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【3-2】連瀑群に雨を願う パワースポット「白岩の滝」[日の出町]

みなさんこんばんは!バックスリーです。

今回は日の出町編第2弾のスポット紹介として、つるつる温泉の近くにあるパワースポット”白岩(しらいわ)の滝”を紹介します!

前回紹介したつるつる温泉とセットで訪れればわずか半日ほどで、「天然温泉」・「」・「日の出名物のトマトうどん」を一気に楽しむことができ、都内の日帰りプチ旅行におすすめのコースです!

それではいきましょう!

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■白岩の滝とは?

白岩の滝は、日の出町を流れる平井川の源流部に近い支流"タルクボ沢"にあります。このタルクボ沢には大小あわせて18の滝があり、その中でも最大規模の滝が今回紹介する白岩の滝です。

白岩の滝は、3つの滝が連なる3段構造となっており、正式には上部の滝を”白岩の滝”、中部と下部の滝を”雨乞(あまごい)の滝”といいますが、通常は白岩の滝と雨乞の滝をあわせて”白岩の滝”と呼んでいるみたいです。

以前紹介した史料新編武蔵風土記稿には、「この岩冬に至れば飛水氷て白色を帯びるをもて、白岩ノ滝と呼び習はせり」と記されており、昔は滝の周辺が冬場に氷結した様子が記されています。

滝の周辺には遊歩道が完備されており、小さいながら見ごたえのある連瀑(れんばく)と自然豊かな渓谷の散策を楽しむことができ、ハイキングにおすすめです。

※令和3年5月現在は台風の影響で遊歩道に一部通行できない個所もあるため、訪れる際は観光協会等に問い合わせることをお勧めします。

アクセスについては、JR武蔵五日市駅からバスで20分程で白岩の滝のバス停に到着します。バス停から遊歩道までは徒歩で約20分くらいです。

ちなみにつるつる温泉から徒歩の場合、白岩の滝遊歩道入口までは30分~40分ほどかかります。

車の場合は遊歩道の入り口近くに駐車スペース・トイレが整備されています。ただし、一部道が狭くなる個所もあるため注意が必要です。

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■雨を願った神秘の滝

白岩の滝の一部は”雨乞の滝”と呼ばれており、雨乞の滝のそばには現在も小さな祠が祀られ、雨乞橋と呼ばれる橋もかけられています。

言い伝えによるとこの滝は、昔からどんな日照りの際にも水が枯れなかったことから、雨乞い祈願の場として信仰されてきたとのこと。由緒正しい神聖な滝です。

ちなみに日本大百科全書の辞書によると、雨乞いの方法には、

(1)山頂で火をたく型

(2)踊りで神意を慰め雨を乞う型

(3)神社、神(仏)像、滝つぼなど、神聖なものに対する禁忌を犯し、神(仏)を怒らせて降雨を強請する型

(4)神社に参籠(さんろう)し降雨を祈願する型

(5)神社や滝つぼなどの聖地から霊験ある神水をもらってきて耕地にまく型

等があるみたいです。

他にもこれらの融合系や奇想天外な特殊型(笑)もあるそうですが、この”雨乞の滝”で実際どのような儀式が行われていたかについては、現在は想像の域を脱しません。

たぶん連なる滝を神様に見立てて、祈りをささげていた感じでしょうか?

現在は雨乞いの必要はほとんど無くなりましたが、もしかすると、何か願いを込めれば、今もなお滝の中にいる神様が願いをかなえてくれるかもしれません。

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■ロックバランシングに魅せられて

余談になりますが、つるつる温泉から白岩の滝に向かう途中の川でこのような不思議な光景を見ました。

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こんな感じで石が絶妙にバランスよく積み上げられています。

そうこれは、最近巷で話題の”ロックバランシング”です。簡単に言うと石を積み上げてつくるアートです。

なぜ日の出町の川にたくさん作られていたかは不明ですが、大きさがバラバラで不安定な石を積み上げる技術はまさに神業です!TVチャンピオンとかで取り上げてほしい(笑)

興味がある方は、ロックバランシングキットなるものもネットで販売されているみたいなので、購入してみてください。習得すれば、BBQや川遊びの際に披露できそうです!

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■さいごに

今回は前回紹介したつるつる温泉周辺の見どころとして、白岩の滝を紹介しました。

静かな連瀑群が魅力の西多摩らしい自然豊かなスポットです。


滝好きの方は過去の記事、

【2-1】通称“アメリカ淵”檜原村の玄関口「中山の滝」

【2-4】大蛇がすむ?村屈指のマイナスイオンスポット「払沢の滝」

もご覧ください!


そして来週は、

西多摩の美味しいものが集まったとっておきの”お土産どころ”

を紹介します!

それでは次回の更新もお楽しみに!

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【参考資料】

東京都日の出町観光マップ(日の出町)


文責:バックスリー



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