賃貸業者さんとの闘い(2021/2/6)
前回記述した、住むところが決定したよ!というお話だが
これには紆余曲折、試行錯誤、七転八倒あるのである。
まず、こちらは某県内なら結構知られている賃貸業者さんで、
物件の賃貸から引っ越し、管理までなんでもやる不動産業者なのだ。
まぁ、とても親身にだとは思うのだが、いろいろと起きたハプニングを記述しておこう。
資料の判子を押し忘れる
最近は、ペーパーレスというのが世界の流れ、いや日本の流れになっているといっても過言ではない。
不動産業や金融業ではまだまだ、紙に頼っているが今そのペーパレスの流れが来ている。
例に漏れず、この不動産賃貸業者もその中の一つだ。
「いやー今話題のペーパーレスですからね!
電子でサインと印鑑が押せるんですよ!」
ほぉ…今の時代はそんなに便利なのか…
「では。この書類はメールでURLで送信するので、アクセスをして内容を確認してサインしてください!」
ふむふむ、紙で見せてもらった資料と違いはないな… 送信っと…
「契約ありがとうございます!、本日は以上となるんで鍵の受け渡し日はご連絡致します」
おー終わった!終わった!近くのレストランでも寄っていくかー
プルプルプル
「ぬるさん?すこーし印鑑押してもらわなきゃいけないので、お店に戻ってきてもらえませんか?」
そうかそうか…やっぱ印鑑は必要だったか…
そうしてお店にいったん戻り、とある資料に印鑑を押して無事に家に帰ることができた。
次の日
プルプルプル
「ぬるさん?印鑑押してもらわなきゃいけない資料がまだありました。お店に来店することはできませんか?」
いくら近いといっても、電車で40分ぐらいかかる。
「それは無理です。仕事もありますし、直近は無理です。」
「では、わたくしが家に伺いますので、印鑑をお願いします。日程は再度ご連絡します。」
しばらくして、
「申し訳ございません、。印鑑を押してもらう重要書類を持ち出すことはできないため、郵送します。」
持ち出すのはだめでも郵送はいけるのか…
料金マシマシの初期費用
どこの賃貸仲介業者さんも同じようなものだが、
初期費用の見積もりは、かなりマシマシなのである。
・光触媒コーティング
・初期クリーニング費用
・仲介手数料1か月
・火災保険
等々、丸々ひっくるめて25万とか取るのである。
もちろん、敷金・礼金も1か月を取るので、このぐらいの金額感になるのは頷ける。
何も考えずにお金を払える人は、かなり良心的なお客だ。
皆さんの記憶にも残っているだろうか?
アルコールを含むガスが引火して音速を大規模な爆発を引き起こしたという事件だったのだが、
不動産会社の闇が明るみに出てしまった事件でもある。
クリーニング費用だが光触媒コーティング費用だがに含まれている除菌消臭用のスプレーをお店で一生懸命廃棄していたら、引火してしまったのである。
入居時や退去時のクリーニングで除菌消臭スプレーが使われていなかったのである。
そんな事件を起こしている不動産業者がいるにもかかわらず、初期費用でクリーニング代を請求しようとしているのは些か憤りを感じるところである。
事前連絡が遅い
物件契約時に持っていく持ち物は何が必要なのか。
「この物件に決めます!」
と言ってから、3日ほど音沙汰がなんもなく
ついに、契約当日に来たのは、
「本日は、16時からのご契約になっていますので、ご確認をお願い致します。」
何を確認すればええねん…
今日の持ち物は何が必要か聞いて、契約に臨むと…
先ほどのペーパレス事件が起こります。
契約時には、
「入金がないと、鍵の受け渡しができないのでしっかりと期日までにご入金ください!(キリッ)」
いやいや…分かるが…分かるけども…
もちろんこちらはしっかり、前日に入金し
「鍵の受領日をご教示ください。」みたいな旨を伝えたところ・・
一向に連絡が来ない!
えぇ!?そっちは入金しっかりしろって言ってたのに!?この有様ですか!
奥さんのピアノの搬入見積とか出してもらわないといけないので、
引っ越しする前にピアノ業者さんを家に呼んで、ピアノを運び入れる見積してもらう必要があります。
鍵を受領しないと見積してもらえないので、なるはやでスケジュールが欲しいのです。
そのことは伝えてあって、知っているはずなのに
一向に連絡が来ない!
もうせかすように連絡すると、「現在鍵が到着しました。」
「鍵が到着しました」じゃないよー!
到着予定の日程を教えてくれればいいのにー!
そこからピアノの搬入見積を業者と調整する羽目になりました…
ココから学んだ教訓は、
「相手が何を求めているのか、正確に把握すること」
「相手がどんな人かを知ったうえで、付き合い方を考えること」
ですね。
いやーまだまだ人生って奥深い…
個人事業にもこの反省は活かし行きたいと思いました。
それではまた次回!