【留学4分の1を終えた率直な感想と変化】 シンガポール国立大学(NUS)留学記1.5


1 はじめに

お久しぶりです!
今回は留学のちょうど1/4が終了したので、この2か月半を振り返って感じた自分の変化や、率直な感想を述べたいと思います。あくまで私が感じた変化や感想になりますのでそうなんだーと聞き流していただければ幸いです。これから留学する方に少しでも参考になれば幸いです。

2 変化

①語学力について

 これはかなりの成長を感じました。留学前の私の状態としては
TOEFL 85 英会話 3か月程度(DMM) 海外経験 なし
という状態でした!
ですのでRとLに関しては多少自信がありましたが、英会話や英作文などについては自信がなく、正直受験英語から脱却できていない状態でした。
留学を2か月半して感じた成長は、特にリスニングとスピーキングです!
 ではまずリスニングから。
 留学先(特にシンガポール)では、多種多様な国の方がいて、英語のアクセントや発音が全く異なる場合があります。私はそのような経験をしたことがなかったので、留学して1か月程度は度肝を抜かれました。(全く聞き取れずきれいなアメリカ、イギリス英語を聞くので精一杯でした…)
しかし今はある程度聞こえるようになってきて、特に成長を感じたのはシングリッシュとインド系のアクセントです!!
これら2つは正直慣れないと聞こえないので、時間をかけてたくさんリスニングをしたのがよかったかな、と思いました。逆に課題としては早いアメリカ英語(ドラマとかでよくあるスピード)がまだ聞き取れていないな、と感じたのでそこをこれからは伸ばしていこうかなと思っています。
 次にスピーキングです!
 これはリスニング以上に成長を感じました。私は海外経験がなかったもので、簡単な表現(例えばhaving here/ take out)でさえも知りませんでした。しかし、留学を進めていく中で、明らかに表現の幅が増え、難しい1単語を使わずにカジュアルな表現ができているな、と実感します。もちろんまだまだ表現できずに詰まる場面や文法がめちゃくちゃな場面も多くありますが、明らかに留学前よりは減りました。文法を気にしすぎるのもどうかと思いますが、授業中やプレゼンテーションではそれなりの文法力が求められるので、普段の会話の中から多少注意を払うのも悪くないなと思いました。スピーキングの今後の課題としては、表現の幅の向上と自然な表現です!まだまだ日本語と比べると表現の種類を多く知らず、また不自然な表現(例えばカジュアルな場面で難しい単語を使ったり、普段使わないような単語を使用したりする)で相手を困惑させているような気もするので、自然な英語表現を普段の会話の中から学んでいきたいと思っています!

②性格、行動力について

 人の性格は簡単に変わらない、と言いますが、その通りだと思います笑
私の根本的な性格は多分変わっていません。しかしながら、行動力や現地に適応したコミュニケーションという観点でみれば、変化したと思います。
私はこの2か月間で様々なことを経験したな、と思っています(新しいスポーツ、新しい授業、新しい国など)
その中で新しいことに対する抵抗感がなくなりました。私は元々無難な選択しかしてこなかった人間ですが、留学での経験を経て、新しいことに挑戦することは悪くないことだな、と思えるようになりました。これが性格の変化かと言われると微妙なところですが、少なくとも新たな価値観を獲得できたのは事実です。
 また、コミュニケーションについても、英語というコミュニケーションの中に、少しは適応できたのかなと思っています。個人的に、英語は全てを表現したがる傾向にあり、日本語はその逆だと思っています。日本語の、言葉を発さずにお互いが理解できる文化はとても素敵だと思っていますし、私もよく使っていました。しかしながら、英語になればはっきりと自分の思いを表現したり、ある出来事に対して、結構な文字数を使って説明したりすることが必要になってきます。つまり、言語だけでなく、考え方もスイッチする必要があります。よく英語話者は脳をスイッチしていると聞いてきましたが、その意味がなんとなく分かってきた気がします。

③その他について

しょうもないことですが、自分の好き嫌い(価値観?)について、より理解ができるようになったと思います。どういうことかというと
ⅰ留学前に好きで、今も好きなもの→好きなもの
ⅱ留学前に好きで、今それが恋しいもの→本当に好きなもの
ⅲ留学前に好きで、今好きではないもの→実は好きではなかったもの
ⅳ留学前に嫌いで、今嫌いじゃないもの→適応、変化できるもの
ⅴ留学前に嫌いで、今嫌いなもの→本当に自分に合わないもの
みたいな感じで自分の中で分類できました。
特にⅱやⅲやⅳについては、留学しなければ絶対にわからなかっただろうな、と思います。
自分の大事にしているものや嫌いなものを知るということは、自分の将来やこれからの生活に大いに役立つと思っています。

3 率直な思い

 シンガポールはとてもいい所!でも日本はもっといい所!
 これが留学を2ヵ月半した自分の率直な感想です。よく一般的に言われるのは、日本は衰退していて、シンガポールはどんどん成長している国という感じですかね?とにかくシンガポール>日本というイメージが強いと思っています。(実際来る前自分もそう思っていました)たしかに経済という観点で見るとそれは正しいと思います。一人当たりGDPに関しては日本とシンガポールでかなりの差があります。しかし、その他の側面、例えば文化や観光、土地などの面で見れば、日本は決してシンガポールに負けてはいないと思っています。実際シンガポールの人々は日本の文化(アニメ、日本食など)がとても好きであり、日本の観光地の多さや自然の多さがうらやましい!と言っていました(多少お世辞はあるかもしれませんが笑)
私自身からしても、お金という観点からみればシンガポールに住みたいですが、その他の観点からみれば日本に住みたいと思っています。とくに日本食!!日本食がどれだけ健康で自分に合っているかシンガポールに来てはじめて分かりました笑
そういうわけで、シンガポールに留学するのはとても楽しいですが、同時に
日本への愛情もわいている今日この頃です。

4 おわりに

今回は自分を改めて振り返って変化、率直な思いを書いてみました。完全に自己満になりますが、また留学の半分が経過するころに振り返って書いてみたいと思います。それでは!

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