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Oculus Quest 2と物理キーボード

Oculus Quest 2 を持っている人は、ファームウェアがv28になったことによって、とりあえず、Logitech の K830 というキーボードだけがVR空間上に持ち込めるということで話題になりました。
が、K830を買っても今のところは日本語入力はまだできません。VR空間上に持ち込むことはできますが、まだまだ実用的ではありません。

現状はUnifyingレシーバーを使ったほうが実用的

実用性を考えると、v28になる以前からできることとして、Logitech / Logicool の Unifyingレシーバー を Quest / Quest2 に接続をすることで、キーボードもトラックボール(もちろんマウス)も使うことができます。日本人は鼻が低いので、HMDの鼻のところに隙間ができてしまい、それをいかにして塞いで没入度を高めようとする方もいらっしゃいますけれど、この隙間があることで、キー入力している自分のキータッチを生(なま)で確認しつつ、Virtual Desktopと組み合わせることで日本語入力も可能です。

上記のような物理接続をすれば、給電しながらキーボードもトラックボールも使うことができます。

Quest / Quest2 にUSBでいろんな機器を繋げたいときにはこういうアダプターがあると便利です。

上記の機器であれば、給電しつつ1つのUSBデバイスを接続することができます。
もちろん、複数台のUSBデバイスを接続したいときは、USBハブを接続すれば数珠繋ぎのようにいろいろぶら下げることも可能です。
Quest2の場合、Android10をベースとしたOSで動いているので、USB On-the-Go(OTG)という規格によって、こういうことができるようになっているという理屈です。

UnifyingレシーバーはK830を買うとオマケで付いてきますが、他の Logitech / Logicool製品にも付いてくることが多いです。
通常のBluetoothは、同時に複数の機器を接続することができないみたいですが、Unifyingレシーバーを使うと、最大6台までキーボードとかマウスとかを接続することができるようになります。

現状のv28のレベルですと、まだまだQuest2単体で業務をしていくのは無理です。が、どこかのPCなりサーバを踏み台にして日本語入力もさせるくらいのことであれば、K830のゲットは不要で、既存のキーボード等も接続できるので、そのような使い方をされたほうが無難と思います。

それでも、K830が欲しい方向け情報

私は4/18(日)に注文して、5/3(月)に手元に届きました。GWを挟んでしまいましたが、15日でゲットできました。日本円で送料込みで約17.224円でした。

4/14に発表それていたことのようですが、私は気付くのが遅くて、日本で買おうとすると2万円越えてたりしていたので、アメリカで買って日本に送ってもらうことにしました。

が、これだけお金をかけて私がわかったことは、現時点ではUnifyingレシーバーを使ったほうが実用的ということ。

今後どんどんバージョンアップされれば、Quest / Quest2 単体からストレスなく日本語入力もできるようになっていくかとは思いますが、過渡的な現状では、趣味や仕事で開発っぽいことをしている人でもない限りはK830は買わなくてよいように思いました。


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