や、年金支給額の減少や支給年齢の引き上げ、2019年に金融庁の試算で話題になった「老後2000万円問題」など、将来への不安は年々増しているようにも感じます。

そんな中、アメリカを発端に、近年日本でも盛り上がりを見せているのが、第1話にも出てきた「FIRE」ムーブメント。
FIREとは「Financial Independence, Retire Early movement」の頭文字を取ったもので、給料収入に頼らず若いうちから資産形成を始めることで、経済的自立や早期退職を目指す動きを指します。そんなFIREを達成したい人も、老後年金だけの生活に不安がある方にもおすすめしたい資産形成が、不動産投資。

この連載では不動産投資がなぜ資産形成としておすすめであるのか、初心者が不動産投資をするためのコツなどを5回にわたって解説。
Vol.1では、そもそも「資産形成とは何か?」を整理してご説明します。

連載の各テーマ
Vol.1:そもそも資産形成とは?
Vol.2:子育て世代こそ注目すべき”不労所得”の道
Vol.3:私に合う資産形成って何?
Vol.4:レバレッジの効いた不動産投資の始め方
Vol.5:不動産投資のコツと注意点


そもそも資産形成とは? 4つの資産を紹介

将来に金銭的不安を抱えている人がまず取り組むべきことといえば、資産形成。資産形成というとNISAやiDeco、投資信託、FXなどさまざまな方法を思い浮かべる人も多いと思いますが、それぞれどんなメリットやデメリットがあるのか、しっかりと理解しておく必要があるでしょう。

そもそも「資産」とは、読んで字のごとく「資(お金)を産む」という意味。つまり「資産形成」とは「お金を生む財産を作ること」を指します。

一般的に資産と呼べるものは、以下の4つに分類できます。

①ペーパーアセット(株、投資信託、国債など)
②リアルアセット(不動産など)
③デジタルアセット(暗号資産など)
④ビジネス(スマホアプリ販売、ブログアフィリエイト、自動販売機、コインロッカーなど)

経済的自立、将来的な金銭面での安心を求めていきたいのであれば、働かなくてもお金を生み出してくれる上記のような「資産」にお金を使う、つまり「投資」することが重要になってきます。


「消費」「浪費」「投資」という3つのお金の使い方にも着目

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資産形成をする前に、お金の使い方についても改めて整理しておきましょう。「お金を使うこと=全て消費」という考え方をする人が多いかもしれませんが、お金は3つの使い方に分類することができます。
それは「消費」「浪費」「投資」です。

消費:生きていく上で欠かせない支出(食費、水道光熱費など)
浪費:必要以上の贅沢品や無駄な支出(衝動買いなど)
投資:リターンが見込まれる支出(株式投資、不動産投資、自己投資など)

消費は生きていく上で欠かせないため、なかなか節約することは難しいですが、浪費と分類されるものは節約することでお金を捻出することができます。一方投資は一時的にお金を使う行為ではありますが、のちのちにリターンが見込まれるものです。

働いて消費や浪費だけをしていては、お金は増えません。経済的な自立や、将来への備えを増やしていきたいのであれば、お金を使うこと全般をネガティブに考えず、投資にチャレンジすることも大切になってきます。


「投資」には3つある!「投機」「投資」「資産形成」の違いを理解しておこう

しかし一言に「投資」といっても、そのリスクやリターンはさまざまです。実は「投資」もリスクやリターンの大きさによって、「投機」「投資」「資産形成」の3つに分類することができます。具体的にはそれぞれ以下のようなものです。

投機:株(IPO=新規公開株)、FX、先物取引、仮想通貨、宝くじ、ギャンブルなど
投資:株(安定株)、投資信託、債権、準先進国通貨、コインランドリー、コインロッカー、自動販売機など
資産形成:先進国の通貨、金、積立型の保険、不動産投資(レバレッジの効く物件

「投機」は、その名の通り「機会に投資する」ことを指し、精新版日本国語大辞典では「偶然の利益・幸運をねらう行為。やま」と説明されています。つまりハイリスク・ハイリターンを狙うもので、一般的にマネジメントできないことが特徴です。

一方「投資」は「利益を得る目的で、事業・不動産。証券などに資金を投下すること」となっています。
うまくいく確率は投機より高いですがリスクもそれなりにあり、マネジメントが必要なこと、ミドルリスク・ミドルリターンであることが特徴です。

最後に「資産形成」は、先ほど紹介した通り「お金を生み出すものを作っていくこと」になります。
うまくいく確率は「投機」「投資」よりも高いですが、その分リターンも少なめ。ローリスク・ローリターンですが、購入後ほったらかしにしておいてもOKというのが特徴です。

株にもさまざまなものがあり、例えば投機的な意味合いでなく株主優待を目的にしていたり、毎年の配当金を目的にしているのであれば、投機や投資ではなく、資産形成の方に分類される可能性もあります。
一方で、高いリターンを求め、リスクの高い株を運用することは投機に分類されるでしょう。

最近日本政府が将来への備えとして国民へ推奨しているiDecoやNISAも、非課税措置や節税措置があるとはいえ、どちらも自己責任での株運用です。
元本が保証されているわけではなく、お金が減ってしまったり、長年積み立ててもたいして増えなかったりといったことも起こり得ます。そのためこれらも「投資」的側面があることは、頭に入れておいた方がいいでしょう。


外的要因に左右されず、ほったらかしOKな「資産形成」がおすすめ

購入後マネジメントできない「投機」に、マネジメントが必要な「投資」と比較して、購入後マネジメントが不要の「資産形成」は、現在忙しく働いているような現役世代におすすめの投資方法であるといえます。
しかも資産形成は外的要因に左右されることも少なく、ローリスク・ローリターンのため、リスクを嫌う人が多い日本人にも向いている投資法と言えるでしょう。この資産形成を中心に据えて、分散投資を考えていくことが将来への備えとなりえます。

次回は資産形成を考える上で話題に上がる「不労所得」について、代表的なものやそれぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。

<参考文献>
渡邉一樹/加藤皓太著, 「レバレッジ貯金」のススメ, ぱる出版, 2019年2月6日

イラスト: 新里 碧
テキスト: 中森りほ
編集: 國方麻紀

■インフォメーション
WEBドラマ「人生投資案内人 林田唯」
お客様に最適な物件をお勧めし、人生をサポートする営業ウーマン・林田唯。単なる営業ではない、ライフパートナーとしての彼女の姿に社員もお客様も心を突き動かされていく…。
投資をきっかけに新たな一歩を進みだすそれぞれのストーリーを描く、ノンフィクションヒューマンドラマ。

配信日:2022年1月よりYouTubeにて全話無料配信
WEBドラマ「人生投資案内人 林田唯」オフィシャルサイト
https://www.nworks.co.jp/jinseitoushi-annai/

<キャスト>
中越典子
曽田陵介 ぽぽちゃん 鈴木志遠 矢崎広
吹越ともみ しゅはまはるみ 森岡豊 浦彩恵子
眞嶋秀斗 越村公一
多岐川裕美

<スタッフ>
監督:大谷健太郎
脚本:横田理恵 プロデューサー:高石明彦
主題歌:絢香「希望のゆらぎ」(A stAtion)
撮影:佐藤康祐 照明:菰田大輔 録音:榎田大道
美術:小林大輔 衣裳:北谷奈々 ヘアメイク:箙あおい
編集:伊豆 光沙 選曲:泉清二 助監督:酒見顕守 制作担当:土田守洋
製作:The icon/エイベックス・エンタテインメント
製作著作:日本ワークス

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