【連載】僕の親友は不法滞在7
7 不法滞在者を雇うと
彼は人づてで仕事先が見つかったが、本来不法滞在者は仕事を見つけるのはあまりにも大変だ。
日本人の想像以上に大変なんですよね。
まず普通は雇うのなら日本人を雇いたいと思うはずですよね。だから外国人を雇う経営者は何かしら普通とは違うということが大前提。
その理由はいろいろあるでしょうが、人手不足でとにかく人を雇いたいとか、安い賃金で雇いたいとか。ボランティア精神から外国人を雇いたいと思う経営者はほぼいない。
そして外国人を雇うなら日本語がちゃんとできる人がいいはずだし、実際募集しているのを探すには日本語がちゃんとできてないと探せない。面接だってもちろん日本語だし。
これが不法滞在者であればなおさら採用されない。
不法滞在者を雇えば、不法就労助長罪として懲役3年以下、罰金300万円以下が課せられます。知らなかったという言い訳は通用しません。確認すべき義務があるからです。知らなくても課される可能性があり社会的に信用失墜になるので気をつけなければならない。以前、某タレントの玉子焼き屋のお兄さんが書類送検されてました。知らなかったでは済まされませんでした。
外国人、特に不法滞在者を雇う経営者は相当普通ではないです。奴隷にさせられるか、倒産寸前であるか、言葉は悪いが無知でバカな経営者か、いずれにせよまともではないです。
甘く考えてるベトナム人が非常に多く不法滞在してしまう人がいまだにあとを絶たない。悲しい結果になることがとても多いです。
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