今世紀最大のコング・ムービー「キングコング:髑髏島の巨神」でコング様を崇めよ
「今年度アカデミー賞最優秀主演コング賞最有力候補」
「このコングがすごい!2017の1位は彼以外にいない」
「コング界にビッグスター現る!」
今、全コング界が注目する最高にイカしたコング・ムービー、それこそが「キングコング:髑髏島の巨神」である!
※この記事はネタバレが含まれているかもしれないのでネタバレが嫌な人は今すぐタブを閉じてください。
あらすじ
時は1973年!人類は世界を巻き込んだ大戦が終わっても未だに戦争と研究を繰り返し続けていた!
そんな中、年中嵐に覆われナビも通信機も役に立たない神秘の島"髑髏島"へと向かうのは特務機関所属の研究者と学者チームとその護衛の軍人の皆さんと雇われた元軍人と報道カメラマン!
彼らの目的は髑髏島の地質学の調査、そしてこの島に住む未知の生命体!
しかしこの島で待っていたのはコング様を始めとする数々の巨大生物!
狂暴な巨大生物により容赦無く虫ケラのように殺されていく人類!
果たして調査隊はこの島から脱出できるのか!?
登場人類
ビル・ランダ
政府特務機関"モナーク"の幹部であり今回の調査の発案者、つまり今回の映画の元凶。
30年間髑髏島とそこに住む謎の生物を探し続けた筋金入りのヤバい人なので当然政府の人間からは正気じゃないと思われている、相方のブルックスにも正気じゃないと思われている。
しかし実用化されたばかりのランドサット衛星により髑髏島が撮影されてしまった結果調査隊が結成されてしまい、人類は髑髏島へ足を踏み入れてしまうこととなる。
ヒューストン・ブルックス
サン
モナークに所属する学者2人、モナークの研究対象の髑髏島に何があるかを確かめるべくランダに連れられて髑髏島へ向かう。
生物学者のサンは薄々何かに気づいているが地質学者のブルックスは地球空洞説を唱えつつ上司のランダを正気じゃないと思っている、ひどい話だ。
ランドサットスタッフの皆さん
ランダに「衛生で撮影された島の地理的調査へ向かう」と説明されて髑髏島へ向かわされる羽目になった可哀想な人達。
巨大生物がいるかもしれないという話は一切聞かされていない。
軍人の皆さん
ベトナム戦争が終わってやっと母国に帰れるかと思ったら髑髏島へ向かう調査隊の護衛の任務に就かされてしまった可哀想な人達。
彼らも巨大生物がいるかもしれないという話は一切聞かされていない。
ジョン・コンラッド
調査隊がジャングルで無事生き残るために招集された元SASの軍人。
この映画のキャッチコピーの「この島で、人類は最弱」の通り人類は髑髏島の中では基本的に弱いがそんな人類の中でもかなり強い方に属する人類。
メイソン・ウィーバー
今回の調査に何かあると考えて同行した"反戦"カメラマンと自称する報道カメラマン。
彼女の武器とはカメラであり、カメラでひたすら真実を追い続けるメキシコでも生き残れそうなタフなベイブだ。
ハンク・マーロウ
第2次世界大戦真っ最中の1944年にこの島に墜落して以降地元の球団が永き暗黒に包まれていることも知らず島で暮らし続けていたタフな爺さん。
髑髏島で長年暮らせるだけあってこの爺さんも人類の中ではかなり強い。
原住民の皆さん
この島で遠い昔から集落を作って暮らし続けている人類の皆さん。
喋らない上に表情も変わらないのによくコミュニケーションできたなハンク爺さん……
グンペイ・イカリ
1944年にハンク爺さんと共に島に墜落した日本のパイロット。
監督はジャパニーズカルチャー大好きでありこの人の名前はゲームボーイの生みの親の横井軍平氏から取られている。
登場モンスター
スカル・クローラー
島の地下に潜む巨大生物であり好き放題にコング様の島を荒らす暴れん坊その1。
髑髏島の巨大生物の中でも特に狂暴であり突然出てきては人類を虫ケラのように蹴散らしていく。
顔だけ見ると使徒っぽい。
プレストン・パッカード
調査隊を護衛する軍人の皆さんのリーダーの大佐。
コング様に殺られた部下の敵を取るべくコング様と闘おうとする暴れん坊その2。
サミュエル・L・ジャクソンがこういう映画に出たらその映画は傑作であるという自説に違わない名サミュエル・L・ジャクソンが見れる。
リバー・デビル
水場の中からこんにちはしてコング様に刃向かう暴れん坊その3。
怪獣映画といえば触手だよね!
スケル・バッファロー
バカでかい水牛、見た目のインパクトは凄いが実は髑髏島の貴重な癒やしキャラ。
バンブー・スパイダー
スポア・マンティス
サイコ・バルチャー
その他髑髏島の愉快な仲間達。
勿論人類は彼らの前でも虫ケラに過ぎない。
登場コング様
コング様
髑髏島の守護神にして巨大生物の王にしてこの映画の主役。
劇中ではキングコングとは呼ばれないしこの項目でもコング様表記だがキングでありコングでもあるので何も間違っていない、アーサー王がキングアーサーと呼ばれるのと同じである。
とにかく見た目からして物凄く馬鹿デカい、どれぐらいデカいかというと軍用ヘリコプターを野球ボールのように掴んで投げれるぐらいにはデカい。
防御力も高くライフルやミニガンで撃たれた程度では全く動じない、コング様はタフな男でもある。
また徒手空拳だけでも十分強いがコング様は頭も良いので武器も技も使いこなす。
まさに無敵の王、それがコング様だ。
髑髏島はコング様の島でありシマなのでシマで好き放題暴れる連中は絶対に許さないしシマに乗り込んでやりたい放題やる連中にもきっちり落とし前をつけさせる。
しかしコング様は器もデカいのでシマで平和に暮らす生物に対しては優しいし受けた恩はきっちり返す、コング様はビッグな漢でもある。
そんなコング様も実は悲しい過去を背負って戦う戦士であり激しい戦いを行えば傷がつく、ただ強いだけではないのもコング様の魅力というわけである。
そう、コング様はヒーローでもあるのだ。
さあ、今すぐコング様の勇姿を映画館で見に行こう!
こんな具合でこの「キングコング:髑髏島の巨神」は最高のコング密度を誇る映画であり、コング様のコング様によるコング様のための映画だ。
まだ上映期間に余裕はあるかもしれないが何故か上映初週から上映規模が小さめなのでできるだけ早く見に行くのが良いと思われる。
「デカブツとデカブツが戦う映画が見たい」人、
「巨大生物相手に人類が逃げ惑う映画が見たい」人、
「御託はどうでもいい!コング様の活躍を見せろ!」という人、
「サミュエル・L・ジャクソンが見たい」という人、
これらの人達には自身を持ってオススメできる映画なのでこれらに当てはまるという人は今すぐチケットを取るのを推奨する。
後もう散々言われてるけどスタッフロールが始まっても席は立たない方が良いよ!スタッフロール後にも映像があるから!
以上、映画レビュー文章初書きによる駄文失礼。
誰が王は1体しかいないと決めたのか?
誰が神は1体しかいないと決めたのか?
巨神の戦いは、まだ終わらない。
2020年か……先は長いな……