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公共交通機関で秋の九州遠征 | 岡城さんぽ編

今回の旅の総スケジュールはこちら↓


阿蘇を出発

6:32 阿蘇駅 → 7:49 豊後竹田駅 →岡城へ(徒歩)

朝4:30に起床。窓の外は、暴風雨。ワンチャン阿蘇山……(←)と思っていましたけど、これじゃあムリだな……とさすがに諦めて、真っ暗な部屋で(←ゲストハウスの4人部屋でした)、始発の列車に乗るべくライトを頼りに静かに荷造りをし、宿を立ちました。ガスって全く見えない阿蘇山を、宿から、いや駅からも(笑)、見納めさせていただきました😣

始発の列車の乗客は、先客のお客さんが一人で、終点が近づくにつれて学生さんがちらほら乗車……お友達同士で座っても、寝てたりスマホを見てたりしてて、すごく静かな車内でした。熊本か大分?(県境を意識していなかったので曖昧ですが……)の学生さんはこれが通常なのか、ただ単に朝仕様だったのか、どちらだろう……とぼんやりしていたら豊後竹田駅に到着です(笑)。

ロッカー問題 in 豊後竹田駅

そして豊後竹田駅での私の最大の心配は、「ロッカー問題」でした。事前にHPで調べた所、スーツケースと登山ザックが入るサイズのロッカーは一つしかなかったのです……!それも最新情報なのか定かではなく、観光協会に電話で問い合わせようかなーと思っていたのに当日まで失念したことに前日に気づき、内心ドキドキでロッカーにご対面。ロッカー、ありましたー!そして事前情報通りのたった一つしかない、狙いのサイズも空きでした……ふー。それにしても全部(小)と(中)とかなら見かけますけれど、大きいサイズが一つだけ+(小)と(中)の組み合わせ、って初めて見ましたね。とりあえず作りました感すごいです。実は駅の構内に観光案内所があって、営業時間内はこちらで預かってくれるっぽかったので、ロッカーの需要はそれほどないという判断だった可能性が高いですが。


Q: 万が一、ロッカーがなかったらどうしますか?
A : 岡城を諦めてそのまま大分方面へ向かう or 案内所の営業時間まで待機


都市部の乗り継ぎではないので、乗り継ぎ時間に余裕があるのです(ちなみに15分くらいでした)。なのでロッカーチェックしてすぐに戻ればそのまま進むことも可能でした。もしもその状況だったら、どちらを選んだかは分からないですが、岡城の素晴らしさを知った今なら、岡城チャンスを逃すのはもったいないので、迷いなく後者を選びますね!

岡城攻略への道のり

岡城の開城時間は9時。公式HPのアクセス時間は約30分。スイスイ歩けば早く着きすぎてしまうし、どっか寄り道していこう!と思って城の付近を軽く検索して発見したのがこちらです。

「岡城のピアノ」

シュールすぎる……!こういうのにすごく惹かれるんですよねぇ……。リアル「ピアノの森」じゃんー!と画像を見た瞬間からテンションが上がって、こちらを目指して一直線(笑)。ただ、こんなに盛り上がっておいてなんですが、結論こちらには行けませんでした← もはやこちらを目的地にして歩いていたら城から遠ざかっていることに気が付き、城寄りに軌道修正したらピアノから遠ざかってしまって(笑)。地図だと近そうなんですけど、同じ道上ではなかったみたいなんです。なので、今振り返ってもどうやって城までたどり着いたのか分からないという……大雨で全体的に霧っぽかったし、強風と重力で山城に登るのって辛い……疲れた……っていう記憶しかないです←

霧と曲線がヨーロッパ感

城ですれ違ったのは二組だけでした。登り切ったときと、歩き始めてからしばらくは、太陽も出ていなくてちょっと怖い感じでしたけど、熊がいないと分かっているだけで安心度が違いますね……(九州の山と城のありがたい点はまずこれだと思ってます)。

「本丸跡」からの景色。ずっと見ていられる美しさ……!

敷地内はかなり広いので、歩いていてもずーっと楽しめます。パンフを見ながら歩いたのですが、かなり見ごたえ&撮りごたえがありました。あと、天候のことは置いておいても、全体的に日本の城っていうよりは欧州の古城感があるなぁという印象を受けたのですが、後で調べたらやっぱりそうでした!(石垣やデザインについて既に言及されている専門家の方々の記事も拝見しました)

美しい城内の裏側

一周しながら端から端まで廻った(はず……)なのですが、こんな台風の中なのに、全体的に城内が美しいことが気になっておりました。枯葉や枝など、自然のものがもっと落ちててもおかしくないと思ったんですよね。でもそれも納得、敷地内の入り口から一番遠い辺り(下原門跡)を歩いていたとき、作業中のおじさま3名を拝見しました。この人数で美しい状態が保たれていることに尊敬の念を抱いたと同時に、そもそもこの広さを美しい状態でキープするのは、昨日今日の作業だけでなくて、日頃からマメに作業していないと無理だろうしなぁ……と大変感動しておりました(←お声がけは邪魔かなと思い、感謝の念を込めた挨拶に留めました)。夏は日陰もあまりない所なので、大変だと思います。やはり入場料を上げて従業員の皆さまに還元してほしい……と旅あるあるの気持ちでいっぱいになりながら、岡城を後にしたのでした。

豊後竹田を出発

岡城からは、正規のルートで豊後竹田駅まで向かいました。城下町は歩けば看板があるので歩きやすかったです。豊後竹田に宿をとるプランも考えていたので、次回はそれもアリだなぁと思っています。

12:12 豊後竹田駅 → 13:23 大分駅 →  別府駅

豊後竹田駅からは、大分駅で乗り換えて別府駅まで向かいます。この日は列車遅延があって大分駅での乗り換えに時間がかかったので、途中下車をして別府駅まで向かいました。宿に荷物を置いて温泉を楽しみましたが、別府も2泊じゃ足りない場所だと感じました……(だって温泉がありすぎるのだもの……)!翌日からは本命の登山2連戦です!

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