うたった歌の話を Vol.15
うたう曲を、選ぶ。
そのときの季節が、曲を選ばせる。
そう思うのです。
この企画について
2008年から6年ほど、とあるお酒が飲めるお店で、ギター演奏者であるお店のマスターとわたしは、定期的にライブを行っていました。
この企画は、そのライブでわたしがボーカルとしてうたった歌を紹介していくものです。邦楽のポップスのカバーを中心に、ときどき洋楽もあります。土曜日に書いていく予定です。(ときどきサボっていますが)
令和へと元号が変わったいま、昭和や平成の曲たちを、みなさんと楽しめればと思っています。
技術的に役立つ話はありません。
どうぞ気が向いたら、お付き合いください。
感想などコメントいただけるとうれしいです♪(Vol.14はこちら)
きょうの一曲
紫陽花 / 椿屋四重奏
(2005年、作詞・作曲:中田裕二)
曲の紹介
椿屋四重奏は、2000年に宮城県仙台市で中田裕二さんによって結成されたバンド。ボーカル、ギターの中田裕二さんと、ベースの永田貴樹さんは熊本県生まれ。バンドは残念ながら2010年に解散しているが、中田裕二さんは現在、ソロとして活動している。
『紫陽花』は、椿屋四重奏の1枚目のシングル。わたしがこの曲を知ったきっかけをはっきりとは覚えていない。けれど、好きな紫陽花がモチーフであること、スローなバラード、中田さんの艶っぽい歌声、その詞の美しさに、聴いてすぐ心を奪われたのは間違いない。
うたってみて
ギターとボーカルだけでライブをしていたので、この曲のようなシンプルでスローなバラードは、ボーカルにとって、とても難しく、そしてやりがいのあるものだった。
日本語が綺麗に響くように、この曲で描かれている世界が伝わるように、うたった。
聴いてくれた人に、少しでも伝えられただろうか。
ずぶ濡れの紫陽花みたいに
綺麗で悲しい
お付き合い、ありがとうございました。
気に入ってもらえたら、感想をいただけるとうれしいです♪