あなたを応援するプロジェクトバッグ
noteを始めてひと月ちょっと。自然に指が動くようになったので、朝の習慣になったみたいです。
投稿するたびにnoteさんが言葉巧みに褒めてくれたりバッチをくれたりするのが面白いですね。幼稚園の先生を思い出します。
昨日はプロジェクトバックを制作していました。
プロジェクトバックというと馴染みのない方にはカッコ良く聞こえると思いますが、要は大きな巾着袋です。
なんで大きな巾着袋を?と思われるかもしれません。
私がNUU NUU nagaraでどんなものを作るか考えていた頃に書いてたnoteがあります。これは下書きのまま公開しなかった記事。まだnoteをやるかどうか迷っていたので。
プロジェクトバック(大きな巾着袋)を作ろうと思った理由が、一生懸命語られています。そうなんです。ここにある通り。そんな気持ちで作り始めたものです。
プロジェクトバックについて他のことを書こうと思って開いたnoteでしたが、ふとこの下書きが目に入ったので、世に出してあげることにしました。
今年の7月30日に書いたものです。良かったら読んでみてください。
今日からプロジェクトバックの商品企画を始めます。
「プロジェクトバッグ」とは
編みかけのものや編みもの道具などを入れておいたり持ち運ぶための袋のこと。
編みものは一つのプロジェクト(作品)を完成させるまでに時間がかかるので、編みかけの状態で毛糸や道具とセットにし(作品)がて一時保管しておく袋があると便利です。
特に専用のものが必要なわけではなく、編みかけのプロジェクト(作品)や道具が入ればトートバッグでも巾着袋でもなんでもいいのだと思います。
では、なぜプロジェクトバックを作ろうと思ったか。
先ほども書きましたが、編みものは一つのプロジェクト(作品)を完成させるまでに時間がかかります。針で糸を操りながらひと目ひと目編んでいくという作業を気が遠くなるほど繰り返すことで。プロジェクト(作品)を仕上げていきます。
側から見ると「よくやるよなぁ」というような単純作業の繰り返しですが、実はこれがとても心を落ち着かせるんですよね。リズム良く針を動かしていると、今日1日のあれこれにザワザワしていた心が静かになっていく。荒波が徐々にさざ波に変わっていって、本来の心地良いペースを取り戻していく。
そんな時にふと目に入るプロジェクトバックが、間に合わせとかではなく自分のお気に入りだったら。
あの時SNSで見かけて「これは!」と思い、リンクを辿って販売サイトに行ったらあったあった、でも在庫が一つだけ。初めてのショップだし躊躇したけれど思いきって買ってみたんだっけ。宝物を見つけたようなあの時の気持ち。いつもなら選ばない色だけどなぜか心惹かれて、ちょっとした冒険気分だった。変わりない日々を淡々と過ごしていくだけかと思っていたけれど、自分にもこんな遊び心があった。まだまだ楽しいことあるかも!
自分の心の動きのままに、自分で選んで手に入れたもの。
そういうものが自分の周りにひとつずつ増えていくことで、消えてしまいそうだった自分という存在が確かに縁取られていき、自分の価値や未来の可能性に改めて気付かされていく。そんな気がします。
今日も疲れたなーと思いつつ、1日の終わりに少しだけ自分の時間を作り出す。いつもの椅子に腰掛けてプロジェクトバックを開き、お気に入りの音楽を流しながら編みものをする。たとえ一段でも。自分を取り戻すための大事な時間。
そうだ。今度のお休みにこの編みかけの靴下を持ってカフェに行ってみようか。外での編みものに挑戦してみようか。プロジェクトバックを鞄に入れて、すいている時間を見計らって。もし勇気が出なかったら、テイクアウトのコーヒーで公園のベンチでもいい。外で編むって、どんな感じなんだろう。
お気に入りのプロジェクトバックを手に入れたことで、たったそれだけのことで、こんな風に何かが動き始めるかもしれません。
あなたを応援するプロジェクトバック。そんな気持ちを込めてプロジェクトバッグを作ってみます。