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うちの金魚の水ゼリー🐟🌿
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うちには金魚がいる。
すごく丈夫な子で、15年も生きてくれている。もはや、私の守り神🐟
金魚の型があったはずだけど、どこかに舞い込んでしまっていた。
ここの所大きな地震も多いので、食器棚の耐震を強化していたら、食器棚の上にポツンと金魚の型があった。。型置き場から転がり落ちたようだ。
金魚の水ゼリーを作りたい気持ちがむくむくとわいてきた。
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トロピカーナのオレンジジュース(大好物の果肉入り)でペットの金魚の色を表した。砂糖なしでゼリーにしても十分な果実感。
凝固剤はアガーで2%。しっかりめ。
フルフルがよければ1.8%。
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アガーのパイオニア、伊那食品のイナアガーがお気に入り。A-priceという業務用のスーパーにある。
透明感と、寒天とゼリーの間の食感が特徴。
寒天に性質が似ているので、溶けても90℃付近まで加熱することが重要。固まらなくなる時がある。
凝固剤にはそれぞれの融点や凝固温度、溶解温度がある。酸で固まりにくい、牛乳の金属イオンで固まりやすい、なども。
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水換えの時にそっと手でつかむ金魚。
お箸に持ち変えて、そっと型に移すとは…。
なんともいえない気持ちだった笑
が、しかし、
パーツを乗せていくために
固まってから乗せて、と層にしていたら、
型から出したときに分離してしまった。失敗だ。
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食べ物としてはディルの方が良かったな。
水ゼリーとハーブと小豆、白玉。色合いが水面のようだ〜。
失敗の原因は、早く固まってほしいがために途中の層で、冷蔵庫で完全に固まらせてしまった事。
対策としては、表面に爪楊枝などで傷をつけてから流すとくっつく、寒梅粉をハケで塗りザラザラとした面につけてから流す。という方法があった。
固まりきる前、というタイミングも大事かもしれない。中々デリケートだ。
繊細な作業に、和菓子屋さんはすごいなぁと思った。
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2度目でなんとか出来上がる。
固まりかけた時を見極めて、パーツを好きな場所に置いていくのがいい事がわかった。
家に白い甘味料がないため、きび糖でほんのり茶色い。甘さは控えめ。青いものを入れたかったけれど、近場で青色○号などの着色料を使ってないものは入手出来なかった。
食べてみるとゼリーの部分に甘さがなくても、水を食べるというみずみずしさが美味しい。中のパーツが甘みのアクセント。今度は、水ゼリー自体に甘みをつけずに作りたい。
いや〜…失敗した方のみずみずしい感じの並び、盛り付けで表現してみたいものだ。
湧き水で作る水ゼリーなんてものが、どこかの和菓子屋さんにありそう✨
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パーツの残りの白玉。
中に餡子を入れているものもある。
すぐ作りたかったため、今回は缶詰のつぶあん。ごく少量で良い。
よく読ませて頂いている方のnoteの記事に、米粉で白玉を作り、あんみつを作られているのを拝見して目からウロコ。しかもあんみつのパーツに砂糖を使わない。
もち米とうるち米からなる、白玉粉と上新粉。米粉も餅になるのだ、と刺激を受けた。
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