【十三】バーチャルYouTuberの曲10選【マイリスコンピ】
お久しぶりですこんばんは
7月もすぎて8月だというのに6月のマイリスコンピ「マイリスコンピを通じて好きになった曲10選」を投稿させていただきたかったんですけど、あまり思い浮かばなかったので、3月のマイリスコンピ「自作自選でマイリスコンピ10選」をします。ちなみにマイリスコンピってvocaloid縛りじゃないけどボカロリスナーが多いのでボカロが必然的に多くなっている気がして、じゃあVTuberで10選しようかなぁ~とおもったのでこのテーマになっています。
当時はVTuber曲も選べるほど多くはなかったので3月には投稿できませんでしたね…そもそも書いてないけど。
①VR-Virtual Reality/KMNZ
VTuber、略さずに言うならばVirtual YouTuberなんですけど、そんなVirtualは案外身近に存在しているのかも…MVのクオリティがやばいんですよ。VRという曲名で現実のMVを作るのエモじゃないですか…
あと歌詞も向こう側からこっち側に語り掛けるような感じで、VRむっちゃ楽しいよ的な。LizとLitaの掛け合うようなラップ調の歌もとても好きです。その名の通りVRの玄関として聞いてほしい曲かもしれないです。
②うたうぼっちのテーマ/ぼっちぼろまる
同じく現実が舞台のMVだけど2Dのような3Dのような、狭間のような曲をもう一つ。動画の担当も同じヲタきちさんという方です。という繋がりで2曲目はうたうぼっちのテーマ。VR関係ないですね。そう。VR関係ないんですよ。初めて動画を見たときはphatmans after school(現saji)を思い出したし、曲自体もそこらのシンガーソングライターのような歌詞とクオリティでえあり、VTuber曲とひとくくりにされるのがもったいないくらいです。ぼっちぼろまるさんはいいぞ。
③バーチャルYouTuberのいのち/キヌ
バーチャル蚕のキヌさんの1曲。聞いていただくとVOICELOID絆星あかりもいっしょに歌っているのがわかると思うんですが、つまりはVTuberがVOICELOIDと歌ってみたなんですよ。これはとにかく聞いてほしい。ポエトリーリーディングのような、とても凝ったMVとともに語り掛けてくるような。本当にVTuberの命を感じさせる曲です。
④ぶいちゅっばの歌/ハニスト
その名の通りVTuberの歌です。本当にVTuberの歌としか形容しようがないので説明省きます…。
⑤Sky High/Kizuna AI
彼女がいたからこそVirtual YouTuberの文化がここまで広がった。そしてそんなKizuna AIが分裂しているのもまた新しい文化として受け入れられるのかどうか。「ハロー!キズナアイです!」という挨拶をミームにして、キズナアイは中国語ライブラリも含めて4人に増えた。そんな今の彼女だからこそ歌えるこの曲が一番紹介したかったのかもしれない。1番Aメロで「オリジナルはやがて眠る」なんていきなり寂しいことをうたいながらも全体的には未来を待ち望んでいる緻密に練られた歌詞が最高じゃないですか。まるでそれぞれのボカロPがボカロに歌わせるように複数の性格があって、さらには中国語ライブラリまであって、ODDS&ENDSみたいな歌詞をうたって、その肌に文字を映し、イメージカラーはピンクと水色、バーチャルアーティストの祖である初音ミクをここまでリスペクトしているKizuna AIのこの曲をぜひ聞いてほしいです。これがVirtual YouTuberの先端を走る彼女の最先端だから。
⑥sheep in the light/Marpril
昨今のVTuber業界において欠かせないのが若きコンテンツメーカーことエハラミオリさんのプロジェクトなんですけど、その中でも音楽系といえばMarprilのお二人なんじゃないでしょうか。新宿を舞台にして踊って歌って、その間にフラッシュする白い空間が、所詮バーチャルなんて0と1の集合体なんだよってことを知らしめてくる。服が光る感じとかバーチャルですよね。まぁコンパスのアダムの曲(banvoxさん)でも実写でありましたけど…
⑦ウラオモテ(Veil Real)/カミナリアイfeat.ボヤッキー
ある意味最古のVTuberかもしれないですね(1977年放送開始)。この曲はカミナリアイちゃんのパートはわりと普通の恋愛曲なんですけど、そこにボヤッキーのパートが入ることによってむっちゃ軽くバーチャルな曲になってるかと思います。
⑧JAM GEM JUMP!!!/GEMS COMPANY
バーチャルアイドルユニットGEMS COMPANY通称ジェムカンのテーマソング的な奴です。バーチャルとはいいつつそれぞれが現実世界での動画も投稿していたりするので、2.5次元に近いかもしれない…犬の散歩動画とか…3Dの衣装もクオリティが高く、MVが投稿されるたびに新しい衣装が出ているのでアイドル性も抜群です。アイマスとかラブライブシリーズが好きな方ならば、アイドルが動画で歌う・踊るだけでなく生配信で歌う・コメントを拾って喋る、そういうのは少しあこがれがあったりするのではないでしょうか…ぜひGEMS COMPANYを見て、聞いてほしいです。歌う喋る踊る奏でる、アイドルの生活が垣間見えます。
⑨ヒトガタ/HIMEHINA
これこそまさにVirtual YouTuberの曲じゃないですかね???いや、これを入れずに何がバーチャルな曲10選だ。そんな感じがしてます。3曲目に紹介したバーチャルYouTuberのいのちのような歌詞ですが、面白いのはこれがアニメ「バーチャルさんは見ている」のEDとして採用されていたことですね。VTuberは人形じゃないけど一人の人間でもない。そんな葛藤の曲がVTuber初のアニメのEDとして視聴者に訴えるような、語り掛けるように流れたのはエモじゃないですか???
以上9曲と先日の花譜さんのライブ「不可解」で演奏された「祭殿」(未投稿)で合わせて10選にしたかったんですけどね…この記事を書いている途中でまさにそんな曲が投稿されてしまったので内容を変更してお送りいたします。
⑩PURE SCORE/ミディ&咲乃木ロク
1番の歌詞から察した方も多いと思うんですが、本っ当にすごくネタのちりばめられた曲です。詳しい成り立ちについては咲乃木ロクさんのPixivFANBOX【報告書/楽曲】PURE SCOREを確認していただきたいんですが、これ本当に歴史に残ってほしい曲ですよ…これは本当にぜひ聞いてほしい。歴史に残る曲を作りたいっていうふとした思い付きからこんな名曲ができるなんてこの二人はやばすぎますよ…
Virtual YouTuberがVirtual YouTuberのために作った初めてのVirtual YouTuberの曲がこれでよかったかもしれない。花譜さんの祭殿だとソロ歌唱で、携わっているのもボカロPなんだけれど、PURE SCOREはKAWAII Future Bassを作るバーチャル作曲家ミディさんとバーチャルラップミュージシャン咲乃木ロクさんのコラボ歌唱で、撮影も3DクリエイターとしてV-TV等でもお馴染みのSigさんだし、Vの音楽を近くから眺めていた彼らでできた音楽に偽りはないから。もちろん祭殿も好きなんだけど、PURE SCOREの企画メンバーでこそのこの曲だなぁと思った次第です。本当にこの曲は聞いて…ぜひ…感想を教えて…
というところで今回のマイリスコンピは終了にしたいと思います。
いや~最後に持ってきたい曲がまさか変わるとは…祭殿が投稿されたらぜひ聞きたいですね。
※ヘッダーは本文とはたいして関係ないです。
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