封印映像 3 廃トンネルの呪い
2011年作
視聴方法:OSOREZONE
3作目、2作目が割と面白かったのでちょっと期待
音楽レビューとは違い、簡素に纏めることが出来ないので長くなります
結論から書いたら良いのかな?
1.赤い服の女
・よくあること
大学の視聴覚室でビデオカメラを借りたら、中にテープが入っていましたとさ
内容はそのビデオカメラで廃墟撮影していた2人組が呪われる内容
しかし喋りがいちいち気持ち悪い...
廃墟探索中、ふわっと赤い服の女?が部屋を歩いていく(透けている)
ただそれだけだが、割と良い映像だと思う
その後、2人組のうちカメラを持っていない方は失踪しました
撮影した方は、大学の授業中に発狂してそのままどこかで自殺しました
映像を確認すると、他にもその女が映ってるらしいのこと
窓にべちゃっと張り付いた女が現れていた
カメラ撮影していた男は明らかにそれに気がついてたみたい
2.のぞき
・霊に同情する
公園で色んなカップルを盗撮する投稿者
ある時、カーセックスを始めようとするカップルを発見
興奮する投稿者
正面から撮っていたが、回り込んで違う角度から撮影しようとすると車内にとても良い笑顔をした顔だけの霊を発見
(そりゃ霊もセックス見たいよな)
盗撮がバレてダッシュで逃げるものの、捕まる投稿者
(瞬時に服を着てダッシュできる辺り凄い)
ヤカラカップルにカツアゲされて怯える投稿者
その瞬間、衝撃音と共にカップルは死にましたとさ
その正体はカーセックスをしていたカップルが乗っていた車
やっぱ霊もカーセックス途中で中断したことに怒ってるんやろな
その後、事故車がどうのこうの取材
3.特殊清掃
・面白がるのはやめようね
あるアパートでの特殊清掃時の隠し撮り動画
2人組で掃除、その内の1人が隠し撮り(部下)
風呂場を探すと干からびたペットの死体が
しばらく掃除してると部屋にこたつがあるのを発見
そこに老人の干からびた死体があるのを発見
上司が警察に電話してくるとの事で外に出る
撮影者はすげーとか言いながら動画撮影をしていると、どこからか声がする
1度目は不審に思う程度だが、2度目の声で何かを察した撮影者はダッシュで外に出てそのまま倒れてしまう
その後、そのテープを投稿してきた人に話を聞く
持ち主は撮影者の上司
外で倒れた後、撮影者が撮影してる事に気付いたらしい
動画撮影者は自殺したらしい(撮影したアパートで)
動画内に音声が聞こえるらしいので検証
いつも思うが、この手の動画検証は飽きた
字幕がないと何言ってるか分からないから
逆に言うと字幕で誘導してるのでは?と思う
4.廃屋の呪術
・呪術は正義
とある番組での霊能力者による心霊写真の検証、という企画
投稿された写真は大体は無害だが、3枚ほど危険なので投稿者との電話で事情を聞く事に
最後の1枚が1番やばい写真らしい
投稿者に
"何か危険なことはないか?"等聞くと娘が大怪我をしたという
霊能力者が投稿者に
"何か変わったことはありませんか?"と聞くが特に何もないらしい
何かを察した霊能力者が、投稿者に詰め寄る
"何があったの?"
"正直に言ってください"等
すると、投稿者がいきなり笑い出す
かなり笑っている
霊能力者は何か異変を感じたのか、その写真を凝視する
すると、電話の音声が霊能力者の音声に切り替わり
"正直に言ってください"
の部分が延々ループされるようになる(声は変化していく)
それと同時に動画に謎のノイズが乗り始める
投稿者が謎の呪文みたいなものを唱えると霊能力者は魂を抜かれたようになった
その瞬間どこかの風景の動画に切り替わる
ノイズがあらゆるところに発生し、廃墟のような場所に切り替わる
動画の中心に、ムーンウォークする女性が現れる
(割と自然で怖い)
その女性は端っこで消滅する
動画は切り替わり霊能力者の顔が映された瞬間、霊能力者は吐血する
その後、勿論霊能力者は死亡
その通話相手も消息不明とのこと
通話相手の電話番号から住所を割り出したスタッフがその場所に突撃
廃屋らしき場所に入った瞬間、ホワイトノイズ的なものが乗る
しばらく探索すると、その場所が動画に出てきた廃屋だと分かる
やがて、女性がムーンウォークしていた場所を発見するが不可解なものを見つけてしまう
霊が消えた跡には死んだ霊能力者の写真が釘で刺されていた
その向かいには心霊写真にも釘が刺されていた
どちらも写真から血が滴り落ちている
5.廃トンネルの呪い
・安定の監督クズ
心霊DVDの撮影
グラビアアイドル2人組が、夜の心霊トンネルに突撃
トンネルの真ん中で女性がクラクションを3回鳴らすと霊を呼び寄せるとかなんとか
とりあえず真ん中まで行き、クラクションを鳴らすものの何もなし
一旦出口まで出て、Uターンしてまた真ん中まで戻ると異変が
運転手が何か聞こえると不安げに話す
その後、衝撃音がして車のアクセルが効かなくなる
同乗者が異変を確認しようと車の周りを確認すると、後部座席に複数の霊がこちらを見ていた
驚いてトンネルをダッシュで抜ける同乗者だが、やはり心配になり車の場所まで戻る
すると運転手が車の前で横たわっており、耳から血を流していた
後から事情を聞くと、運転手は自分で両耳をボールペンで刺したらしい(もちろん耳は聞こえなくなった)
耳が聞こえなくなった運転手にインタビュー(筆跡で)
トンネルで"何が聞こえたのか?"
との問いに対して
"なぜ聞こえないの?"と返す
"何が聞こえてるの?"と問うと
よくわからない文章が聞こえてるらしい
ちなみに今も聞こえてるらしい
その文章の解説があったが興味なし、それ元ネタをもとに作ったでしょ
なかなか面白かった
特に、呪術系の呪いのビデオ的なシーンは単純に見てて引き込まれた
前作には負けるが、結構面白いホラー作品なのでお勧めはできます
評価:7/10