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レインボーピープル
【#未来のためにできること】お金がなくても安心して暮らせる準備をする
のなかで書いた「レインボーピープル」の詳細です。
レインボーピープル
もともとは、アメリカインディアンの『虹の戦士』から作られた言葉で、七色の服を着た自給自足村づくりの集団のことを指す。
『赤い服』着た人は『料理』を。
『オレンジの服』を着た人は『音楽』を。
『黄色い服』を着た人は『衣』を。
『黄緑色の服』を着た人は『緑化』を。
『緑の服』を着た人は『農』を。
『青い服』を着た人は『建築』を。
『紫の服』を着た人は『医療』を。
エコビレッジを創る際、地球に優しい循環型の村のベース作りを手伝いにきてくれるのが、最高の技術を持った集団レインボーピープルである。
この活動の始まりはフランスだが、エコビレッジが盛んに作られるフランスのレインボーピープルは、フランスの外に出る機会はない。
ある時、村づくりメンバーに加わっていた彼は、そのメンバーの1人から世界のレインボーピープルの育成を託される事となる。
「日本のパスポートは実に世界192ヵ国、ビザを取得せずに渡航できる。
世界中にエコビレッジを創ることができるのは日本人しかいない。
そして、その育成を担うことができるのは、その技術と経験、魂を兼ね備えた貴方しかいない」。
この言葉を受けてから、彼は世界各国のエコビレッジ創りと、レインボーピープルの育成に力を入れるようになる。
レインボーピープルは、基本的に依頼先の村から給与は取らない。
依頼主は彼らに半年間の快適な寝床と食料を準備し、交通費と、村づくりに必要な材料費を少し支払う。
彼らはエコビレッジに必要なインフラや、村のベースを、約半年間で作ってくれる。
活動は極めてチャリティーに近い。
一方で、レインボーピープルは、誰でもなれるわけではなく、『衣・食・住・医・癒・農・育』に特化した技術を要される。
世界中の何処へでも出向き、その土地にあるものだけを使って村を作るには、それだけのレベルの技術や能力、行く先々の土地の特色に合わせられる、柔軟性と感性が求められる。
食なら、添加物を一切使わずに野草やスパイス、発酵で料理を作る技術。
衣なら、衣服だけではなく、蚊帳やウエディングドレスまで作る技術。
農であれば、世界中どこでも、その土地にある菌や虫を利用し、「自然の法則」に従った方法で作物を作る技術。
建築は、土、木、竹、石、砂など、現地で一番近くにある天然素材を使い、その土地ならではの快適な空間を作る技術。
以上のように、各分野それぞれで、専門性の伴う高い技術と柔軟性が求められる活動でもある。
三納銀之助 著書
天を味方につける生き方 単行本(ソフトカバー)
天を味方につける生き方 Kindle版
彼(三納銀之助さん)の話は、Youtubeで、面白おかしく聞くことができるので、たくさんのYoutubeをみれば、本に書かれていることの多くは、聞くことができます。
個人的には、それでも読んで良かったと思える本でした。
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