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2020年8月18日(火)

起きて森を起動してカブ価チェック、見回り、声かけ。午後になったらカブが急騰していたので即全売り。1カブ97ベルが393ベルで売れたのでかなりの儲けである。やったー。

掃除して、グレーテルのかまど「原三渓の茶巾絞り」の再放送。初回放送時は、ながら見していたので今回はちゃんと見ました。

ハマっ子である私にとって三渓園は、昔の桁違いの大金持ちが造った庭を一般に公開してくれてマジ感謝…と原三渓へ親しみを感じずにはいられない庭園なわけですが、庭を公開しただけでなく、関東大震災の後には私財を投じて復興に尽力していたと知り、ますます好きになっちゃうな…という気持ちに。

「無私の人」であった原三渓。そんな彼の長男が若くして逝去した直後に開かれた伝説の茶会と言われる席で出されたのが、さつまいもの茶巾絞り。茶席を彩るしつらえは全てが若くして亡くなった人を悼むものであり、時期がまだ早いさつまいもを使ったのも同じ理由から。三渓の悲しみが静かに伝わってくる茶会だったそう。とても優秀で審美眼を受け継ぎ将来を期待されていた息子だったそうで、三渓の悲しみはとても大きかったと思うけど、それを表には見せず、そのような茶会を開くだなんて。切ないし昔の文化人よ……。

この後はだるくなって少し寝てしまった。起きて夕飯の支度。冷汁だったので、豆腐の水切りと冷やす時間を逆算して調理。というわけで夕飯は、ツナとトマトの冷汁、ねぎのふんわり卵焼き。ツナはクセが少なく優しい味に仕上がったし、トマトとの相性も良かった。冷汁のすり鉢は田谷直子さん、ご飯の器、卵焼きの四角い皿は伊藤聡信さん、箸置きは忘れた…。

食後は、赤毛のアン34話目「ダイアナとクイーン組の仲間」。ダイアナとアンの将来が違っていくことが分かり、ダイアナがとっても良い子だというのがよりよく分かる回。アンへのダイアナからの手紙は真心がこもっていて素敵だ。(アンは)自分のことばかり言ってダイアナの気持ちを考えたことはあったのか?というマリラの問いかけも良い。大人として親として愛を持ってアンを諭すマリラ。そしてマシュウの「そうだよアン。それにその、アンはもう孤児なんかではないよ。」という言葉!アンが感激して「マシュウ…」と言うのだけど、それと全く同じ気持ちと顔になっている私なのだった。

そして35話目「夏休み前の思わく」。地味な回だけど、アンをとりまく大人たちがアンのことを見守っていることがよく分かり、それを知らずに夏を満喫して楽しむアンの姿とのコントラストが良くて私は好きだ。隣人のレイチェルリンドさんがアンを褒めるシーンは、マリラがとても嬉しそうな顔をするから嬉しいし、同じようにアンを見守っている我々視聴者には「分かる〜!」となって良い。マシュウの心臓が心配になる回でもあるけれど…。

赤毛のアンの後は、マツコ の知らない世界とNHKのプロフェッショナルを見てから23時前に風呂。えらい。風呂後は、趣味どきの「人の暮らしと、台所」の中村好文さんの回の再放送。YouTubeで動画いろいろ。また「ばらの花」を折坂悠太と中村佳穂がカバーしてるのを見た。中村佳穂の声は本当に心地良いなあ。良い気分で眠れそう。

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