「シンプルごはんの思想」l 管理栄養士の読書
◻️タイトル/著者/出版社
シンプルごはんの思想/南清貴/三五館
◻️3つのポイント
①20世紀の最大のデマ
✅米を食べると太る
✅牛乳は完全栄養食
✅塩をとると高血圧になる
本質的な栄養学では、
これらはすべてデマ。
ただ、デマなのに信憑性を持って伝えられ、
多くの人がいまだに信じている。
食に関しては、これらのようなデマが多い。
結果として、それらが現代の病気を生み出している。
②節約の中心が「食」は本末転倒
日々の生活費を切り詰めて、
貯金をしている。
生活費の中でも大半の人が「食費」を削る。
食費を削るために何を使うか。
安売りの肉や野菜。
まとめ買いの調味料。
外食はファストフード、中食はチェーン店の惣菜。
たしかに目の前のお金は節約できる。
ただ、これらを食べて本来の自分自身の力を発揮できるとは思えない。
いくら節約しても、自分自身が機能できなかったら本末転倒。
③「地球を汚さない食事のシステムは、自分も汚さない」
栄養学ジャーナリスト丸元淑夫さんの言葉。
人間のカラダにとっていいことは、
地球にとってもプラスになる。
ファストフードの広がりよって、熱帯雨林が伐採。安い野菜を作るための農薬や化学肥料で土壌汚染。
人間も地球もダメージを受ける食をこのまま続けるべきなのか。。
◻️マイエピソード
日本オーガニックレストラン協会の代表でもあるKIYOさんこと南清貴さんの著書。
私自身、管理栄養士になり食で人を健康にしたい!と思っていた。
社員食堂に入り、現実を目の当たりに。。
食材は「かなり」といって嘘のないくらいの劣悪なものばかり。味付けはほとんど化学調味料。
ごはんは時間が経ってもパサパサにならない薬品を入れ、料理の仕上げは色素を入れて彩りを良くする。
でも、、カロリーだけ見たら健康的な食といわれる。食の本質を知らずに人は健康になれない時代。
まずは、自分と自分の大切な人だけでも、
何を食べているのかをしっかり知ることが大切。
◻️今日からやること
本に載っているレシピを試す☆