【デュエプレ】挫折させないアカウント育成方法 第22弾時点
最終更新日11月12日
23弾更新まだです
【1分で読める要約】
・(重要)カード分解を極力抑えるのが、このゲームを長く楽しむコツ。
・まず引くパックは22弾。目安は60〜80パック。低レアを程々に揃えたら20弾、21弾へ。
・おすすめデッキ
赤白速攻(ND用)
黒緑速攻(AD専用)
オラクル(ND/AD)
闇エンジェルコマンド(ND/AD)
・当面の目標…ストーリーEpisode2までとパネルミッションを終わらせる。
・中期目標…マスター帯到達。できたら結構凄い。
困った時は…
・akiraさんのRTを頼る。
・BEANSさんの攻略サイトを頼る。
・筆者の配信に凸って聞く。
こんにちは。ぬるぬる侍と申します。
デュエプレに興味を持ってくださってありがとうございます!
本記事は、デュエプレ始めたての方や、始めようか迷っている方向けの記事です。
デュエプレ、始めちゃいましょう!
めっっちゃ楽しいです!
しかも無課金でかなり遊べます!
筆者は(戦力要素は)無課金ながら22弾までの環境デッキは概ね組めます。新規の方でも1〜2個はすぐ組めるでしょう。
なので心配は御無用。まずは軽率にダウンロードしてしまってください!アプリのDL後、改めて長いデータのDLがあるため、別端末で本記事を読みながらDLを待つのがオススメです。
ただ、デュエプレは確かに無課金に優しい一方で、軽率にカードを砕き過ぎて破産しやすいゲームでもあります。そこで本記事は、ゲーム全体の見通しをお示しすることで、初心者の方に破産を回避してもらい、ゲームに定着してもらう一助になることを目的としています。
記事の大きな流れは
⓪結論、カードを砕かない
①オススメデッキ
②まずやる事
③引くべきパック、カード分解の注意点
④デュエプレを楽しむために
⑤まとめ
となっております。
長いので、↓の目次を利用し、気になる項だけつまみ食いするのも良いと思います。
⓪結論 とにかくカードを砕かない
破産しやすい理由は、カード生成・分解レートの渋さにあります。
(VicRを除く)最高レアリティのSRは、
生成:2400point
分解:600p
続くVRは、
生成:800p
分解:200p
です。
換言すれば、欲しいSR1枚につき手元のSRを4枚も砕く必要があり、同名SRを上限の4枚まで生成するには、16枚ものSRを砕く必要がある、ということです。
これは確かに渋いですね。
実際には、ゲームを初めてすぐに都合よく不要なSRが16枚も当たる訳もなく、SRを4枚生成するには、SR10枚、VR12枚、それ以外60枚程度砕くのが現実的でしょうか。現実的とは。
一度砕いて再生成すると、単純に差額が損失となります。例えばR(レア)を再生成すると
分解70pー生成300p=-230p
の損失です。SRを1枚砕いても600pにしかならないこのゲームでは、230pの損失は洒落にならないダメージです。
このように、軽率に必須カードを砕いてしまうと、そのリカバリーの為に更にカードを砕かされ、次第に慢性的な資産不足になり、引退に追い込まれかねません。
よって、このゲームのベストムーブは、
・カードを極力分解しない!
・生成もできるだけ我慢
・必要なカードはたとえR1枚でも多くパックから当てる(=必要なカードの出るパックを調べてから引く)
を、ゲームを始めた直後から徹底する事です。
…が、最初からこれ程戦略的に動くのは、知識が乏しい初心者には難しいですよね。それに、生成を恐れ過ぎて楽しめず辞めてしまっては元も子もありません。
そこで、本記事がデッキ等のゲーム全体の見通しをある程度お示しするので、それを元に戦略的にパックを選び、最小のカード生成・分解に抑えて貰えれば、破産せずゲームに定着する可能性が高まると思います。
という訳で、まずは初心者におすすめのデッキを紹介していきます。
①デッキはこれを使え!!全デッキ、入場です!!!!
効率的にアカウントを育成したい場合の当面の目標は、
・ランクマッチで「マスター帯」に到達する事
・及びそれ用のデッキを用意する事
になります。
NDとADの2つフォーマットでマスターに到達しておくと、毎月16日に30パック(=4500円分)を受け取れるからです。
とはいえ、目先の強さを求めて軽率にカードを砕けば破産待ったナシです。よって、まずは安くて強いデッキから始めるのが、長く楽しむ上で合理的です。
紹介するデッキは安い順に並べました。
まずデュエプレに慣れるための
完全無料デッキ
1つ目のデッキにおすすめな
デッキ自作
SR0枚デッキ
2つ目以降におすすめな
SR4枚〜デッキ
高額環境デッキ
妥協デッキ
それではいきましょう!
完全無料デッキ
始めたての人向け。
ポイントを消費してデッキを組む前に、無料デッキをしばらく回すことを強くおすすめします。
無料デッキで自分自身の好みや流行りのデッキを把握する事で、強気過ぎるカード分解やポイントの浪費をぐっと減らせます。
BASIC速攻
ストーリー用。
30階までを1時間15分で終わらせる。一応30階まで勝てるが、26階からはミッションが複雑なため、そこからは自作デッキやレンタルデッキで挑んだ方が良い。
レンタルデッキ
これで遊ぶためだけにデュエプレを始めても良いほど。
スーパーデッキ
新規は、ハンター/エイリアン/ドラゴン/ゴッドの4つのうち1つを無料で貰える。
正直、4つとも現環境で戦う力は無い。一応おすすめはパーツ取り目的でハンターだが、何かしらご自身の琴線に触れるものがあればそれを優先して良い。
デッキを自作したって全然良い
参考になるかもしれない記事
有り合わせのカードで試行錯誤するのはめちゃ楽しい。個人的におすすめの遊び方。
しかし相手は容赦なく環境デッキを使ってくるため、自作デッキで勝ち上がるのは容易ではない。初心者なら尚更である。なので、たとえ行き詰まったとしても萎える必要は全然無い。その時は他人のデッキを回す遊び方も試してみて欲しい。
SR0枚デッキ
おすすめデッキの結論はこれら。
赤白速攻(ND)
速くて強くて安い、初心者おすすめデッキ。
速攻は一戦の時間が短く、回転率が高いため、環境のデッキを沢山見れたり、プレイの上達が速いという意味でもおすすめ。今は環境の通りが割と良い。
黒緑速攻(AD)
夢の3ターンキルが可能。環境次第では笑えるほど勝てる。真っ先に試すべきデッキ。
赤青ガネージャー
自信作。それなりの速さと粘り強さとカウンター力。エメラルでクロックを仕込むフリしてモエルを割らせてニヤリと笑おう。
オラクル(ND/AD)
回り出せば手が付けられない展開力。極力スパークを手札に抱えて戦いたい。
祝門/闇エンジェルコマンド(ND/AD)
ザラブで全除去、ダークネスで手札破壊。エメラルでゲートを仕込めば相手に逃げ場は無い。トリガーのケア手段が無いデッキは普通に詰む。こんな理不尽デッキがVR以下で組めるのだからこのゲームは素晴らしい。
SR4枚〜デッキ
資産に余裕が出てきた方におすすめ。SR生成は重たいが、その分強力なのは保証できる。
青白リキピ(ND/AD)…SR4〜
エリート→シャバジャックがとにかく強いが、それに頼り切らないプランを取れるのも強み。雑に殴っても勝てるが、プレイの分岐が多く、玄人も好む。
高額環境デッキ
一般向けデッキ。安さに関する配慮は無いが、仮想敵や将来的に組みたいデッキとして参考にしてほしい。
本記事は環境デッキ紹介が主たる目的ではないため、主要な所だけ掻い摘まみ、駆け足で紹介する。
更新予定…
ND…墓地ソース、白単サザン、モルト、シューゲイザー、ビマナ系(刃鬼、白抜き4C)
AD…MRC、ツヴァイ、ライゾウ
更新終わらん!!!!ごめん!!!
ぶっちゃけデッキ名で検索かければ拾えます
妥協デッキ
初心者が一気に高額カードを揃えるのは破産のリスクを伴うので、まずは妥協構築を楽しむことをおすすめする。このゲームは妥協にまみれた構築でも全然遊べるし、むしろ、足りないカードを補う工夫が楽しかったりする。デッキが徐々に完成していくプロセスをフルに楽しめるのは、ある意味初心者の特権である。
妥協形は個々人のカードの揃い具合によるので、以下のリストの48枚一致を目指さず、妥協の一例として方向性だけを参考にしてほしい。
赤緑モルト
自信作。ライフ→青銅(+設計図)→モルト発射で概ね相手は死ぬ。
更新予定
…サザンガガアルカ、シューゲイザー
過去環境ではあるが、更に過激な挑戦もしていた。興味のある方はどうぞ。
魅惑の環境外デッキ
光と影、陰と陽、地と図…そして環境デッキと環境外デッキ。デュエプレを100%楽しみたくば、環境外デッキを喰らえッ!
・「#デッキビルド杯」の検索結果
・「裏デッキビルド杯」(トスカーナさん主催、ミケガモさん実況)
劇的に面白い。環境に囚われないデッキ作りが凄く刺激になる。
【最重要】環境デッキの調べ方
ぶっちゃけここさえ読めばok
本記事は、初心者の方がゲーム全体の見通しを獲得し、自分の判断で握るデッキを決められるようになるのを重視しています。
握るデッキを考える時に必要なのは、
「どんなデッキに勝てないといけないのか」「今どのようなデッキが勝てているのか」
の2点です。
非常に有難いことに、デュエプレ界にはこの2点を発信して下さる方々がいます。彼らを頼りに「脱初心者」を目指しましょう。
①まめさん(BEANSさん)
@sumamame
まめさんは環境調査グループ「BEANS」の団長。毎日ランクマッチにいるデッキタイプを円グラフにして、BEANSさんが運営する攻略サイトに投稿してくださる。
見れば今流行りのデッキが一目瞭然。デッキ名を参考にデッキリストをtwitter等で調べることもできる。
例えば去年の3/30(13弾環境初期)はこんな感じ。↓
BEANSさんの攻略サイトでは個々の環境デッキの丁寧な解説が掲載されており、こちらも大変参考になる。
②akiraさん
@kurage_akira
akiraさんは環境考察人。活動範囲は多岐に渡る。デュエプレ界のMr.インデックスの異名を持つ(?)。
結果を残したデッキリストをtwitterいいね・RTしてくれるので、フォローすると流行りのデッキに敏感になれる。
また、「海月」というHNでnoteやYoutubeで定期的に環境考察を発信している。初心者の方からガチ勢まで助けられること間違いなし。
最終100位まとめは非常〜〜に便利。身も蓋もないが、構築に迷ったら最終100位に残った方のリストをコピーしておけばまず間違いない。
②まずやる事リスト(始めたての方向け)
リセマラは不要。
1.パックチケットを消費する。
2.「デュエプレを遊ぼう!」を全てクリアする。
3.ストーリーをepisode2までやる。
4.作るデッキを決め、ゴールドでパックを引く。保留可能。
5.(重要)毎日必ずミッションを消化する。
③引くパック・砕くカード
1.引くべきパックは?
先にパック選びの重要性を指摘します。
結論、組みたいデッキの低レアを狙ってパックを選択して下さい。
冒頭で申し上げた通り、このゲームはカードの生成/分解レートが厳しいため、アカウント育成の肝は、カード生成を最小限に抑える=どれだけパックから素引きできるかの勝負になります。
ここで、SR1枚生成にかかるのは2400pですが、VR3枚生成にも同じく2400pかかり、たったR8枚の生成にも2400pかかります。排出率を考えれば、運良く目当てのSRを当てて2400p分浮かせるよりも、低レアの2400p分を当てて浮かせる方が遥かに簡単です。なので、ポイントは極力SRの生成にのみ使い、VRやRはなるべくパックから当てるのがベストになります。ゆえに、低レアを狙うパック選択で、余計な低レア生成を避けるのが重要になるという訳です。
(本筋から逸れますが…ここに課金の旨味があると思います。なるべくパックから当てる方針を徹底すると、新弾が来てもシーズン報酬やイベントの配付パックの開封までは素引きを警戒してカード生成を控え気味になりますが、課金者は新弾発表直後に気兼ねなくパックを引けるので、素引き警戒で生成を待つ理由も無くなり、新弾のカードで遊べる期間がぐっと長くなります。)
さて、引くパックの選び方ですが、それは単純に
引くパック選び=組みたいデッキ選び
です。
前項のデッキ一覧から、組めそうなデッキを選択し、そのデッキの切り札か主要パーツが出る弾を引いてください。
こちらのツールを利用すると、引くべきパックが分かりやすいです。
2.砕いて良いカードは?
ところで、砕く/砕かないの基準には、
・最善:全カードを砕かず持っておく
・次善:使い道が無い弱いカードだけ砕く
・次次善:入るデッキは存在するけど今は使わないカード達を、そのデッキごと諦めて砕く
・最悪:もう既にカードを砕きすぎていて、新しいデッキを組むために、残すべき強いカードまで砕く
の4基準があり、資産が潤うに連れて、プレイヤーの基準は段階的に「次次善」→「次善」→「最善」と進んでいくと分析出来ます。というか筆者がとやかく言わずとも、長く遊んでいれば自然とそうなっていくものです。
しかし中には、目先の快楽を優先し過ぎて、「最悪」に転落し、ほぼカードが消失してデュエプレを辞めた人もチラホラいます。なので、あなたがそうはならないように、
当記事は、次次善のやり過ぎを全力で止めます。
もちろん、全て砕くなという訳ではありません。始めたての頃は当然1ポイントもありませんから、ある程度カードを砕かざるをえません。
問題なのは、一番砕く必要性が高く、砕く量もピークのタイミングが、このゲームに一番無知な、始めたてのタイミングと重なることです。これで間違った判断をするなという方が酷です。
これを踏まえた筆者の考えるベストムーブは、砕くピークを少し後にずらし、いきなり「次善」段階から始める、というものです。
一番最初の分解はこむさんの動画(SR・VR編、C・UC・R編)を参考にしつつ必要最低限に抑え、低資産デッキを組み、それでゲームに慣れ、当記事やakiraさん・BEANSさん・youtuberの力を借りつつゲーム全体の見通しを獲得し、初心者を脱却した上で、自分の判断で安全に不要なカードを砕いていくというルートなら後悔しなくてすむと思います。
具体的なアドバイスを少し。
・環境デッキのパーツは砕くと後悔します。環境デッキは予め把握しておきましょう。「その環境デッキがまだよく分からんのじゃい」という方は、まだ自分の判断で砕いてはいけません。
・弱いと思っていたカードが使ってみると意外と強かったり、誰かがそのカードが入る強いデッキを開発したり、はデュエプレあるあるです。今は本当に弱くても、次の弾で強化が入るかもしれません。昔で言うと黒緑速攻や武者、最近では青黒リバイバーやセラフィナは、砕いた人の悲鳴でtwitter阿鼻叫喚でした。
こういった事故をなるべく防ぐため、せめて、砕くのは具体的に生成したいカードができてからにしましょう。
④デュエプレを楽しんでやる重要性
要は、デュエプレは楽しまないと続かないし、資産も貯まらないよ、という話です。スキップしてok
当記事は散々「カードはなるべく砕くな」と主張して来ました。しかしそれで支出は抑えられても、収入は増えませんね。
収入源=配布されるパックやゴールドの入手手段は、主に
①毎日のデイリーミッション
②月末のランクマッチ報酬
その他イベントやシティバトル報酬等
の2種+αであり、これらを漏れなく、かつ長い期間受け取り続けるのが収入の最大値となります。そこそこ大変です。
ということは、資産がどうとかそれ以前に、このゲームを楽しいと思って自然とプレイし続けて貰えなければ、アカウント育成など無理な話なのです。これが楽しんでデュエプレをやるのが重要な訳です。そもそもゲームなので楽しくなきゃやる意味がないのですが。
…がしかし、デュエプレにはゲームを楽しみにくくする2つの壁があると筆者は考えています。これからその壁を壊していきます。
先に断っておくと、デュエプレは、思い出のデュエル・マスターズをリアルタイムで追体験できて、しかもいつでもどこでも一人でも本気の決闘が出来る最高のアプリです。…そんな神ゲーの何が悪いんでしょうね。見ていきましょう。
1.楽しみにくい理由
①資産問題=鶏が先か、卵が先か問題
(理由の考察ですから、アカウント育成に直接役には立ちません。急ぎの方や興味が無い方は飛ばしてください。)
楽しむのがアカウント育成に重要と言ったばかりですが、「楽しくないから資産不足」でありながら、「資産不足だから楽しくない」でもあるのが難しい所なのです。資産不足解消のために楽しんで続けろと言われても、今カードが無ければ楽しめないだろ、となってしまう訳です。
この、「楽しむ」のが先か、「資産不足の解消」が先か、という問題を、筆者は「鶏が先か、卵が先か問題」と呼んでます。これは、デュエマの楽しさをまだ知らない完全未経験の新規が陥りやすいのではないかと想像します。
この手の問題は一応ソシャゲ一般が抱えるものですが、デュエプレはこれが特に顕著だと感じます。
その理由は、最適なカードの組み合わせを探る事自体が楽しい、というゲーム性にあるのだと思います。
手元にある程度まとまったカードがないと、強いかも?と思う組み合わせを試すことすら出来ません。だから、デュエプレを楽しむには、先にある程度まとまった、網羅的なカード資産が必要(と信じられている)なんです。
その一方、他のソシャゲは、弱い所から戦力を増強し、成長感を得る事そのものを楽しむゲーム性になっています。つまり、先に「楽しい」が来るようになっているという事です。
筆者は、デュエプレの資産問題の本質はここにあると思います。以下で詳しく見てみましょう。
②約束されない達成感・成長感〜ソシャゲと相性最悪のゲーム性〜
(ここ長いです。飛ばして大丈夫です。)
我々は、本質的にはソシャゲの何に楽しさを感じているのでしょうか。筆者は、それは達成感と成長感だと考えます。
これについて、モンストというアプリを例に考えてみましょう。
モンストの優れた点は、達成感と成長感が密接に結びついた仕組みです。
高難易度クエストをクリアするまでの過程で、育成素材やキャラ自体を集めるためにクエストを周回する必要があります。達成感に繋がる手間が丁寧に用意されているのです。更に、その高難易度クエストで獲得したキャラは、別のクエストで使用可能です。
クエスト→報酬→クエスト→報酬…という風に、完結しない目標と達成感の連鎖があり、やればやるだけアカウントが成長するという仕組みが、モチベに直結しています。
想像して下さい。最初から全キャラ・全アイテムが揃い切ってるモンストを。逆に虚無です。モンストは、おはじきゲームそのものではなく、本質的には成長感・達成感に快楽を感じさせているわけです。
今度は「放置ゲー」の代表として、放置少女を見てみましょう。広告でおなじみのアレです。
モンスト等の手間をかけて成長していくのを楽しむゲームに対して、放置ゲーは、逆に極力手間をかけずに成長感を得るゲーム、と言えます。
こちらはゲーム自体は毎日5分ポチポチとログインボーナスを受け取る単調な作業なのですが、(いや意外とゲーム性は奥深いんだけど、)逆に言えばアカウントの成長感を毎日片手間で味わえる仕組みになっており、ソシャゲの本質を突いていると筆者は思います。
また、辞め辛い理由もあります。ゲーム内通貨30000元宝を1.2倍~2.0倍にする重要なイベントが月2回あるのですが、そこまで貯めるだけでも1~2カ月毎日コツコツログインし続けないといけません。そこまで来たら、今日も明日も5分我慢するでしょ。100000元宝貯めて目当ての美少女取るでしょ。ねえ。
プレイヤーの性欲と惰性にダイレクトに訴えてくるので、やはりモチベが落ちにくいです。
更にダメ押しでポケモン(ダイパ等)を例に考えましょう。
ポケモンは、達成感の得方が理想的です。というのも、ポケモンでは常に目標が
①目の前のバトル、経験値…短期目標
②街ごとのジムリーダー戦…中期目標
③殿堂入り…長期目標
と重なっているため、プレイ中常に丁度良い目標があり、自然とそれに向かって頑張れますし、こまめに達成感も得られます。スタートからゴールまでずっとレベル上げで即シロナ戦だとしたら、ポケモンはとんだクソゲーでしょう。最後の達成感以外は苦痛ですよね。
成長感についても、毎回のバトルで貰える経験値が戦力に直結してますし、何より、「進化」という仕組みは目に見える形でポケモンとトレーナーの成長を感じさせてくれます。
ちなみに、ポケGOがリリース後しばらくして減速したのは、ポケGOには短期目標(ポケモンを捕まえる)と長期目標(コンプリート)しかなく、中期目標がないのが一因なのでは?と言っている人がいました。あり得る話だと思います。
ここまでのゲームは、
・達成感を細かく得る
・成長するために頑張る
という仕組みになっていた点で概ね共通していたと思います。
さて。デュエプレはどうかと言えば…
デュエルマスターズが超面白いだけのゲーム
(^。^)タノシー
これです。デュエプレは、カードゲームとしては名作のデュエル・マスターズを、アプリにしただけのゲームでしかありません。
ソシャゲとして、「達成感をこまめに味わう仕組み、自分とアカウントが一体となって成長する、インセンティブが尽きないような仕組み」づくりが出来てないんです。
ここからは、達成感、成長感の観点から、デュエプレを分析してみましょう。
【達成感をこまめに得るのが難しい理由】
デュエプレは、中期目標があまり機能していません。なのでこまめに達成感を得るのは難しいです。
始めたての頃は概ね大丈夫です。ランクマッチには、下から「ビギナー帯」「ブロンズ帯」「シルバー帯」「ゴールド帯」「プラチナ帯」「マスター帯」「レジェンド帯(マスター上位100名)」といったランク帯があり、順に勝ち上がる仕組みになっていて、ランク帯昇格は中期目標として機能しています。
ただ、当記事は毎月のシーズン末報酬のためにさっさとマスター帯にあげちまう事を推奨しているので…実質「シロナ戦までレベル上げ」と同じかもしれません。人によってはだれます。スピード感があればだれずに楽しめますが。
問題はマスターに到達した後で、それからは毎月が、プラチナ帯→マスター帯の繰り返しになります。
こうなったプレイヤーは、もう目先の目標がないので、マスター達成で終わるか、レジェンドタッチか、最終100位というクソ遠い大目標に向けて狂ったようにひたすら戦い続けます。1カ月間。
もう全員戦闘民族です。マジで。
筆者個人としては、それが超楽しいんですけどね。デュエプレの対戦自体はもちろん面白いですし、大目標が達成できれば達成感はいかついです。しかし人によっては、途中で何のために戦っているのか分からなくなり、だれてしまうかもしれません。
【成長感を得るのが難しい理由】
前提として、一般にゲームは、「自身のプレイが上手くなった」ことと「アカウントの戦力が向上した」ことと「道程を前進してること」をプレイヤーに混同させて、「努力を積み重ねて強くなったぞ」と感じさせ、快楽をもたらすものです。先ほどから成長感と言っている感覚がそれです。
その点、デュエプレは「デュエルに勝利する」→→→「報酬増える」の結びつきが弱いゲームです。(長期的には結びつくのですが。)そのため、ポケモンバトルの経験値的なモチベはデュエプレにはありません。ただ相手に打ち克つためだけの闘争が繰り返されます。楽しいけど。
その上、カードを分解する行為は単純に交換レート上損です。ポイントを消費してカードを生成するのは、見方によっては、あり得た可能性をやせ細らせるだけとも言えます。素朴に「やればやるほど戦力向上してハッピー」とは言えないのが、輪をかけて、アカウント戦力増強から成長感を味わうのを難しくしています。
ではせめて道程の前進から成長感を得たいものですが、それも難しいです。
モンストなら、高難易度クエストに何度負けても一度勝てれば「クリアした」ことになります。それは前進としてカウントされます。勝率が悪くても幸せな誤解が可能です。一方デュエプレのランクマッチでは、敗北は次のランク帯昇格が遠のくという事を意味します。勝率がそのまま自分の実力です。そこに誤解は許されません。1度の敗北は1度の勝利で埋めなくてはいけない。
しかも、このゲームは対人戦ですから、概ね2回に1回は負けます。勝ち越す人が居れば負け越す人が同数居ます。これが1番やばい。手間をかけて、真剣に取り組んで、白熱した時間を過ごした結果、ゴールから遠ざかるというのが日時茶飯事なのです。(だからこそ、そのヒリついた勝負に燃えるんですけどね。サイヤ人並みの感想)
そういう訳で、もう本当に「己自身のプレイの向上」という真の意味の成長を楽しむのが一番成長感を感じられるという、ソシャゲらしからぬスポーツ的様相を呈しているのがデュエプレの課題だと思います。実際これはこれで楽しいのですが、「皆が幸せになれるソシャゲ」としてはまずいだろうと思います。
以上、成長感を得るのが難しい理由でした。
本項をまとめますと、
①マスター到達以後は中期目標が機能しにくく、達成感をこまめに味わいにくい。
②・勝利と報酬の結びつきが弱い
・対人戦ゆえに、普通に負ける&幸せな誤解が許されない
→成長感が得難い。
①と②が相まって、なんか楽しくない。となりがちです。
(蛇足 なぜこうなった)
本来デュエル・マスターズは顔をあわせたコミュニケーションツールであり、勝ち続ける事が至上の目的とは限りません。小学生どうしなら尚更です。思い思いのカードをぶつけあって、相手との駆け引きをワイワイ楽しむ、そういう楽しいゲームです。週に2〜3回もデュエルすれば多い方、十分決闘者でした。勝率も意識しませんし、毎日デュエルしてミッションを消化する必要もありませんでした。デッキ作り・カード集めは、パックを剥いたり、友達とトレードを繰り返して組み上げるものだったので、自分と一体化したデッキが徐々に成長していく感覚が味わえました。財力に物を言わせる場合も、自分=財力=デッキですから気持ちの良いものです。しかし、それをアプリに落とし込んだら、なんか…こうなっちゃった、っていう話なのかなと思います。ゲーム自体は楽しいのにデュエル狂いしか楽しめないソシャゲになってしまったのは、運営が無能なのではなく、デュエマとソシャゲの相性が悪い、それだけなのだと思います。ソシャゲという箱の中では相当上手くやってる方だと個人的には思います。
2.デュエプレを楽しむために
ここまでの話の裏を返せば、成長感・達成感を十分感じられて、その上コミュニケーションツール的にも遊べて、更に飽きずに続けられるゲームなら、自然と資産が貯まっていく正真正銘の神ゲー、ということになりますよね。
ここからは、この3点をカバーし、デュエプレを真の神ゲーにする作戦を提案します。
【成長感・達成感を感じるために】
①本記事を利用し、最短距離でアカウント戦力やランク帯を上げよう。
②自分で目標を設定し、細かく達成しよう。
③ランクも、デッキも、柔軟に。
【コミュニケーションツールとして】
④可能なら友達とやろう。それかチームに入ろう。
⑤twitterやMirrativをやり、承認欲求を満たそう。
【飽きない遊び方】
⑥ビート、コントロール、コンボの3種類のデッキを組み、握りかえよう。
⑦その時々で、楽しめるプレイスタイルに乗り換えよう。
以下で詳しく見ていきます。
①本記事を利用し、最短距離でアカウント戦力やランク帯を上げよう。
デュエプレは、成長感を味わう導線が曖昧です。「強いデッキを組む」→→→「ランク上がる」→→→「報酬増える」の結びつきが弱いゲームです。
しかし、ゲーム序盤に限ってはそうでもありません。本記事を参考に、スピード感を持ってストーリーやランクを上げれば、だれることなく、メキメキとカード資産が揃う感覚、すなわち成長感を得られると思います。
カードの砕き過ぎには注意して下さいね。
②自分で目標を設定し、細かく達成しよう。
ある程度やりこみ、プラチナ→マスターの往復になると、中期目標が消えます。
そこで、新しいデッキを組むとか、プレイを覚えるとか、レジェンドタッチするなど、適宜自分で目標を据えると、だれずに楽しめると思います。
③ランクも、デッキも、柔軟に。
「最短距離で上げろ」と言いましたが、そう上手くいきゃ苦労しねえぜ!って話ですわな。はい。あなたが正しいです。
「さっさとマスターに上げよう」というのはあくまで効率厨向けのアドバイスです。このゲームは、マスターに上げられないと楽しめないとか、馬鹿にされるとか、そういう窮屈なゲームではありません。
ランク帯が低いことなんて気にする必要ありません。勝者と敗者の数が丁度同数になる対戦ゲームで、負けるなんて客観的に見て当たり前です。初心者なら尚更ですよね。
ランク帯が低いと、同程度のランク帯の相手にマッチングしますから、デュエルが白熱します。楽しいです。無理にマスターに上げるよりもこちらの方が楽しいと思うなら、むしろこっちのほうが良いですね。
そうそう、加賀美社長のプレイスタイルを見習いましょう。彼はかなり堅実なプレイをする男ですが、ランクにこだわらずに課金しながら楽しんでます。
確かにマスターに到達しないとアカウント育成は後手に回りますが、楽しむ事と資産問題解決の関係は、鶏が先か、卵が先かの関係なので、とにかくどちらかが先に満たされれば、後はどうとでもなります。気にせず遊びましょう。
ちなみに、筆者はデュエプレを始めて足掛け3ヶ月、マスターに上がれませんでした。それでも目茶苦茶楽しかったです笑
ちなみにちなみに、高すぎる理想に悩む人は、高レート帯にこそ多いようです。毎月レート1700常連の方などは、自分に求めるハードルが高過ぎるのかもしれません。俺は言いてえよ。俺1700いったことねえよ。あんた達凄すぎるよ。
デッキに関しても、柔軟に行きましょう。
理想のデッキレシピがあったとして、それが資産不足で組めない時、それをどう取るか次第で楽しさが段違いです。
資産不足は創意工夫の余地と捉え、そこを楽しむ、というのはいかがですか。
例えば、あるデッキに皆が入れてるけど自分は持っていないカードが3枠あったとしたら、他の人が入れない3枚を入れ、プレイする権利が自分にはある訳です。これは屁理屈ではなくて事実です。その3枠はデッキの伸びしろであって、同時に自分自身の伸びしろです。その成長を楽しみましょう。そうやって組み上げたデッキで勝ち上がるのを想像したら、昂ぶってきませんか?
筆者はこういう感覚が好きすぎて、資産に余裕がある今でも縛りプレイをする程です。個人的には、創意工夫こそがカードゲームの醍醐味だと思っています。
④可能なら友達とやろう。チームに入ろう。
デュエル・マスターズは本来コミュニケーションツールですから、その本来の良さを取り戻す作戦です。
デュエプレは友達と会話しながら対戦すると楽しさが段違いです。対面でやるなり、通話でやるなりして下さい。画面共有してランクマッチを一緒に戦うのも楽しいですよ。
デュエプレ界隈には沢山のチームが存在しており、チーム内で交流を深めているようです。デュエプレ友達が少ない場合は貴重な場になるでしょう。筆者はチームに所属していませんが、良いと思います。チーム。へへ。
Mirrativという配信アプリを使えば、リスナーと一緒にランクマできます。想像の1000倍楽に配信できる良いアプリです。自分もやってます。(友達が少ない筆者イチオシ。)
あっちむいてホイがあのゲーム性でもギリ盛り上がれる理由って、人と対面で遊んでるからだと思うんですよね。他人と感情を共有するだけで、案外楽しいものです。
⑤twitterをやり、承認欲求を満たそう。
第3弾の頃、自分がマスターに到達したデッキを投稿した所、回し方を尋ねられたので回答したら、後にその方から、自分のデッキでマスターに到達できたと報告を受けた事があります。かなり嬉しかったです。
筆者がランクマッチで瞬間一位を取り、デッキリストを公開した際は、沢山のいいねやおめでとうコメントが貰え、これまで感じたことの無い高揚感と幸福感に包まれ…控えめに言ってガンギマリでした。はい。
ランクマッチは、本質的には自分との戦い、孤独な戦いです。だからこそ、同じ戦いに挑む方々との関わりは暖かみがあったりします。
しかしtwitterでは、当たり前ですが、強い人程頻繁に見かけます。彼らと自分を比較して落ち込む位ならやめておきましょう。それでデュエプレを嫌になっては元も子もありません。そういう人も稀にいます。
⑥ビート、、コントロール、ビッグマナの3種類のデッキを組み、握りかえよう
同じデッキばかり使うと、飽きます。ソラソウ。戦術が大きく異なるデッキを持つのは、精神衛生上大事です。
また、戦略的に考えても、今流行りのデッキに強いデッキを選べるため、デュエルの前から有利に立ち回れます。
まずは、ビート、コントロール、ビッグマナの3種を揃えるのがおすすめです。次に組みたいデッキを考える際の参考にして下さい。
以下、初心者向けに各タイプの説明とデッキ例を挙げます。
ビート(ビートダウン)
コントロール
ビッグマナ(ランプ)
⑦その時々で、楽しめるプレイスタイルに乗り換えよう。
続けてきたソシャゲが、「最近楽しめないな〜」と感じた時って、大抵は、即「じゃ辞めるか」とはならず、「できれば楽しく続けたいんだけどな〜」ってなりますよね。
デュエプレの場合は、自分の楽しみ方が今の環境に合わないと感じた時は、都合良く楽しみ方を変えてしまえば良いのです。
一般に、カードゲー厶のプレイヤーの楽しみ方のスタイルは、
「ティミー」(=体験重視)
「ジョニー」(=自己表現重視)
「スパイク」(=競技性重視)
の3種類に分類されると言われています。
ただし分類と言っても、同一人物がティミー成分・ジョニー成分・スパイク成分を全て持っていて、その割合に大きく個人差があったり、時期にによって割合が変化したりするだけです。
この成分を、環境に合わせて選択的に優位にさせ、楽しみ方から変えてしまいましょう。「あれが駄目ならこれでいこう」です。
例えば、余りにも勝てなくて辛い時は、体験重視のハッピーデッキを握ってみる(スパイク→ティミー)とか。
例えば、オリジナルデッキで勝ち上がるのが困難な程環境デッキが強過ぎる時は、いっそ自分が強いデッキを回す側に立ってみる(ジョニー→スパイク)とか。
以下、スタイル毎に大変参考になるリンクをご紹介します。
ティミー(体験重視)向け
ジョニー(自己表現重視)向け
スパイク(競技性重視)向け
⑤まとめ 最速アカウント育成法
これまで長い記事にお付き合いくださりありがとうございました。本項では、本記事の内容を簡潔にまとめます。
①本記事の「やることリスト」をこなす。BASIC速攻を組んでストーリーを30階までやり、「デュエプレを遊ぼう!」をクリアして、パックチケットを消費する。
②本記事のデッキ紹介から組みたいデッキを探す。そのデッキに基づいて必要な弾を選び、ゴールドで引く。
特になければ、
黒緑速攻→オラクル→祝門
の順に試す。
③日々デュエル。情報発信者を頼りに、初心者を脱却する。
④マスターに到達する。できたら凄い。到達したら、#デュエプレと付けてtwitterに報告してみましょう。
⑤あまりカードを砕かずに続ける。
これらを実践することで、最短距離でカードを揃えていけることでしょう。
本編は以上となります。デュエプレを始める・始めた方に少しでもお役に立てたら幸いです。
記事の作成・更新にあたって、多くの方のTweetや動画を参考にしています。本当にありがとうございます。
それではさようなら。
2021.9.26 ぬるぬる侍