【デュエプレ】新弾無課金チャレンジのすゝめ

こんにちは。ぬるぬる侍です。

記事を開いてくださって、ありがとうございます。

(本記事はこちら↑の補助的な役割を持つ記事でもあります。まだお読みでない方は、是非ご一読下さい。)

本記事は、デュエプレ初心者に有用なのは勿論、デュエプレヘビーユーザーにこそ読んで頂きたい記事になっております。

新弾無課金チャレンジとはァ!!!(唐突)

新弾のカードとォ!!

無料配布カードしか使ってはならずゥ!!

しかもゥ!!

スーパーレアは1枚までエエエィ⤴!!!!

イエエエエエエエエエエイ


という縛りでデッキを構築する事、及びそれでランクマに潜る事を指します。一つの目標はマスター到達です。

これが楽しい。悪魔的に。

新弾無課金チャレンジの動機

元々は、「デュエプレは課金ゲーだ」と言われているのが悔しくて悔しくて仕方なかったので、デュエプレのカードプールの優秀さを示す為に始めた取り組みでした。

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デュエプレも月日を重ねる毎にカードプールが広がり、第4弾頃には既に、1〜4弾のカードを後追いで揃えるのは大変になっていたと記憶しています。

それはある種カードゲームの宿命であって仕方ない事ですが、その点デュエプレは、新規の方でも、新弾を中心に剥けばある程度遊べるように配慮されていました。言うのは簡単ですけど、これって凄い事だと思います。少し振り返ってみましょう。

第4弾にはWS。SR無し。

第5弾にはデス・フェニックス。パッピラッピーでサーチ出来ました。

第6弾にはサファイア、ドルバロム、アルファディオス。ロスチャや進化の化身でサーチ出来ました。

第7弾にはアポロ。ヘリオライズでサーチ出来ました。一応メカオーにもフェニコーラーがいましたね。

このように、最新弾のヒーローカードには優秀なサーチカードがついており、そのSRは最悪1枚でも遊べるようになっていました。デュエプレ運営は、一貫してガチ勢にもライト層にも優しいカードプールを作ってきたと言えるでしょう。

しかし、誰にでも遊びやすく、参入しやすい新弾を作り続けるなんて、なんて素晴らしいゲームなんだ!!と、言っている人は、意外にも筆者以外にはあまり見かけませんでした。まあ資産が増えれば極貧時代を忘れるのは当然ですからね。無理もないです。

でも!デュエプレが新規に厳しいだの無課金に厳しいだの言われてるのは我慢ならん!(けどレスバは嫌だ!)

この時、ぬるぬる侍の脳裏に閃く天啓!狂気的アイデア!


新弾のカードとSR1枚だけでマスター行けると示せば良いのでは…?

(実力行使)


で、始まったと。第8弾の事でした。

新弾無課金チャレンジの魅力

何よりもまず、誰でもデッキビルダーになって楽しめる!というのが魅力。

Twitterで、独創的なデッキで結果を出してるのを見て、うわこの人滅茶苦茶楽しそうだなあと思った事、あなたもありませんか?ありますよね???もし憧れのデッキビルダーと同等のセンスが自分にもあれば、もっとデュエプレを楽しめただろうにと感じたこと、ありませんか?ありますよね???

正直、筆者は最終100位未経験ですし、大して上手くもなければ、ビルダーを名乗れる者でもありません。しかしそんな筆者でも、この新弾無課金チャレンジをやってる時は、一人のデッキビルダーです。成功と失敗、創造と破壊の連続です。超楽しい。

あなたもなれます。デッキビルダーに。

新弾無課金縛りは、徹底した構築上の工夫を強いられるのが長所です。

流石にカードパワーが不足しがちなので、勝つためには、自然と新弾のカードプールから優秀なパーツを血眼で探すことになります。

潤沢なカード資産で強いカードを安易にホイホイ入れてみたものの、何故か勝てないって事、よくありますよね。
新弾無課金には、それがあり得ない。

何度も壁にぶつかり、悩みに悩んだ末、普段なら採用を検討すらしないカードの強さ・魅力に気づけます。炎地武神、アルドロン、スパイラルドライブ、魔光神、ピクシーコクーン、ナヴァール、カルネイジ…中には貴方が触ったことすらないカードもあるのでは?しかし彼らは実践の中で何度も決定打になってくれました。

使って初めて強さを知って感動した、という経験は、きっとあなたにもあるはずです。そして新弾無課金は、その連続なのです。全然飽きない。常に驚きの連続。

(こういった体験は、確かにVR以下杯や不遇種族杯といった縛り付きルームマッチでも得られるものですが、新弾無課金の優れた点は、相手は常にガチデッキという所です。自分の工夫が、本当に環境に通用しているという実感を得られます。)

また、流石に個々のカードパワーでは環境に劣るので、デッキ丸ごとのパワーで勝つしかなく、結果的にデッキの完成度も非常に高くなります。常にギリギリの戦いなので、限界まで創意工夫を強いられるのです。これがまた楽しい。

こういった過程で、デュエプレのカードプールの優秀さ、美しさにも気付けます。運営が用意したさり気なくも意図的なデザインに気づくと、ちょっと感動します。本当ですよ。

厳しい戦いですが、それだけに成し遂げた時の達成感は尋常じゃないです。滅茶苦茶難しいパズルを解いてる感覚に近いですね。運営は新弾無課金縛りでマスター行けるように調整してるんじゃねえかな…

あとは、ほぼ全て新規カードなのでマンネリを防げる、環境デッキを格安デッキで倒すと精神的優越感を得られる等といった良さがあります。

そもそも自分オリジナルのデッキで戦う事自体、めちゃ楽しいですよね。リストをコピーしがちな方(それが悪いとは言ってない)にとっては、こういう挑戦は、自分でデッキを組む楽しさを味わう良い機会にもなると思います。 

まとめると、大きくは

①限界まで創意工夫が強いられる

②普段検討しないカードの魅力に気づける
&デッキの完成度も高まる

③いかつい達成感

+αで初心者に貢献

といった良さがあると思います。

これらは、初心者向けというより、むしろ出来合いの環境デッキをお互いブン回す日々の連続のようなデュエプレに飽きた人達が求めている要素なのではないでしょうか。

(とはいえデュエプレの楽しみ方は人それぞれですから、この縛りを楽しめないからといって貴方がどうだってことはありません。誤解無きよう。)

実際にやって苦しんで初めて良さが分かる系の奴なので、とにかくやってみて下さい。めっちゃしんどいけど、それだけにやり甲斐ありますよ。是非、お試しあれ。

細かいルール

・「無料配布」の部分に関しては、ベーシックは勿論、デッキビルダー2021や、ストーリー突破で入手可能な汎用トリガーが含まれる。
(追記)デッキビルダー配布は終了した。正直もう無理かもしれない。

例:デーモンハンドはプライズ版1枚が使用可能

・現在配布中のカードなら使用可能だが、過去に配布していたカードは使用禁止。

例:(当記事執筆当時)ロマノフ1枚は使用可能、ボルバルザークやキングアルカディアスは使用禁止

・無料配布中のSRは、新弾SRの枠を食わず、何枚でも使用可能。

例:ネログリフィスとロマノフ(←無料枠)は同時使用可能

これらのルールは「今デュエプレを始めて新弾を中心にパックを剝いた人が組めるデッキ」というのを想定しているため、こうなりました。

全デッキ、入場!!!!!

あとは自分語りです。

正直、以下のリストを強さの観点から見れば「…tier1握るわ」ってなります。
でもそこが肝ではなく、試行錯誤の過程にある体験こそが楽しい奴です。
Twitterで、ワイワイ作ったバーベキューやお好み焼きの写真を見かけても「は?もっと美味い飯あるし」ってレス飛ばさないですよね。そこはご理解ください。

とはいえ試行錯誤の過程は長すぎるので省略しました。

全デッキ、かなり時間をかけてたどり着いた構築なので、一度回して貰えると世界のどこかで筆者が喜びます。

第8弾 炎地武神ロングレンジ

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何度もマスター到達。
筆者の代表作(尚知名度)。

第8弾環境前期(ナーフ前)は、メタゲームのおよそ5割をゲオアガピ天門とケンジが席巻し続けるという状況で、かつてない二強環境となっていました。そこで勝ち抜くためには、少なくとも天門にもパンダにも5分で戦わないといけませんでした。

ご存知の通り、当時のゲオアガピ天門はデュエプレ史上最強の呼び声も高く、ナーフ前アガピも、ナーフ前ゲオルグも、スタン落ち前のエリクシアも、ボルバル1枚までもが使えた、デッキパワーマシマシ受けヨシ攻めヨシの超万能デッキでしたし、それに対抗するパンダも、4ターン目の安定パンダからの展開に、ナーフ前クワガタの除去体制が加わることで洒落にならない盤面を容易に、早期に形成していました。この2デッキは、理不尽ムーブに対抗できない除去コンや半端なビート等に死刑宣告を下し、環境は死屍累々とした状況でした。ツヴァイメカオーアポロあたりがtier2で対抗できていたでしょうか。

そんな状況で新弾無課金とか愚の骨頂だろうと、誰もが思った…(そもそも俺しか思ってない…)

そこで、パンダへの勝ち筋のボルガウルジャック、ゲオアガピ天門への勝ち筋の炎地武神をそれぞれ4投し、その他に強いゲキメツを添え、デッキパワー向上のため青を入れて、仕上げたのが本デッキになります。

パンダにはボルガウルを気合いで間に合わせて、えいやと3面除去して勝ち。速度負けは正直よくありました。
天門への主な勝ち筋は、10マナ溜めての炎地武神無限発射。毎ターン襲いかかる15000のブロッカー破壊付きSAは防ぎきれない。相手は死ぬ。ただしエリクシアには兜を脱ぐしかありませんでした。

かくして奇跡的に、8弾のカードと無料配布のみ、SRはゲキメツだけで、天門とパンダにそこそこ戦えるデッキが完成したのであった。ヘーイイハナシダナー。

マスター帯到達の実績ありです。主な動きは青銅とのろテラでマナと手札を伸ばし、炎地武神やキキカイカイでつないで、ボルガウル進化速攻や10マナ炎地武神リンク速攻を無限に飛ばすかして勝ちます。ボと炎がアガピトスを絶対に許さない。ピンのゲキメツを炎地でサーチできるのも〇。tier2群にはのろテラの除去で遅延して、ゲキメツを間に合わせるか、無理ならボルガウルで除去しながら殴り切ります。

新弾無課金縛りではありませんが、その後第8弾exで烈流神を手にし、決定力と速度が大幅アップしました。

マジで私事ですが、筆者はこの基盤でバトルアリーナに出てランクマ最終1位の方と当たり、勝利できました。また、当時瞬間5位のささぼーさん操るドロマーメカオーと2度マッチングし、1勝1敗でした。思い出詰まってます。

第9弾 キングクイーンロック

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マスター行けるか試してません。最初からマスター帯で回してました。

ガントラにはキング、コントロール系にはクイーンで対抗。コンボ系には当然小型除去とハンデスが刺さるので、まあまあ良く出来てます。クイーンロックは信用ならないので、さっさと大和でぶん殴ります。

コントロールデッキなのにエタガも裁きも入れられないという絶望的な状況でしたが、ブレードワームやビルギアス等の闇のクリーチャーに軽量除去を任せ、クズトレインでアド差を逆転するというリペアを果たしました。この時の達成感は凄かった。横に立つビューティーシャンがスレイヤーになるのが洒落にならない。

ただ、盾送りが出来ないためゼンアクがクッソ重く、クイーンでは止まらないフュージョンも無理という明確な弱点はあります。あとパルティアコンも無理。てか大体相手がブン回ったら無理。

アルドロンは序盤はエナライの水マナになるし、後半はデッキ回復になり、そのままクイーンの種になる八面六臂の活躍を見せてくれました。スパイラルドライブは山を削らないリソースであり、ゼンアクメタであり、何度も試合を決めました。バイツとデススモークは入れ替えの関係。なお、オルゼキアは当時の無料配布カードです。

第9弾Ex ネクラサバイバー

実績は無いけど結構強いです。
(第10弾EX期になってから組んだので、マスターに挑戦していない。)

イプシロンとティアラで盤面と手札をぐちゃぐちゃにするグロテスクデッキです。嵌るとエグいぜ。

ラッセルズがイプシロンを守り、イプシロンでラッセルズを蘇生する無限蘇生機構が強いです。その上グレイブワームで無限に回収できます。

盤面の形成までに時間がかかるのが難点ですが、トリガーも洒落にならない量詰め込んでてそれなりの耐久はできますし、オービスのタップキルとティアラのハンデスで確実に詰められる普通に強いデッキ。

第10弾 維新盾飛ばし

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マスター到達。

プラチナ帯(マスター帯の手前のランク帯)での勝率はなんとか勝ち越す程度ではありましたが、その苦労の分、物凄く嬉しかったです。10弾は正直全体的にカードパワーが高くなく、半ば諦めていたので…。

最速5ターン目、安定6ターン目に維新の超人を投げ、相手の盾を消し飛ばします。シデンレジェンドで4打点、ザンゲキもクロスで5打点。除去体制持ちの、場合によってはブロック不能のマッチョマンが場に残るので、決まれば大体勝ちます。

10弾は多色が使えなかったのが本当にしんどくて、デッキパワーが低いのは否めません。マスター帯で勝ち越すのは流石に厳しいかも。

維新盾飛ばしver.2

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1580辺りまで行けました。デッキパワーを感じるぜ。

ツバメガエシとゴエモン採用、シデン3投、熱刀1投でデッキパワーが飛躍的に向上しました。マスター帯でも全然勝てるデッキに。特に5色対面はガン有利。

ボルットでサーチ→(ツバメ+)ザンゲキ→ロイド大量ドローと自然と繋がり、維新を引き込みやすくなりました。

熱刀1は、ザンゲキ下のボルットをロウバンレイに変えるヤバい奴。ザンゲキ+熱刀で、押し込み力は◎。

ツバメは、シデンレジェンド込みで、4コスの5000以下火力。そのままクロスすれば7000のダブルブレイカー、ザンゲキ下ならSAなので、十分サブフィニッシャーになります。

ガントラを焼きながらガルベリアスをトンカチ、ムシャを焼きながら武者をトンカチ(ザンゲキ付き9000)等が実戦で決まります。

…当時は赤青剣誠がいなかったので、この辺りのサムライ事情を熱弁してましたね。

第10弾ex ネクラ魔光神

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マスター到達。ジャンプアップしつつ、プラチナ帯6勝1敗。

ここに来て遂にEx弾にも手を出す。流石にきついかと思いきや、意外といけるものなんですねえ…

カードパワーで劣っても、デッキ全体で勝つ好例です。自信作。

ピクシーコクーンとナヴァールが相互にマナ回収が効くので、呪文もクリーチャーも呼び出せました。更に、バルクライ王とユリウスで、墓地の呪文・クリーチャーを使いまわせました。しかも、グローリーゲートや魔光神でナイトサーチまで出来ました。最終的には抜けてしまいましたが、カルネイジとバルクライで無限耐久もできました。

つまり、マナ・墓地・山札から適宜必要札を回収しながら、デッキ全体で粘り強く戦うデッキだった訳です。ピン投のネログリフィスも大いに活躍できる良い基盤だったと思います。我ながらよく作ったわ。

ピクシーコクーンは初動にもなるので、実質初動8投。バレットバイス連打も良し、最速ブチギレ魔光神も良し。

フィニッシュはネログリフィス+ブラッティシャドウ+スパークの布陣で盾に行きます。バルクライやナヴァールで回収できるので、実践で決まるコンボでした。

他にも沢山のシナジーがあり、デッキとしての完成度はかなり高かったと思います。

メタも効いてましたね。ザンゲキにはユリウスアレクセイ、ゼンアクにはナチトラ、デルフィンにはデスメンドーサ。

尚マスター到達後、ルカのレジェンドバトルでデュアルザンジバルとロマノフが使用可能になったので、もう少し強化できたと思います。

第10弾ex round2 シータドルルガン海舟

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allプラチナ1☆☆まで来た所で時間切れ。めっちゃ悔しい。

狂気の新弾無課金ラウンド2。しかもEx弾で。

舐めコン殺しです。でも、メタ対象とは言えallの5cは手ごわかったぜ…

ヴィレム海舟連打で優勝します。最速5ターン目に海舟着地。決まれば流石に強いです。

ソウジ&禁門のビートプランが案外通るんですねコレガ。禁門の除去と展開を選べる効果が非常に柔軟で、多くの負け試合を勝ちに変えてくれました。

また、ビートプランの失速後にデッキトップでドルルガンを引くとえげつないです。案外デッキトップが強力。

ゼンアクもキングも処理札あります。見た目以上に持久力も瞬発力もある良いデッキですよ。でも除去するのは苦手。


おわりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。

1人でも多くの方に新弾無課金チャレンジの良さを感じて貰えればいいなと願っております。

また、当初の目的通り、新弾を中心にパックを剥いてマスターに到達出来ることを示せたのではないかと思います。

第11弾でも頑張ります。

またお会いしましょう。さようなら。

2021.11.26 ぬるぬる侍
(最終更新2022.1.10)


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