1992年をざっくりと纏める。
はい。人生記録にて90年代初頭のダンスブームをざっくりと振り返って、幾つかツラツラと書きましたが、歴史観でキチっと書いたり述べたりは然るべきレジェンドの方々が語ってくださってるのもあり、自分の記事としてはさっくり書いていった方がいいと思って書いているうちに、逆にさっくりし過ぎて落としどころも難しくなってきたので、ここいらで年代として一区切り書いてみたいなと。
幾つかに分けたダンスブームのきっかけとなった番組が91年代を軸にしていたはずなので、今回は1992年。
振り返りつつ、まず書いておかないとなと思ったのは日本のダンスシーンやヒップホップシーンの濃度が高まってきたのが、この年になるんではなかろうかと。
ダンス番組がお茶の間で目にすることがなくなり、雑誌やビデオなどで音楽、ファッション、ダンスの流行りなどをチェックする生活のなか、ZOOのビデオにNYのダンサーが取り上げられたのも、確かこの年だったと思います。
これこれ!マークエスト、キート等々、今のヒップホップダンスの源流・基本となるスタイルのパイオニアたちの踊り。
当時、このビデオを目にした時は衝撃でしかなかったですねぇ。
なんでこんな動き出来るの!?っていう。まさに口あんぐり状態でした(笑)。
こうした海外のダンサーたちの情報も入ってくるなか、テレビ等では大々的に取り上げられることは無かったにしても、徐々にクラブなどでの現場では色々と新しい情報を求め、吸収した人たちにより手探りながらにじわじわと研鑽され、シーンとしての確立の一歩が踏み出されたりしていったのだろうなと思います。
と、若干第三者目線的な書き方になってしまうのは、当時の自分はまだ中学から高校に進学する境目だったりというのもあり、クラブだったりという夜遊びカルチャーデビュー前だったんですねぇ(笑)。
なので、自分の場合はビデオやCDを買って情報吸収するしかなく、クラブに行ったという年上の人の伝え話などを聞いて、あれこれ勝手に妄想膨らましつつ、ビデオのステップを真似たりとそんなダンサーライフを送っておりました。
こうして書いてみると、この時はまだブレイキンで床に手を着くなんてことすらしてなかった時代なんだなぁと、自分の人生記録としても改めて再チェックさせて頂いた次第です(笑)。
さてさて、そんな1992年。
ダンサー的観点でピックアップする重要動画としてもう一つ。
プランサー達がバックダンサーとして踊っている「Zhiggie」!
これもヒップホップ・ダンサーたちの定番たるPVですねぇ☆
あとは、この当時リリースされたヒップホップ作品として、この辺はクラシックでしょうと思うのもサクっとご紹介。
「Pharcyde」はダンサーでもありPVでもチラっとそんな動きが観れたり、「GRAND PUBA」のファッションはジルボーのデニム着てたりと、この年代のキーポイントもチェック出来るかと思ってご紹介でした☆
以上、バックトゥザ1992!!